徒然 F30 2018/12-10

徒然　F30 2018/12-10

オイル交換をする時間がないので、慣らしの最終段階にすすめない。それでも5000回転くらいまでは回して楽しんでいる。これくらい回すと、さすがに車内にクルマらしい音が入り込んでくるので、運転が楽しい。しかし問題がないわけではない。F30はエンジンの回転数がゆっくり落ちてくるように設定されているため、低いギヤで回して乗ろうとすると、ギヤを上げる際にスムースにつながってくれないのだ。無理をするとクラッチに必要以上の負荷をかけるし、プロペラシャフトがカチャカチャと鳴ったりする。それはそれで悪くないのかもしれないが、新車を雑に乗りたくはない。なので、まるでバスかトラックに乗っているように、シフトノブをゆっくりまったりと扱って回転が落ちてくるのを待つようにして乗っている。ニュートラル付近でギヤの遊びを利用して僅かに左右にノブを振ってみたり、ダブルクラッチ！を踏んでみたり、いろいろやって楽しんでいる。回転合わせに大きく失敗すると、クルマが勝手に空ぶかしをしてくれるので何の心配もない。

逆算してみると、せいぜい3000回転くらいで我慢してポンポンとギヤを上げていって、目標のギヤに到達するひとつ前くらいで引っ張って楽しむ、といったような乗り方をするべき設定になっているようだ。やっぱりFD2が体に染みついているので、いつも“腰”にトルクを感じながら走りたいんだよなあ。F30は結構燃費がいいことが分かってきたので、最近はあまり燃費を気にせずにエンジン音を楽しむことにしている。といってもリッター14-5キロ走るくらいがせいぜいなのだけれど。回転を上げて車重が気にならない状態にクルマを持ってくると、ハンドルの遊びが少ないこともあり、FD2を思い出すような軽快な身のこなしをみせてくれる。しかもFRなのでハンドルにエンジンからのトルクのようなものを感じることもない。いい買い物だったなあ、と、最近は車内でよだれを垂らすことが多い。長く乗れるといいなあ。いまのところ山の神も気に入ってくれているようだ。ありがたや、ありがたや、、、。