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新宿 渡邉 [日本蕎麦]

5月7日
新宿 渡邉 かさね 850円

仕事の後に時間ができた。今日は良く働いて納得のいくプレゼンができた。心地よい疲れと共に渡邉を目指した。確かこれで2回目。郵便局の裏に回って、、、あったあった。一人で入店すると通路脇のカウンターに座れ、と。これでは落ち着かないかな?半分あきらめつつ”かさね”をお願いした。

お茶は出ない。出入り口は開けっ放しで、外の喧騒とタバコのかほりが、、、。我慢して待つ。ざるに乗せられたいなたい感じの、ちょっともっさりとした蕎麦が供された。ざるが2枚。山葵は生のものがほんの少量。これは素晴らしい。粉ものが沢山出てくるよりも個人的にはずっとうれしい。葱はやや乾いてしまっている、細く固めのものがやはり少量。

つゆは、、、なんというか丁度いい感じ。しっかりとした腰のはいったつゆで、かなり強めの鰹節の出汁が効いている。のどの奥のほうで甘さも主張。かほりもいい。新宿ぽくってちょっと下品な感じもいい。お蕎麦は上記のように、確かに手打ちで、ところどころ縮れたり、角が丸まっていたりする。男性的な強いかほり。僅かなつなぎの印象。微妙なこげのような味わいがあるのは蕎麦それ自体のかほりなのか、電気でまわしている石臼のせいなのか、、、、ともあれつゆとよくバランスが取れており、一瞬で楽しくもむもむと食べてしまった。

その後ようやく蕎麦茶が供され、トロリ系の蕎麦湯もなぜか同時にでてきた。血圧が上がるのでつゆを泣く泣く残し、その他の全てを飲み干して、お店を後にした。なかなかよかった。日本酒が欲しいと思った。

良い;やや下世話な雰囲気の、新宿の街中のお蕎麦屋さん。本格的なお蕎麦を出してくれる。
もっと良くなる;接客をもうすこし丁寧にしてほしいと思いました。がさがさした雰囲気ももうすこしだけなんとかなるといいです。お茶も早く出してほしいかな?でもまた行きます。
また行く?;Yes

総括;新宿町中本格的お蕎麦屋さん。日常生活の中にしっかりと根を張っている感じがいい。(新宿に日常生活が存在するかどうかは別のお話です)

12月某日 かさね 850円
今日のかさねはとってもよかった。僅かにくるみのような、まるい深いかほりがして非常によかった。本日は当然のように蕎麦茶が供された。背広を着ていたのが良かったのか?蕎麦つゆは全体に薄めで、血圧に影響しない感じ。山葵に、勘違いで無ければ僅かな抹茶のような味わい。なかなかいい。例によって商売上、口にできない葱に心を残しつつ、大量に供された蕎麦湯を全て楽しんで(恐らく全て飲み干すひとは、めったにいないだろう)大変満足して店を後にした。最近のパーソナルベストかもしれない。疲れきっている体がちょっと元気になりました、ありがとう。はす向かいにすわった中年の女性が、うれしそうにかさねを食べていた。今度は少なくとも3枚は食べようと心に決めた。


1月某日かさね 850円
今日のかさねもとてもよかった。他にお客さんがいなかったからか?茹で方もしめ方も文句なし。くるみのような深いかほりもびんびんで、蕎麦つゆもいつも通りからすぎない。本日も蕎麦湯を全て楽しんで大変満足して店を後にした。やはり最近のパーソナルベストだ。喫茶店よりもいい。禁煙なのは最高だ。おねいさんたちも感じがよい。渡邉あいしているぜ!3枚食べるの忘れた、、、。

2月某日かさね 850円
早朝からよく働いた自分に かさねをおごった。しかも冷やのキクマサ付きだ。やはりここのお蕎麦が今現在の個人的ベストだ。高くはないが今の私に合うというか。蕎麦を打つオヤジの不愉快そうな?頑固な顔を眺めながらつるつると。疲れていたのでヒジョーに蕎麦つゆがうまい、、、しかし血圧が、、、。葛藤していたところに子供を連れた若夫婦。叫ぶガキ。謝るニョウボ、自分のことしか考えない馬鹿夫。奴は酒とつまみに没入している。ニョウボがあんまり謝るものだから、気の毒になって店を後にした。これで彼らも心おきなく食事が楽しめるだろう。しかし私の後に座った人たちがどう思うかは知らないけどね。ともあれ、1300円の極楽は、儚く消えてしまったのだった。それでも結構幸せだった。渡邉ラブ。

2月某日かさね 850円
ものすごくストレスフルな一日を送った。キクマサを2本つけて、幸せな時間を過ごした。おねいさんたちの明るい応対に心をあらわれる思いだった。かっこいい若者には笑顔5割増しを目の当たりにしてちょっと凹んだが、やはり幸せなひと時を過ごすことが出来た。やっぱり渡邉ラブ。

5月某日かさね 850円
疲れた夜はここのかさねが最高だ。やっぱりここが今の私のPersonalBestだ。そばつゆの甘みが強いような気がしたが、私の体調の変化のせいかも。冷酒の白龍?というやつもなかなかよかった、、、。このお店は、私が行くときだけかもしれないが、地元のお年寄りと、それからかっこいい若者が多く、男性客がほとんど、という印象だ。おねいさんたちの接客も相変わらず最高。今日は叫ぶがきんちょもいない。幸せでした、ありがとう。

5月某日
古い友人をつれて伺った。大変良くしていただいて、ありがたかった。いつものレベルのサービスと思われるが、ここのおねいさんたちの接客には、連れが感動していた。なんといっても彼女たちの笑顔がいい。かさねもしっかりといただいて、蕎麦湯をたっぷりと楽しんで帰宅。どうもありがとう。やっぱりここが今の私のPersonalBestだ。間違いない。

7月某日
いつもどおりの重ね。いつもどおりのおねいさん。今日も満足だった。重ねの下の段がおそらく偶然田舎風に太いお蕎麦になっていた。美味しく楽しかった。ごちそうさま。

7月某日
いろいろあってへこんでいる。自分に気合を入れようと重ねを。美味しいお蕎麦屋さんではいつも感じるのだが、お蕎麦が栗のような、好い薫りがする。今日発見した。このお店のお蕎麦は、僅かーに、遠くの方で小豆の薫りが混ざっている。今日も美味しかった。お姉さんたちの接客もとてもよかった。少し元気になった。

8月某日
古い古い友人を、連れて行った。いつもの料理、何時ものサービスで素晴らしかった。特にお蕎麦が良かった。おそらくうんよく”3たて”だったのだろう。ビールを沢山飲んで、二人とも大変満足して帰宅した。今日もごちそうさまでした。とってもありがたかったです。

やはりここがPersonal best だ。通えば通うほど好きになる。予約ができないのも気に入りました。

2015年10月某日 再訪 かさね 850円

夢を見ていて渡邉のお蕎麦を思い出してしまった。今日も一日つらい仕事が待っている。それで渡邉に行くことだけを楽しみに、一日の苦行に耐えることにした。 、、、、、。 、、、、、。 、、、、、。 それでなんとか“今日の業”をなしおえて、足早に渡邉に急ぐ、、、と、、、席はあらかたうまっている。入れないかな?残念だ。しかしなんだかアニメ顔のオネイサンが私に近づいてきて、ちょうど4人用のテーブルが開いたので、それでよければどうぞ、、、と勧めてくれた。すごく疲れていたのでちょっと泣けた。

喜びを片頬の微笑で表現して、オネイサンにきちんとお礼を言って、冷酒(今日は高知の酔鯨だった)と鴨焼きをお願いした。お願いするのはどこに行ってもおおもり(ここではかさね)とお酒だけ、と決めているのだが、オネイサンに対する感謝を軽く表現してみた。鴨焼きはいつもの味、酔鯨は例によってフルーティだがさっぱりとした味だ。

文句を言うつもりは全くないのだが、お酒に口をつけたらすぐにお蕎麦が、、、それで蕎麦湯も供されて。こちらの様子を見ながらもう少し待って順番に出してくれたらもっと良かったかもしれない。しかしオネイサンはお酒を呑まないのかもしれないし、夜のお店はいつもながら繁盛しているので、繰り返すが文句はない。お昼過ぎにいけば、おそらく絶対に同じことは起きないだろうから。とにかくこのお店のお蕎麦、蕎麦つゆはいつも味も質も安定しており、安心して楽しめる。お蕎麦の穀物の薫り(クルミ臭といつも表現しているが)もしっかり楽しめ、いつもながらおいしかった。ちょっと少な目だった蕎麦湯は本当はもっと楽しみたかったのだが、実をいうとお酒も調子に乗ってもう一本追加したことだし、何の間のいっても最終的には心身ともに満足し、リラックスしてお店を後にした。この間約40-50分くらいのものだろう。このお店の魅力は、お蕎麦とお料理だけではなく、若く素人っぽいが例外なくフレンドリーなオネイサン達だ。家族と友人?どこかの女子大と提携している?謎は深まるばかりだが、どうか私に答えを教えないでください。渡邉に足を運ぶ楽しみが減ってしまうので。

読み直してみると、オレ、疲れるとここにくるみたい。疲れているんだろうか?多分そうだと思う。

2015年11 月某日 再訪 かさね 850円

いつもの通り、最高だった。今日はなぜか蕎麦つゆが薄めみたい。すべての蕎麦つゆを蕎麦湯とともに楽しんでから、お店を後にした。ここのオネイサンたちは最高だ。今度時間をとって彼女たちについて書いてみようと思う。また、一人で来る女性客に頭にくるのが多かった。そうではあるが、やはりこのお店は私の人生に欠くべからざるお店だ、ということを再確認した。新宿でお蕎麦?はい、そうです。そうなんです!

2016 年2 月某日 再訪 かさね 850円
再訪。私にとっては絶大なる安心と信頼のお蕎麦屋さんだ。今日の蕎麦つゆはすこしカツヲが強めかな?しかしやはりおいしい。文句なしだ。多忙で一杯やれないのが残念だ。


2016 年3月某日 再訪 かさね 850円
再訪。今日は最悪の席だったが、オネイサンの誠実な接客は、例によって大変結構でした。
いいお酒をお願いしたところ、なぜか菊正が。しかし文句はない。一日の疲れを癒して
帰路に就いた私であった。そうか、毎月来ているのかオレ。

昔の記載を読んでみた。”接客を丁寧に”などと書いてある。我ながらものの本質が見えていなかったようだ。ここのオネイサンたちの接客は、素人っぽいがサイコウだ。私の心のオアシスだ。



2016年6月
記録を見ると、なんと3か月ぶりの渡邉だ。3か月もここのお蕎麦を食べないなんて体に悪いよ。いつものように重ね(850エン)と冷酒(700エン)。冷酒はフルーティで切れが良く、後味さっぱり、大雪渓というやつだ。純米酒レベルかな?それでも十分おいしい。ここにはお酒の目利きがいるようだ。それで重ねは、、、。おお、いつもより細めのお蕎麦だ。季節に合わせて少し切り方を変えているのか?いつもの薫り、いつもの甘さ、喉越し、舌触り、味わい、それから膨らみ。お蕎麦を打っている方がいつものご亭主?とは違うようだ。一枚目は蕎麦つゆを使わずに楽しみ、ちょっとサラサラとして夏向きと思われる伝統の蕎麦つゆは二枚目からだ。存分に、しかし迅速に、生鮮食品たるゆでたてのお蕎麦を存分に楽しんだ。お葱と生山葵は、いつものようにお酒のつまみにさせていただいた。私の食べ方をみている若い花板さんがタイミングよく蕎麦湯、蕎麦茶を出してくれるのもいつもながらありがたい。多忙な一日を締めくくるのにふさわしい、素晴らしいお蕎麦だった。ごちそうさまでした。渡邉Love。やっぱり私的なベストお蕎麦屋さんだ。今日は夕方伺ったのだが店内の空気は清浄で、いつぞやのようによどんだ飲み屋の匂いは全く感じさせなかった。花板さんいつもながら最高でした。どうもありがとう。良質な”いつも”に満たされた夕べであった。


2019/7-1 再訪 かさね 850エン
再訪。ものすごく久しぶりだった。3年ぶり?本当かな、、、。お酒を二合嗜んで、合計で2020エンだった。不思議だが渡邉ではどうも菊正をもらうのがぴったりくるようだ。お蕎麦を待ちながら酒の香を味わう瞬間がサイコウだ。細かいことを言えばお蕎麦と蕎麦つゆのバランスが悪いような気もしたが、久しぶりに濃厚な、それも新宿街中での蕎麦時間を楽しませていただいた。ありがとうございました。新宿と言えば渡邉!オネイサンたちも相変わらず最高だったよ。また行こうっと。



2019/9-1 再訪 かさね850エン
        菊正  470エン

“マジで”しんどい仕事を終えて、久しぶりに渡邉へ足を運ぶ幸運に恵まれた。冷酒を呑もうとテケテケと道を急いだ。カウンターに案内されて荷物を置いて、いつも通り感じのいいオネイサンに注文を通す。と、冷酒をお願いしたところキクマサがでてきた。まあバイトの子たちなので仕方がないのだが、どこの地酒が出てくるか楽しみにしていたのにキクマサ。キクマサはもちろん大好きなのだが、二本目にするのが私の好みだ。オネイサンとオーダーについて確認したところ、私の席の周囲に微妙な“緊張感”がただよったようで、人目を引いてしまった。でっかいオヤジが大人げなく文句を言っているように見えたのだろう。仕方がないのですかさずわざとらしい笑顔を浮かべてオーケーサインをつくり、その場をやり過ごした。でもやっぱり升の中に置かれたコッブでサーブされる地酒を飲みたかったなあ。疲れてたしなあ。

それでもいつも通りきっちりと調理されたかさねを手繰り、例によって蕎麦湯を三杯たっぷりと楽しんでお店を後にしたのだった。葱も山葵もとてもよかった。何のかんの言っても満足させられてしまうあたり、さすがは渡邉だと思わされた。今日もご馳走様、ありがとうございました。でも次は間違わないでね、かわいいオネイサンがた、、、。(この夜私を担当してくれたオネイサンは、お世辞抜きで可愛くて感じが良かった)。私の渡邉ラヴがお酒によって試され、僅かたりとも揺るがないことが証明された一晩だった。



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