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Kamakura 2017/6-1 [Kamakura]

Kamakura 2017/6-1
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何とか時間を作って鎌倉散策に。ストレス解消なら、いまの自分にとってはこれが最高だ。いつものように電車に揺られて鎌倉に。江ノ電に乗ろうと改札口に向かうと長蛇の列だ。残念。しかし私は散策をしに来たのであって、電車に乗ろうと思ってここに来たのではない。ということで、とっとと駅を出て歩くことにした。御成通りの酒屋さんに後ろ髪をひかれつつ(ここでなごんでしまっては散策にならない)、人気の鳥一でチキンコロッケを二つ。一つ150エンはお値打ちだ。気を良くした私は250エンの大きなチキンカツもついでにお願いした。最近では珍しい経木と紙で包んで、さらにこぶりなビニール袋に入れてくれた。これでおいしいお弁当の出来上がりだ。こいつを人影が少なくなってから、ぶらぶら街を歩きながら、指をなめなめかじらせてもらった。噂には聞いていたが、おいしいコロッケだ。チキンカツも当然かなりのレベルであり、心もおなかも一杯になった。それで調子が出てしまい、目的地のお寺を通り越して(道に迷ったともいう)海沿いを歩く、歩く。気持ちのよい海風にあたりながら、海沿いの道を渋滞したクルマを尻目にまったりと歩いた。祝日のこの道は、自転車のほうが間違いなく速いと思う。ひょっとしたら、足の速い私の場合、クルマよりも早いかもしれない。ああ、海風はいつだった気持ちがいい。車の排気ガスを吸わされるのは閉口だが、強い日差しと海の薫りを浴びながら歩いていると、だんだん頭が空白になって“トリップ”しているような状態になる。Runner’s highというのは有名だが、Walker’s highというのはあるのだろうか?私自身はなんだかそんな感じになることが多い。山登りなんかもおそらく同じなのだろう。最近気が付いたのだが、私は走るのよりは歩く方が断然好きだし得意なのだ。気持ちの良い道でさえあれば、いつまでだって歩いていられるような気がしている。しかしこの道はいままで何回車で流したことだろう。日中空いていることはあまりないように記憶しているが、夜にここを走ってもあまり面白くないので、ここをクルマで流すのは個人的にはあまりお勧めしない。平日の朝方なんかはそれでも空いているのかな?歩いていると、道沿いのいろいろなものに目が行く。プリンスや鎌倉高校周辺の有名な景色なんかも、クルマで走れば一瞬だけれど、今日はしげしげとくまなく観察させてもらった。しかし京都や奈良でも同じようなものかもしれないが、有名なスポット以外は意外と人がいないのね。人がいなくっても魅力的でスバラシイ空間はたくさんある、それが鎌倉などの古都の実力なのだと思っている。そんなことをつらつらと考えつつ、海岸の水道で手を洗わせていただいたり、コンビニで水分を補給したり。その後鎌倉ビールを手に入れてちびちびやりながら(こいつはビンに入っているので、お店で栓を抜いてもらった)、あっという間に腰越を超えて江の島についてしまった。それでも多めに見積もって10㌔くらいのものかな?最後に龍口寺の素晴らしい五重塔や仏舎利塔を拝観させていただき、ちょっと日焼けした体を江ノ電に押し込んで、満足して帰途に就いたのであった。これはこれでなかなかいい一日だった、うん。

タグ:鎌倉 江の島
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