SSブログ

日蓮宗 総本山 身延山 久遠寺 [雑文]

日蓮宗 総本山 身延山 久遠寺

久遠寺.jpg













私は日蓮宗の信者というわけではないのだが、どうにも魅入られてしまうお寺はなぜかほとんど全てが日蓮宗なのだ。物の本によれば、日蓮宗のお寺は山懐など、自然と深くかかわる形で建てられていることが多いというが本当なのだろうか。ともあれ、総本山の久遠寺にどうしても行きたくなって、クルマを飛ばしてお参りしてきた。

総本山だけあって、なかなか険しい山のかなり奥深くにお寺が建てられている。小さなMazda2で行ったのだが、門前町などはほとんど山道の両脇にへばりつくように広がっており、大きめのクルマでお寺まで登っていくのはおそらく結構気を遣うだろう。目の前が開けたかと思うと突然大きな山門が。見上げるとその先には、山懐の少しだけ平らになったところを選んで立派なお寺が建てられていた。ステキだ。平日なのでヒト数も少なくいい雰囲気だ。地の利がなく、どこに駐車場があるのかわからないので、ナビを駆使しながら探していたところ、後ろを走っていたらしい小さなクルマがのろのろ走る私にしびれを切らし、荒っぽくMazda2を抜きにかかった。すると道端にある石でできた出っ張りに“ドカン”という大きな音を立てて衝突。静かなお寺周囲の雰囲気に浸りながらまったりとクルマを走らせていた私はマジでびっくりした。しかしその時、自分自身の不運のようなものがどこかに飛んで行ったような気がした、というか直感した。

その後すぐに駐車場が見つかったのだが、あえて有料の、クルマを傷つけられなそうなところを選んで駐車、身軽になっていつものように足の赴くままにお参りさせていただいた。いつも足を運んでいる鎌倉に比べて全体に現代風になってしまっているのが少し残念ではあったが、静かで内省的な時間を過ごさせていただいた。奥の院までケーブルカーのようなものが引かれていたが、気が進まずパス。自分の足で歩ける範囲で寺領を歩き回って満足した。やっぱり日蓮宗のお寺は肌が合うというかどうも落ち着くようだ。

いい時間を過ごさせていただいた。ありがとうございました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster [音楽]

Fender Custom Shop ‘60s Stratocaster


おニューの楽器を結構弾き込んだところ、ネックが僅かに順ぞりしていることが気になりだした。楽器店内にぶる下げられて、暖房や冷房にさらされて木が乾燥して動いてしまったからなのだろう。新品でもお高い楽器でも気にすることは無い、どんどんばらしてネックを外してっと、、、、あれ、ネックが外れない!どうしてだろう。そんなのあり?揺すっても叩いても外れないのだ。ちょっと怖くなって元に戻してしばらく弾いていたのだがどうにも気に入らない。ミドルポジションを弾いていると弦高の高さが気になって指が嫌がるのだ。それで久しぶりにライトゲージを張ってネックが動くまで待とうと思ったのだが、弾き応えの乏しさがどうしても我慢できず1日で張り替えることになった。もったいないが仕方がない。だってペラペラで弾いていても全然つまらないのだ。ボディも振動しないし。昔はライトゲージが好きだったのだが、我ながら信じられない。


それで休みを取って気合を入れて心身を整え、部屋の掃除をし、必要な工具を全てそろえてからネックを外すことにした。なんでネックがボディから離れないのかつらつらと考えてみた。ハイドグルーで貼ってあるとか?まさかそんなことはあるまい。いろいろ考えて、ネックをセットするとき米Fenderではスクリューに蜜蝋などを塗ることが多いのだが、そいつが流れ落ちてネックとボディを張り付けているのではないか、と推論した。それでネックをはずすための工具のようなものを用意してから、まずは慎重に4つのスクリューを外した。ジョイントプレートを外すと、、、、あ、ボディにレリックってスタンプしてあるじゃん!Vintageだって言って嘘をついて高く売る人をけん制する為なんだろうなこれは多分。それはそれとして、やはりネックはボディに引っ付いたままでびくともしない。まあ楽器としてはいいことなのかもしれないが、ネックの調整ができないのは困る。楽器は自分の手に合わせて使わないと。それで工具を使う前にネックに力をいれてずらそうとしたら、、、今度はぱかっという音がして外れたぞ!やった!なんでこの間はダメだったんだろう。せっかく工具を用意したのに無駄になってしまった。まあ目的を果たせたので問題はないのだが。それで塗装を傷めないようにものすごく注意してネックを外した。ネックをヘッド側に引っ張る人がいるがこれはご法度で、ネックは前に押し出して外す必要があるのだ。ネックにはテーパーがついているからね。定石通り注意深く外してみると、、、、おお、やっぱりネックがボディに接するあたりは蝋でべたべたになっている。蜜がボンドのように働いてネックとボディが一体化して良く鳴るのかもしれないが、今後のことも考えてやさしくふきふきして無理のない範囲で蝋をふき取ることにした。それからいろいろネックやボディに書いてあるのでそいつを写真で記録して、、、。ネックのつけ外しは、個人的には最小限にしたいと考えているのだ。あとは慣れ親しんだ調整作業だ。マイナスドライバでアジャストロッドのナットを少し戻してスムースに回転することをしっかりと確認し、その後元の位置から8分の1位増し締めした。ネックの強さを両手で確認し、ネックが僅か―に逆ぞりしていることまで確認してボディと合体させ、弦を張ってしばらく馴染ませた。

この状態で確認してみると、、、おお、ネックはほぼ完ぺきにまっすぐで、私の好み通りだ。反っていないほうが好きなのだ。多少のバズは構わないと思っている。それからStuMacの弦高測定用のスケールを使ってブリッジを上下させ、弦高を自分の好みに合わせて細かく調整して出来上がり。弾いてみると、、、順ぞりがあった時と比べてボディの鳴りはすこし小さくなったが、やはりこの方が私には弾きやすい。見かけはごく普通だが、これはやっぱりものすごくいい楽器だ。気持ちがいいので無我夢中で数時間弾き倒し、そのまま幸せな午後を過ごしたのであった。

あ、まずい。気が付いてしまった。この楽器まだまだ新しいのに、もうフレットが目で見てわかる位減り始めている、、、。他の楽器も弾いて、この楽器のフレットの寿命を延ばそうか。しかし楽器は弾いてなんぼだからなあ、、、。

FCS、高いだけだと思っていたが(アメリカでは歯医者のギターなどと呼ばれているらしい)、ほんとにいい楽器を作るんだな、嬉しい驚きだ。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

徒然F30 2020/9-1 [クルマ]

徒然F30 2020/9-1


私が属する組織では建物内全てが禁煙なのだが、地下の駐車場で煙草を吸う不届き者がいる。おそらく沢山いるのだと思う。もろもろ問題があり、詳細は避けるが私の仕事にもよろしからぬ影響があるため、そのことを関係部署に報告して注意を喚起した。するとF30に傷が、、、。しばらくしてもう一度同じ部署に地下の喫煙を報告したところ、再び同じ場所に傷が、、、。わかりやすい警告だなこれは。日本は村社会なのだということがよくわかった。もう一度同じことをするつもりはないが、この件について、どうしてくれようか。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

アルコホル [雑文]

アルコホル

人生数度目の、真面目なアル禁生活に入ろうと思う。
苦しんで苦しんで素面で帰宅したところ、家人がアルコホルをプレゼントしてくれて
第一日目は敗北したので今日からまたやり直しだ。

忘備録として記載。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

徒然F30 2020/9-2 [クルマ]

徒然F30 2020/9-2


Mazda2は想像を超えて軽快に走るが、100㌔前後までのドライブを想定して作られていると思われる。なのでそれ以上のスピードでこのクルマに乗ろうという気にはならない。一方のF30は、100㌔を超えてから本領を発揮するようだ。低速では運転感覚が何とも重苦しいし、ばね下が重い印象をうける足元はバタつくし、アクセルオンオフでぎくしゃくしがちで気を遣うし、ブレーキがきっちり踏まないと効いてくれない。小回りもあまりきかないし。なんというか、不器用なクルマだな、という印象を受けるのだ。しかし一度速度が乗れば、そういった特性が全てプラスに転じ、運転行為自体が快感となる。車体はしっかりとしていると同時にしっとりとした乗車感覚を味あわせてくれ、重厚につくられた足回りは意外だが想像を超えてよく動く。アクセルを踏むだけパワーがでるし(かなり控えめだが)、ブレーキだってリニアに効いてくれて、いまのところ怖い思いをしたことは無い。FD2とは効き味がかなり違うけれど安心して命を預けることができる。高速域に入るとクルマ全体が軽く感じられて、低速ではちぐはぐだった全体の動きがピシッとまとまるようだ。いいクルマだなあ、とついつい目じりが下がってしまうわけだ。

そうではあるが、この先も日本に住むことを考えている自分としては、ほとんどの場合100㌔以下の速度でドライブするわけなので、小さくて軽い日本車に乗るのが正解なのだと思われる。FRでNAで(F30はNAではないが、NAが好みだ。In line 4が望ましい。)、と条件を絞っていくと、選択肢はほとんどないため、すぐにMazdaロードスターに行きついてしまう。しかしそうなると天井の高さが問題となり、シートを取り替えることから始まる様々な問題を自分で解決せざるを得ない。Mazdaは190㌢のドライバーまでカバーするというが、それは白人向けの話であって、私のような巨人クラブに属する日本人の場合は、座高が高くなかなか難しい(頭を幌の内側で微妙にこすってしまう)。そういえば、私が初めて背中を伸ばして悠々と座ることができたクルマは、昔乗っていたOpelだったっけ。

というわけで、やはりF30を大切に乗り続けるしかない。このクルマ、おそらく私がクルマに乗れなくなるまで付き合ってくれるだろうと期待している。様々な雑念に身を委ねつつ、今日も仕事に向かう私なのだった。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

徒然F30 2020/9-3 [クルマ]

徒然F30 2020/9-3

F30を手に入れて間もない頃、速度を殺さないままブラインドコーナーに飛び込んでしまったことがある。しまった!と思ったときはすでに遅く、狭くて急な左コーナーの中にいた。道路はトンネルに近い構造になっており、逃げ場はない。だからそのまま進んでいくしかないわけだ。外側に飛んでいかない程度にアクセルを僅かに戻し、最低限のハンドルを切って運命に身を委ねた。この瞬間には腹が決まっており、カウンターを当てる用意はできていた。掌は汗で湿り、頭の中はスローモーションになっていた。コーナーのApexを前にしてクルマが突然軽く感じられ、車体の左側が想定を超えて大きくふわりと浮き上がった。想定範囲を超えた挙動だったが、僅かに本能でハンドルを右に戻した。幸いにしてクルマは挙動を乱すことなく、車体を大きく傾けたまま、くるりとタイトなコーナーを回り切ってくれた。助かった。ハンドルを叩いて一人でF30と健闘を称えあった。

このクルマ、意外と足回りを動かすセッティングになっているんだなあ。意外だけれど限界は結構高いんだなあ、ランフラットタイヤは限界近くになっても鳴かないんだなあ、ハンドルは敏感に反応してくれるんだなあ、などということが分かった。しかしマジで危ないところだった。人様に迷惑をかけないでよかった。

突然当時を思い出したので書いてみた。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:自動車

Fender 70th Anniversary Broadcaster [音楽]

Fender 70th Anniversary Broadcaster


Telecasterを買ってこの世界に入ったのだが、今は身近なところにTeleを一本も置いていない。30年近く付き合った末、Teleの扱いにくさに根を上げてStratocasterに寝返ったからだ。しかしESPのTeleに始まって、Warmoth、Warmoth、Warmoth、USACG、Fender、USACG、USACGと、よくまあTeleばかりとつきあってきたものだ。そいつらすべてを売り払ったのちに、手元にあるFender系ギターはStratoだけになってしまった。

しかしやはりStratoばかり弾いていると、頻々とTeleを思い出してしまう。そんな私の目に飛び込んできたのが70th Anniversary Broadcaster。そいつを目にした時、“これだ!”と感じた。なにが“これだ!”なのかはともかくとして、雑多な情報の中でこのギターが私の心に入り込んできたのは何か意味があるに違いない。20数年前にIbanez(当時イバニーズと呼ばれていた)のPat MethenyModelが出た時にも同じように感じたのだが、その際は、いくら楽器としての出来が良くても、国産の合板で作ったような楽器に大枚をはたくのは納得がいかない、と感じてパスしてしまった。発売開始当初、たしか銀座くんだりまでわざわざ足を運んで実際の楽器をみてきたにもかかわらず、だ。あれはたしかお正月で、お客さんの中にはJoe Passモデルを弾きまくっていたJazzオヤジもいたっけ。あまり上手ではなかったなあ、あの人は。おそらくあのときPMモデルを買っていれば、その後楽器探しの旅のようなものをしなくても済んだはずだ、と今の私は確信している。私の楽器の好みは一貫していて、シンプルで無駄なギミックが一切ない、装飾も少な目なものが好きなのだ。だからPMモデルが気になったのだし、長年Telecasterを愛用してきたわけだ。

今回は珍しく家人の後押しを得て、楽器の購入に踏み切った。ただし、その前に手持ちの楽器を一本売却し、状況によってはあと一本売却する予定でいる。本日これから楽器が到着するはずなのだが、ワクワクしながら待っているところだ。初期物の国内在庫はほぼ尽きているため、すぐに楽器を手に入れるためにはリスクが高い通販を使うしかなかった。このあたりはまた書いてみようと思う。興味がある方は次の記事をお楽しみに。一番楽しみにしているのはもちろん私なのだが。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽