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市川 麻生珈琲店 [珈琲]

4月某日
市川 麻生珈琲店 ブレンドコーヒー 500円前後

30年前から通っている珈琲店で、いわゆる地方都市?の名店。かつては入りにくい雰囲気の、ジャズのかかった狭くて暗い店、といった印象だったが、ペーパードリップで淹れる珈琲は繊細な味で強烈においしかった。同じものを注文しても淹れる人によって味が違うのだが、それも楽しかった。自分でもさんざん豆を買って、お店の味を再現したりして楽しんでいた。バブルのころは市川駅前や小岩などにも支店を出していたが、現在は私の知る限り、駅から南方向に数百メートル歩いた本店のみの営業だ。

お店が地域に浸透してからは、おば様たちの集会場になったり、常連たちのたまり場などになっていったようだ。様々なメニューを楽しむことができるが、当時は珈琲こそバラエティーに富んでいるものの、食べ物はハムサンドなど、珈琲に合うシンプルなものしかなかったように記憶している。チーズケーキがメニューに加わったときは、注文できるものが増えてなんだかとっても嬉しかった。このお店の珈琲を、私はどれだけ沢山のんできたことか。

書きにくいことを書く。当初は焙煎して1週間、挽いて一日、淹れて30分、といった原則通りにコーヒーを扱っておられたように記憶している。薫り高く、コクも切れもある、素晴らしいコーヒーで、豆による味の変化も楽しかった。10年ほど全く顔を出していない時期があり、またお邪魔するようになってから、珈琲の味が大きく変わってしまったことに気付いた。ホテルにコーヒーを卸すなど、商売が大きくなっているようで、重ね重ね書きにくいが小売りの豆の鮮度なども落ちてきているように思う。家人などは最近はよそのお店で豆を買ってくるようになってしまった、、、。残念だ。

このお店に通い詰めた時期が長く、今でもあばたえくぼ状態でこのお店を愛しているのだが、昔と同じ味の珈琲をもう一度飲んでみたい、と強く願っている。

良い;地方都市の本格的な珈琲店 自家焙煎 産地に出向いて珈琲豆を選んでいるという 居心地のいい店内 放っておいてくれる程よいサービス
もっと良くなる;とにかく大好きなお店です 昔日の輝きを取り戻して欲しい
また行く?;Yes
総括;地方都市の自家焙煎までしている本格的珈琲店 固定客も多い 小規模な商売をしていたころの味を求めるのは我儘だろうか?
タグ:珈琲
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