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Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster [音楽]

Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster


お金のことはあまり考えずに半ば衝動的にこのギターを我が物にしてしまったのだが、こいつとくらべてどう考えてもコストが多めにかかっているPRSのゴージャスな楽器がかなり安い値段で手に入ることが分かって愕然としている。仕方がないので手持ちの資材を売りに出したりして心のバランスを取っている。

自分の考えでは、レギュラーで良質なFenderのギターは10万円台で売られるべきだと思っていたのだが、私が楽器を作ったり買ったりしている頃と比べて、楽器の値段が少なくとも1.5倍になっているのだという。日本の国力が低下しているとか、木材の価格が上がったとかいろいろ原因もあるのだろうが、それにしてもちょっとお値段が高すぎはしないか。需給バランスの上で成り立っていることはもちろん理解しているつもりなのだが、いまいち納得がいかない私なのだ。

そうではあるが、手元に来た楽器は完璧とは言えない仕上がりではあるものの、楽器としての素性は文句のつけようがない。常にこの楽器を弾いていたいと思わせるのに十分な魅力を持っている。もっと早く手に入れればよかったなあと後悔しきり。時間がもったいないので文句を言うのはやめて、どんどん弾いていこうと思っている。

ネックの状態やオクターブ、弦高なども自分に合わせて詰めているのだが、そういった作業も楽器の質が高いことを確認できて楽しい。

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徒然 F30 2020/7-1 [クルマ]

徒然 F30 2020/7-1


朝晩通勤でF30のお世話になっているのだが、乗れば乗るほどしみじみといいクルマだ。あるべきところにあるべきものがしつらえられており、止めようと思えば止まるし、曲げようとすれば曲がってくれる。ただしきっちりと正確な操作をする必要がある。曖昧な操作は受け付けてくれないからだ。しかし今日もとっても楽しい通勤時間を味あわせてもらった。こいつをもっと早く買うべきだった。できるだけ長い時間、このクルマを運転していたいと思っている。

多少無理をしてでも、他人の目は気にせず、妥協せずに自分が本当に欲しいものを手に入れて、そいつに手間暇かけて手入れをしながらじっくりと長期間付き合っていくというのがモノとの最善の付き合い方のようだ。文字にして書いてみると当たり前に聞こえるけれども。

”ときめく”数少ないモノだけと暮らしていくのはたしかにいいものなのかもしれない。なんか”こんまり”みたいになってきたぞ、、、。


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MXR Dyna Comp [音楽]

MXR Dyna Comp


DynaComp.jpg
ありがたいことにお買い物でたまったポイントを使って好きなエフェクターを購入することができることになった。それでかつて欲しかったけれど手に入れることができなかったものを買ってみることにした。まずはこれだ、MXR Dyna Comp!赤い結晶塗装が施された金属の四角い箱がたまらない。手に取ってみると、何とも嬉しい重量感だ。フットスイッチを押した感じも何とも言えない節度感~高級感がある。期待できそうだ。

早速ストラトをお手製のChampにつないで生音を確認し、その後DynaCompを挟み込んで試奏する。電源を入れると、ちょっとだけシュワー系のノイズが乗るようだ。Outputを下げてっと。よしこれでよさそうだ。それでもゼロにはならないノイズにめげずに弾いてみると、、、うーん、確かに弾いた音は整うんだが、タッチとか“ため”みたいな要素が聞こえなくなってしまう感じ。音をそろえればいいってもんじゃないだろう、というのが初めて我が物にしたこのエフェクターをつないだ素直な感想だ。誰が弾いても同じような音になるというか。サスティンを延ばすとか、アタックを強調するとか、このEffectorならではの使いこなし方もあるのだと思うが、なんかマスターするのには時間がかかりそうだ。つまり私の好みではないということだろう。しかし、手に入れてしまった以上はあきらめたりせずに時間をかけて我が物にしようと考えている。さて真っ赤なこいつをどう料理しようか、、、。

タグ:MXR Dyna Comp
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The ultimate single guitar amp その後 [音楽]

The ultimate single guitar amp その後

Tone Circuit.jpg










最近勉強させていただいているTomo Fujitaさんの教えに従って、ギターアンプにトーンコントロールを増設して、トレブリーな音にして練習効果をあげようともくろんだ。なんと思い切って一日休みをとり、電子部品のワンダーランド、秋葉原まで足を延ばした。メイドさんが沢山歩き回っていてオジサンには居心地が悪かったなあ。ものすごく背が高い女の子が汚れたメイド服を着てふらふらと歩きまわっているのを見たんだけれど、世紀末を感じたね。電気関係のお店もあんまりやってなかったのも残念だった。真空管系は特にそんな感じだった。それでもめげずにかつて気に入っていたお店を歩き回り、店員さんに呪文のような言葉をつぶやいて、細かい部品をちまちまと買い集めて楽しい時間を過ごした。時間の関係で海神無線が開いて無かったのは残念だったなあ。おばさんは元気だろうか。まあこういうのはオタクにしかわからない楽しみだ。買い物のあとにはかつてのように蕎麦屋で一杯やりながら収穫したパーツを愛でたりすることはせず、、、だってコロナはヤバいからね、、、早々に帰宅して作業に取り掛かった。蕎麦屋でコンデンサを撫でまわしたりするのは我ながらおかしいとは思うのだが、いいつまみになるんだこれが。そういうやつを神田の老舗で目にした人は、実害はないのでまあ優しい目で見守っていただきたい。

さて実際の作業は私にとってたいした内容ではなく、狭いスペースにいかにきれいに配線をまとめるかという事だけなのだったが、驚いたことに老眼が結構進んでおり、納得のいく作業をこなすのにはずいぶん手間暇がかかってしまった。もうこういった遊びは最後にするつもりで頑張って、なんとかトーン回路を増設した。オレンジドロップとマイカコンが可愛いでしょう?こんなこと言うやつはやっぱり我ながらおかしいんだと思うが。

その後いそいそとアンプをキャビネットに収めて音を出してみたのだが、、、。回路の動作は完璧だ。たしかに上品な感じにトーンが効いている、しかしノイズがなあ、、、。完ぺきにノイズ対策をしたハム付きのギターなら多分大丈夫だろう。しかし私はシングルが乗ったストラトでやっていこうと決めてしまったのだ。我慢できないレベルまで弦アースしていないときのノイズが増えてしまった。ああ、これはダメだ、あきらめるしかない。ということで、次の休日はせっかく増設したトーン回路を取り外すことに数時間使うことになってしまった。残念無念。

それでもまあ、わるくない一日だったと思いたい。やっぱりこのアンプはこれで完成なんだなあ、いじっちゃダメなんだなあ、と改めて納得した私だった。


その後>
トーンを取り外して復元完了、としたのだが、私の悪い性格で、欲を出してボリウムを新しいものに代え、真空管も新しい高価なものに代えたところノイズが。全てのパーツが”代えるな!”と主張しているとしか思えないので全てもとにもどした。そうしたところ、やはり多少の音色の変化や背景雑音の増加などはあるが、元に戻ったようだ。おそらく長時間通電すれば全てが元に戻るだろう。電気信号が通らないところでも回路をいじると音色が変わる等のオカルト話を聞いたことはあるのだが、本当なのかもしれない。何も代えずに、いけるところまで行こうと思う。今日もこのChamp、いい音している。

その後練習のために使い倒しているのだが、期待に応えてじわじわと音が落ち着いてきて、ノイズも減ってきたようだ。狭くて大音量を出せない拙宅で使うことが前提であれば、これ以上のアンプはなかなかないだろうな。このアンプは作って正解だったと思う。
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Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster [音楽]

Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster


この楽器ほんとすごい。たまたまあたったのかこれくらいCustomShopなんだから当たり前なのか。弾いていて飽きるという事がない。アクションを少しずつ自分の指に合わせているのだが、やればやるほどどんどん弾きやすくなっていく。生音でさえすでにいい音だ、びっくりだ。いいアルダーってこんなにいいのか?弾くこと自体が快感だ。指が喜んでいるというか。この楽器はつぶしなので木目は見えないが音はホントにいい。エレキはこれだけでいいかな?JazzだろうがBluesだろうがこれ一本で何でもできそうだ。これほんとすごい。自分が死ぬまでこれ一本で何とかなるのではないだろうか?もっと早く買えばよかった。これでもう楽器で悩むことは無いな、うん。もう少し弾きながらセッティングを詰めていきたいと思う。ああ楽しい。

他のエレキはもう全部売っちゃおうかとまで考えている。この楽器を弾く時間が減っちゃうからね。楽器は弾いてもらってこそなので、弾かれない楽器はかわいそうだし、、、、。うーん、Custom Shop、すごいね。もう一本行くか?ああ、また悪い方向に考えが走ってしまっている、、、。

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