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天青 千峰 純米吟醸 熊澤酒造 1800ml 3240円 [日本酒]

天青 千峰 純米吟醸 熊澤酒造 1800ml 3240円

日本酒以外のアルコールは口にしなくなって久しいオヤジになってしまった。しかし好みに合わないお酒と付き合っているほど優雅な人生を送ってはいないので、最近は正直恥ずかしいのだが獺祭か無か、という“獺祭”至上主義者になってしまった。だって上から下までおいしいんだもの。はずれがないんだもの。冷やして良し、常温で良し。もったいないのでお燗をして呑んだことはない。獺祭は、Accidentalにビンを振ってしまい、空気を混ぜ込んでしまったとき以外は、どんな時でも私の要求水準を満たしてくれる。空気を大量に混ぜ込むと、なんだか“うっすい”味になってしまうのだ。それ以外では私的には非のつけようがない。獺祭Love。山口県Forever。人気が出て、社屋を新しくして、たくさん醸すようになっても品質が下がるようなこともない。本当にスバラシイ。誰に笑われても構わない。しかしこんなに獺祭を愛している私でも、そいつを手に入れられないことがないわけではない。

獺祭が売り切れている時に(やっぱり50が一番好きだ)、地元のお酒屋さんのご亭主から勧められたお酒が、愛する神奈川県で醸されている天青だ。“すごくいい”、とおっしゃる。“今後が楽しみだ”とおっしゃる。以前純米生酒を呑んで好印象を抱いていたため今度は純米吟醸を試してみることにした。ただし以下の記載は常温での吟味であることをあらかじめお断りしておきたい。だって冷やして日本酒を呑むと大量に呑んでしまって翌日がつらいのだ。ジジイだな、と笑ってくれ。

ピシリと封を切って立ちのぼる上立ち香は、、、確かにフルーティだ。しかし奥の方にアルコールの厳しさを感じさせるピリリとした印象も。口に含んでみると、甘い薫りに加えて厳しさが少しずつ印象を強めてくる感じ。それでも舌に優しい甘さと弱めのコクを感じさせつつ、舌のわきのあたりをピリリと刺激、おお、なるほど、ふふん、とニコニコ笑っているうちに優し厳しい残り香を漂わせつつ、比較的さっぱりと香りと味わいが去ってゆく。ちょっと待ってくれよ、もう少し話がしたいんだ、といってもあなたははるか彼方、そんなお酒でした。だからあっという間にたくさん飲んでしまうので気を付けてください。純米酒も同じような印象。さっぱりとした、なんというか、ちょっと薄っぺらい感じの甘さが独特で面白い。冷やすと印象はより甘い方向に変化するのだろうと思われます。しかし私はやめておきます。だって一升呑んでしまうと翌日廃人になってしまうんです、、、。

結局いろいろと試す前に一升呑み終えてしまったので、冷やした際の印象は皆さまにお任せします(蔵元は冷やすことを前提にこのお酒を醸しておられるのではないかと思われる)。

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