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永坂更科 大丸東京店 御前そば大盛 1327円 [日本蕎麦]

永坂更科 大丸東京店 御前そば大盛 1327円
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所要があり東京駅へ。それを済ませてから大丸のレストラン階の案内をしげしげと眺め、お蕎麦屋さんがあることを確認して足を運んだ。永坂更科だ。麻布十番の永坂更科には何度も足を運んでいる。比べてみようじゃあないか。

お店に入ってみると、それなりに広く上質な空間。お客さんは私を含めてあまり上質ではないかもしれないが、広い窓ガラスの外には、素晴らしい夜景が広がっている。眼下には美しい東京駅、そして高層ビル街が広がり、その向こうにはなんと素晴らしいことに皇居が見える。最高の眺めだ。運よく窓際の眺望の良い席に案内された。店員さんも景色が売り物だとわかっているのだろう。

そしていつものように御前そばの大盛をお願いした。更科と言えば御前そばでしょう、と、我ながら頭の固さにびっくりしてしまう。程なく運ばれてきたせいろを吟味。本店より新しく傷んでおらず、せいろをのせた角盆もきれいだ。さすがデパートというべきか。清潔大好きだ。例によって真っ白な、やはりぽきぽき感のあるエッジが立ったお蕎麦。盛りは本店と同じ位だ。お蕎麦の量を計っているのかもしれない。素晴らしく腰のあるお蕎麦を数本手繰ってみると、小麦のわずかな印象と共に、濃厚な穀物の薫り。なかなかいいではないか。歯触りは独特で、ぽきぽきプルプル。のど越しもサイコウだ。これはおいしい。真っ白なお蕎麦から穀物らしい薫りが漂ってくることに違和感を覚えるが、慣れてしまえばなんということもない。穀物特有の甘さに身を任せてしまう。おお、これこそオジサンになるまでわからない、大人の幸せというものだろう。おばさんにももちろんわかります。はい。お蕎麦は掛け値なしにおいしいと思った。本店のものよりもいいかもしれない。

薬味は水にさらした印象を感じさせない輪切りの葱と、例によってチューブからひねり出した格好の、ひと手間加えた山葵。生っぽいが確信持てず。さらにさらに、崎陽軒の焼売弁当についてくる瀬戸物の醤油差のような味わいの、まるっこい小さな徳利に入った“あまじる”と“からじる”がふたり仲良く並んでいる。かわいい。蕎麦つゆもいつも通りで、これはやはりあまじるのほうがお蕎麦に合うようだ。あまかろうがからかろうか、きっちりカツヲが生きており、からじるの方はきちんと醤油が主張している。老舗の実力と、余裕のようなものを感じさせる。

無心でお蕎麦を手繰り、さらさらした自然な感じの蕎麦湯を飲み干して(別仕立てではないかも)大変満足してお店を後にした。やっぱり老舗は馬鹿に出来ない、どこの支店もなかなか実力があるな、と再確認した。

このお店はなんといっても景色が素晴らしい。お蕎麦も大変結構でありました。

写真追加予定→差し替えたいが良い写真がない、、、。

良い;老舗 名店 景色が最高 独特の御前そばを伝統の2種類の蕎麦つゆでたべさせる ゆったりできる雰囲気 清潔な店内 お客さんは最高ではなかった?
もっと良くなる;このままでよいです。お酒が値段の割に今一つかも。改善希望です。
また行く?;Yes
総括;泣く子も黙る老舗の支店 大丸東京にある 本店に勝るとも劣らないお蕎麦の品質を誇っている
また行く?;Yes!
トイレ;未使用 しかし清潔である確率が高そうだ

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