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Tigers and Birds; USACG and Warmoth [音楽]

8月6日
WarmothTiger and B-Eye.jpg
USACG Birds Eye.jpg
WarmothStratTiger.jpg
WarmothSuperwideTiger.jpg

 これまでいろいろな楽器を作ってきたが、意図するしないに関わらず、木材の杢がでてくることがある。これをマニアはトラ目、鳥目、熊の爪あと、果ては天使の足跡なんていって喜ぶわけである。しかし木材に杢がでる、ということは、多くの場合、その木材の生育環境が厳しいことを意味しており、必ずしも楽器に用いる部材として適しているわけではない、と個人的には理解している。例えばメイプルネックなどは、杢が出ているとヒジョーに美しく、それを眺めながらいっぱい呑めるギタリストも多いと思う。しかし私の限られた経験から言っても、杢が派手に出ているネックは狂いやすい。
 USACGで何度かネックをOrderしているが、カスタマーサービス担当の気のいい兄ちゃんであると思われるTommyはいつも”軽い杢にしといたほうがいいよ”と言っていた。Warmothで買うときは、得にShowCaseとかでは”すげー美しいぜ!”とか宣伝しているようだが、購入に当たって実際にWarmothのスタッフから杢についてアドバイスを受けたことは無い。スタッフは皆詳しいに違いないのだが。
 私が持っているおかしなコレクションの中でいくつか紹介をしてみたい。
1.Warmoth Telecasterの、半分トラ、半分トリの珍しい杢を持つネック ネック自体が太いことと、強いトラスロッドが仕込まれているため、ゆがみとは無縁。ものすごく強いネックだ。
2.USGCGのトリ目ネック。グリップが自分の手にぴったりで吸い付くよう。大切にしている。このネックにドリルを入れるときは、歯がまっすぐに進みたがらなかった。一般に、杢のある材は、加工性が悪いので注意が必要だ。
3.Warmothのウォルナットボディのストラト。大昔、安売りをしていたので手に入れたのだが、時を経るにしたがってボディ全体にトラが浮き出てきた。こんなこともあるんですね。
4.WarmothのSuperwideNeck。これは練習用に購入した、機能第一に選んだネック。指板はエボニー、ネックは正目でぶっといトラスロッドが仕込んである。つや消しラッカー仕上げにしてあるのだが、使い込むにつれてぴかぴかになってきた。そうしたらタイガーがこんにちは、、、。正目は杢が出にくいはずなのだがなんということだ。このネックは十分に強いのだが、杢が出ない部分のほうはより強度は高いのかもしれない。
 皆様はこういうの好きですか?私はけっこう好きです。
タグ:ギター
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