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徒然F30 2020/3-1 雑音問題 [クルマ]

徒然F30 2020/3-1 雑音問題


Mazda2は気楽乗れるので、なんだかどんどん距離が延びてしまっている。しかしF30にのると、やっぱりいいクルマだなーと惚れ惚れとしてしまう。これ以上のクルマは自分には必要ないかな。もう少し小さいとさらにいいのだけれど。さて、今日は室内の雑音問題だ。

FD2に乗っている時は、いろんな雑音がして楽しかった。NVHは盛大に車内に入ってくるし、雨の音なんかもまるでドラムを頭の上で演奏されているみたいだった。それに加えてクルマが揺れるたびに運転席周りからカタカタガサガサといった原因不明の音。面白いのは、そういった雑音はそのまま走っているとたいていは消えてしまうことだった。冬場に聞こえてくる音とか、夏場に目立つ特定の雑音とかもあって、なんだか風流だった。しかしFD2はRoad going sports carであるからして、雑音に目くじらを立てるのはお門違いというものだ。あれはあれで楽しかった。しかしそれは雑音問題なし、と、納得していたからだ。しかるに、だ。F30はあまりお安くないクルマであるのに、雑音に関してはあまりFD2と変わらない。私のクルマがはずれなのかもしれないが。

ワイパーのものすごい雑音については以前に書いたような気がするが、ボディ下から聞こえてくるカタカタした音とか、ダッシュボードの中あたりから聞こえてくるゴトゴト音とかが結構目立つのだ。クルマに物を置くのは嫌いなので、車内に置いてあるものは最低限なんだが、それでもいろんなところから複雑かつ不規則な雑音が聞こえてくる。ディーラーにいって直してもらおうと思ったこともあるが、今のところ整備の質をいまいち信頼しきれていないので、整備は最小限にしたい。なので、結局放置したまま経過を観察している。F30オーナーのお仲間たちも似たような問題と向き合っておられると思うが、まあ欧州車なんてこんなもんだろう、というのが私の基本的な理解(あきらめ)だ。こういった点については、やはり日本車が世界一だろう。一方で、タイヤ回りとか風切音などの走行に伴う雑音、エンジンやミッションから回り込むメカニカルノイズ、排気や吸気に伴う音など、クルマとして本質的な騒音は、きっちりと抑え込まれ、コントロールされている。

不規則な雑音が気にならないわけではないのだが、がっしりしたシャシーに意外だが良く動くアシ、踏めば踏んだだけ効くブレーキとか、リニアに効くアクセルとか、自分の手足のように動いてくれるこのクルマ本質的な機能がすっかり気に入ってしまった私は、細かいことは目をつぶって結構シアワセにBMWライフを楽しんでいる。今のところ。

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浦安 ちんねん 二色もり 850円 [日本蕎麦]

浦安 ちんねん 二色もり 850円

浦安においしいお蕎麦やさんがあると聞いて足を運んでみた。なかなか難解なロケーションで、お店を探すのにはちょっと苦労した。ラブホ街の裏側に位置しており、かわいい女の子を連れたむくつけき男がラブホにしけ込むのを目の当たりにして、おじさんはマジでうらやましかった。

さて。

お店にはいるといくつかの机に加えてカウンターが。1人でお店に足を運んだおじさんとしての私は、当然のようにカウンターに通される。それはよかったのだが、悪い予感が、、、。カウンターからほど近いところに、ふつふつとてんぷら鍋が火にかけられているではないか。これにはまいった。だってアブラで鼻が飛んでしまうし、体中が油臭くなってしまうから。しかしせっかくここまで来たのだから、と、気を取り直してオーダーをいれる。ここは三重のお酒に力をいれているようで、なんと作をおいてある。穂の恵をしめしめと注文、お蕎麦は考えた末に二色もりとした。これは結果的に正解だった。


ちんねんというお店の名前なのだが、すごくセンスがいい。大将の身なりと身ごなしが、なんというかまさにちんねんといった趣なのだ。気になる人はぜひ、実際に足を運んで見に行ってほしい。というか、ご挨拶に伺ってほしい。一方の花番さんは、おそらく奥様だと思われるのだが、なんというかさばけた感じの洋風の美女で、ちんねん大将の奥様としては少し意外な感じ。一升瓶からお酒を注ぐ姿もサマになっていた。おそばにありつく前から、なんだか期待してしまう私なのだった。


お酒は小さなお魚の干物と一緒に供されたのだが、あっというまになくなってしまう。もう一合同じお酒をお願いし、薬味のさらしネギと生わさびを肴にしてお酒をなめた。ネギは新鮮で、わさびはおそらく鮫の皮か何かでおろしてあり、適度に空気を含んで最高においしい。期待が膨らむ。蕎麦つゆは、ありがたいことに小さなとっくりに入れて供された。少量すすってみる。神田の江戸前のそばつゆと比較すると、ややゆるめというか、だしでわずかにのばして甘みを加えたというか。量は少ないが大変結構な蕎麦つゆだ。

さて、お蕎麦の到着だ。最初に供された小さなせいろに盛られたお蕎麦は、二八と思われる。細切りで星は目立たず、そば肌はややあらい。なぜだかエッジが丸くなっている、、、。例によってお鼻ぺったりくんくんしてみると、蕎麦の香りはもちろんするのだが、つなぎの小麦粉が勝っている。ちょっと残念。二八じゃないのかも。それでも半分ほど蕎麦つゆをくぐらせて、大変おいしくいただいた。

その後に供された田舎蕎麦は、かなり太め、大森の有名店を思い起こさせるような男らしい外見のお蕎麦だった。こちらはやや多めに星が散っており、そば肌はなめらかだ。太いので箸でつまみ上げるのはやや困難な感じ。お鼻ぺったりくんくんすると、おお、こちらは素晴らしいお蕎麦の、穀物特有の甘い薫り。これはいい。しかし蕎麦つゆと比較すると強すぎるのでどうしようか。結局お蕎麦の全てを蕎麦つゆにくぐらせて、奥歯でかみしめながら残りの蕎麦時間を堪能させていただいた。その後、タイミングを見計らって、適度なサイズの別仕立てと思われる蕎麦湯が供されたので、それをすべて堪能してから充実した蕎麦時間を終えた。

さてさて、困ったことに体中からサラダオイルのような香ばしい薫りが立ち上っている。お蕎麦にアブラは合わないと思うのは、私だけなのだろうか?しかしお蕎麦そのものはすばらしい。アブラ攻撃さえなければ是非またおじゃましたいと思った。

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徒然Mazda2 2020/3-1 スタイル [クルマ]

徒然Mazda2 2020/3-1 スタイル


Mazda2 at airport.jpg













某空港にお迎えの雑用で赴いた。駐車場に車を止めて光を当て、横から写真を撮ってみるとなかなかの造形美。Mazdaのクルマは第7世代になりつつあるので、新しくなったMazda2の線ではなく面で表現したボディをみてみたいなあ。しかし世代の古いこの車だって、十分に美しい。内容的にも街を二人乗りで走り回る以上の実力があり、長距離だって結構いける。1500㏄の小さなエンジンを使い切る感覚がなんとも小気味よい。私のような巨大なおじさんが乗るのはなんだか気がひけるが、人にどう見えるかは全く関係ない。楽しければいいのだ。人様に迷惑かけなければ。


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京都 五条烏丸 よしむら [日本蕎麦]

12月 1日
京都 五条烏丸 よしむら ざる大もり 1300円

京都は歩くのが大好きな私には夢のような街だ。ついつい後先を考えずに街中を歩きまわり、足の裏に大きな豆を作ったりする。烏丸通り(と呼んでよいのだろうか)と五条通りの交わるあたりに良さそうなお蕎麦屋さんを見つけた。迷わず入ってみた。店は小ぶりなビルで、一階で職人さんたち数人がお蕎麦を打っておられた。入店すると、2階の窓際に案内された。通りを行く人、車、バイク、、、遠景には古都の雰囲気が感じられ、なかなかいい眺めだ。高い建物が少ないことが景観を保つ重要な要素になっているようだ。ともあれ、お蕎麦だ。

大盛り、太切り、というのをお願いした。ただし日本酒とおつまみとセットになったものだ。京都風のおばんざいの盛り合わせとお酒がいっぺんに出てきたのだが、お隣に座っていた地元のお金持ち風ご夫婦が、”せわしない””はんなりおたべ”とかおっしゃられた。しかし出てきたものは出てきてしまったので、おいしくいただき、”今日の鼻”、ではなく”京の華”という日本酒をお蕎麦の前に二杯楽しませてもらった。お店のお姉さんは前髪をタラリとたらして可愛らしいのだが、お蕎麦のことも日本酒のこともあまり勉強していないらしく、ちょっと残念だった。

それでようやくお蕎麦をお願いした。山葵は生で少量、私にはちょうど良い量。葱は白い部分のほとんどないもので、東京のものとは少し違う印象の味、茗荷っぽいというかなんというか。味は大変よく、これだけでおつまみになりそう。上手に水で晒してある。

蕎麦つゆは 素晴らしく洗練された出汁。 たとえば鰹節とか、出汁に使われた食材が想像しにくいくらいにまとまりのある、深くて丸い味だ。醤油は薄め。濃口と薄口を合わせてあるのだろうか?適切な甘さもつけられており、蕎麦つゆのみでも十分に料理として成立している。

さて、お蕎麦だ。角のきりりと立った、星がたくさんちりばめられた、厚めの平打ち、といった体裁。期待していた太切りとちょっと違うが、まあいい。例によってそのまま”はむはむ”と食べてみる。なかなかいい、、、のだが、ちょっと粘土っぽいかな?かほりはほのかではあるが、きちんとしたお蕎麦の良いかほりが遠くのほうでプンとする。歯ごたえが、上記のようにちょっと”にちょついている”感じで歯切れが悪いかも。噛み切るとブツリと切れるような印象もある。しかしおいしいかと問われればかなりおいしいと答えたい。それから蕎麦つゆをちょっとつけて、、、これはつゆが繊細すぎてお蕎麦に負けている。山のお蕎麦屋さんでするように蕎麦つゆをくぐらせてみると、、、やはりお蕎麦に負けてしまっている。たまに蕎麦つゆだけ口にしたりしながらバランスをとり、それでもかなり満足して食事を終えた。その後供された蕎麦湯は、別仕立てのドロリとしたポタージュ状のもの。これはこれでとてもおいしかった。

揚げ蕎麦のお通し、3品のおつまみ、それから2合前後の日本酒、それからざる蕎麦を大盛りにして楽しんだわけだが、セットメニューに追加する形だったので、全てで3000円以下だった。これは安い。飛び込みで入ったお店としては、最上の部類だったと思う。満足。お蕎麦のみで食べると、全く同じものが上記の値段で供されるとのこと。


良い;京都の大通り沿いにあるおそらくちょっと高級なお蕎麦屋さん。清潔で大人っぽい雰囲気で居心地がよい。
もっと良くなる;お蕎麦は、蕎麦つゆとのバランスを考えていただけると飛躍的によくなるような気がした。あまりお客さんを沢山詰め込まないほうがいいかな?
また行く?;Yes 機会があればいつでも
総括;歴史の街、京都にあるおそらくちょっと高級なお蕎麦屋さん。街を歩き疲れたらぜひ。地元の人たちにも愛されているようだ。

2014年12月某日 ざる十割蕎麦 大もり 1380円

仕事のついでに再訪。前回は”運動靴”を履いた元気な女の子がサーブしてくれたのだが、今回は和服を着た仇っぽい長身のおねいさんがお世話係になってくれた。お蕎麦屋さんらしい、いい雰囲気を漂わせている。早速大盛りの十割蕎麦をお願いしたのだが、お蕎麦は焼き物のお皿に乗せて供された。ざるに乗せてはあるが、これでは水の切れがちょっと甘いかな?付け合せは九条葱と生山葵だ。各々しっかりした味で、なかなか良い。そのままおつまみになるクオリティだ。当然京都の日本酒をお願いしたのだが、今日のおねいさんはお酒のこともわかっているらしくなかなか頼もしい。五勺で頼むこともできるというが、当然一合でお願いした。銘柄は忘れてしまったが、わずかに発砲しており、さわやかでこれまたなかなかよかった。蕎麦は挽きぐるみっぽい、多きめの星がたくさん散った、角がきりりと立った中細のごく長いもの。手打ち機械切りということなのだろう。薫りは上品だがしっかり。”はんなり”とした蕎麦の薫りということだろうか。しかし本当は”はんなり”ってどういう意味なんだろう。誰か標準語で説明してくれ。ともあれ、噛みごたえのあるなかなか良いお蕎麦で、蕎麦つゆなしでも食事として成立する。のど越しではなく、噛みしめて味合うのが似合うお蕎麦だと思う。蕎麦つゆは、おそらくカツオのみではない出汁がやや勝った、醤油の色が薄めのもの。そのまますすっても十二分においしい。蕎麦との組み合わせでは、やや負けてしまっているが、大目に蕎麦つゆをくぐらせればいいだけの話だ。十割ではなく、二八のほうがこの蕎麦つゆとのマッチングはいいのではないか、と思った。ともあれ、満足してお蕎麦を食べ終えた。いいタイミングで供された蕎麦湯は、別仕立てのポタージュのようなもので、これはこれで大変結構でした。やっぱり京都は雰囲気がいいなあ、と四条(五条かな?)通りを眺めながら物思いにふけったのであった。



2020/3-1 ざる十割 大もり 1400円

あれからずいぶん時間が経ってしまった。しかし幸いにしてまた京都に足を運ぶことができた。かつてと同じ場所で同じ雰囲気、花番さんたちの気配りもいい。本日のお蕎麦は、星はあまり目立たず、穀物の粒々感が目立つ、しかしエッジが立った、太さがややそろわない感じの手打ち手切りを感じさせるようなお蕎麦だった。北海道のものと説明してくれたが、薫りは弱いものの、大変結構でした。蕎麦つゆの印象は以前と同じだ。塩でも試してみろといって、小皿においしいお塩を出してくれたのもありがたかった。前回はどうだったか忘れてしまったが、今回は十分な量のお蕎麦が供されて、とっても満足できました、ごちそうさまでした。

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徒然 Mazda2 2020/3-2 普遍性 [クルマ]

徒然 Mazda2 2020/3-2 

ジムニーを専門とするショップの方が、ジムニーやロドスタ、ヤマハのSRやホンダのカブなんかは、日本に必要なものだから残していかないと、とどこかで言っておられた。日本の工業製品の中で、“時間を超える普遍性を持ったユニークな製品”とおっしゃりたいのだろう。なるほど、と深く心に浸みた。クルマの場合、Cセグハッチだったらゴルフ、DセグセダンならばBMW3かメルセデスCというように、各々の分野で時を超える普遍性をもつモデルが存在しているように思う。言われてみて気が付いたのだが、私はそういったものに惹かれることが多いようだ。エレキはテレキャス、クラギはトーレスモデル、フルアコは175タイプ、メインのクルマはBMW3だし、枚挙にいとまがない。

Mazda2はどうなんだ?このクルマには普遍性を求めてはいない。このクラスでそういった世界に近いのは、やはりポロなのではないか。確かにマニュアルシフトのポロが手に入れば、間違いなくそれを選んでいただろう。つまりこのMazda2は、必要に迫られて私にしては例外的なクルマの選び方をしたのだが、乗ってみるとこのクルマ、本当に良くできている。乗るたびにニコニコと笑顔になってしまう小さな乗り物なのだ。

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徒然 Mazda2 2020/3-3 雨音 [クルマ]

徒然 Mazda2 2020/3-3 雨音

FD2を買った日は、例によって雨が降っていた。私がクルマを買うと、必ず雨が降ることになっている。空から落ちてくる水滴が、天井をドラムのように叩きまくって大きな音をたてたのには、かなりびっくりして、FD2を買ったことを少し後悔した。しかしスポーツカーゆえに防音には気を遣っておらず、軽量化のためにあえて防音材を抜いてあることは承知の上。走りのためには雨音など気にするべきではないのだ。しかるに我がMazda2はどうだろう。ポツリポツリと降ってくると、テンテンテンテンと鉄板を叩く雨音は確かにうるさく、鉄板の薄さを感じさせてちょっと悲しい気持ちにもなるのだが、天井の“アンコ”をマイナーチェンジで増やしたおかげなのか、トコトコと走っていると、雨音が奥ゆかしい、優しい音に感じられるようになってくる。こんなところにも結構気を遣ってクルマを作っているようで嬉しくなってしまう。Mazdaはトヨタやホンダと違って生産規模が小さいからか、細かい部分の作りこみにコストを度外視して手間暇をかけることがあるようだ。Mazdaのいいところの一つだ。

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