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2019/06/19   Anodized Pick Guard [音楽]

2019/06/19   Anodized Pick Guard


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50年代のモデルでノイズへの対策がほとんどなされていないため、弾きやすいし音は良いのだがノイズが気になっていた。気分を変えてみようと真っ白なPGをFender純正のアノダイズドPGに代えてみた。やってみたいことはどんどんやってみることにしているのだ最近は。さすが純正、ねじ穴はほとんどずれておらず、幸いにして加工は全く必要なかった。しばらく弾いてみたところ、音もほとんど変わらず、ノイズだけが減ったのは大変結構なのだが、どうもルックスが気に入らない。元の方がよかったかな。アノダイズドPGにした場合は、ペグのボタンを白いプラスチックに代えるのが定番らしいのだが、それはやめておこうか。ノイズを受け入れて白PGに戻すことになりそうだが、せっかくなのでしばらくはこのまま楽器を楽しもうと思う。時間がたてば目に馴染んでくるかもしれない。なるほど、このPGには細かいヘアラインが縦に入っているので、ピッキングのあとが目立つというわけなのね。やっぱりやってみてよかった。5000円は無駄ではなかった。そうだ、白PGの裏の銅箔を、PG全体に張ればいいのかもしれない。外見も変わらないし、ノイズも多少は減るでしょう。半年たったらそうしよう、そうしよう。



その後数日、この楽器を弾きまくってみたのだが、、、



だめだ、たえられない。ストラトはPGをトップに張ったセミアコだ、というハナシを聞いたことがある人はいるかもしれないが、確かにその通りで、PGをアルミのものに代えたところ、確かにノイズは減ったが、やはり音が変わってしまって楽しく弾くことができなってしまった。オリジナルのPGは、Volume等がついているあたりのみわずかな三角形のシールドがついているだけなのだが、60年代のストラトのように、裏面全体をシールドしたプラスチックのPGに代えようと思う。そうすればノイズを増やさずに楽器としての音を元に戻すことができるだろう。オリジナルの反り返ってしまったPGは手つかずのまま残してあり、反りは幸いなおすことができたので、もう一枚、交換用に入手したPGの裏のシールドを加工してみようと考えている。銅箔テープはたくさん持っているのだ。しかしPGだけでこんなに音が変わるなんてびっくりだ。やっぱりものごとは試してみないとわからないものだと再確認した。これも記事にしようかな?銅箔がきれいにはがれさえすれば、1時間もあればできる作業だと思う。



2022/06/22



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秘蔵の銅箔を投入したのだが、銅箔が薄く、テレと違ってストラトのPGは面積が広く形が複雑なので完ぺきに貼れない、仕上がりが気に入らない。一通りやって資材を無駄に使ってしまったのちにPGを交換しないことにした。時間と労力の無駄だったが楽しかった。そのかわり、トレモロをべた付けにしてボディなりを稼いで生音でも気持ちの良い音を狙ってみようと考えた。裏のトレモロのカバーを外したところを写真にしてみた。おお、よくできているぞ細かいところまで。Ashの木目もいいし、加工も丁寧だ。コンパウンドもきれいに取り除いてあるようだ。半田の仕上がりもまずまず、熟練した人がやっているのだろう。ごていねいにねじ穴の面取りがしてあるのがわかるだろうか?こういったひと手間が将来の楽器の状態を左右するのは楽器をいじったことのある人には身にしみる話だろうとおもう。ねじ穴の周囲の塗装がはがれにくくなるのだ、こうしておくと。この楽器、一時は売ることも考えたが、惚れ直した。頑張って手を入れて気長に付き合おうと思おう。

トレモロハンガーの木ねじを締めてみてまたびっくりした。木ねじがゆるゆる、つまり木が乾燥して痩せているのだ。この楽器は手をかけて作ってあるは確かなのだが、木部のと取り扱いや乾燥工程がいまいちだったのかもしれない。多分そうなのだろう。まあそれはすでにわかっていたことだったので、楽器の将来の成長を期待してねじを締めこんだ。そうすると今までより弦高が下がることになるので1弦で1ミリくらいの弦高になるように調整した。6弦はだいたい1.6ミリぐらいでバランスがとれたようだ。さらに数本の弦でオクターブが怪しくなってしまったので、これも調整。てがかかるが仕方がない。指板のRが7.5に設定されているので弦高をさげるとチョーキングするときにどうしてもさちってしまうが、いい落としどころをさがしたつもりだ。設定を変えると楽器が安定して音が決まるまでに時間がかかるものだが、1時間ほど弾きまくったところで落ち着いてボディがなりだした。調整前のPGに影響したと思われる固い音から、木製の楽器ぽい音に生音が変わってきた。やっぱりいい楽器だこれ。素性がいいんだよこいつは。たぶん一生の付き合いになるのだろうと思った。今日の作業はこれで終わりにしようか。作業よりも音楽が大切だから時間をそちらにさかないとね。
タグ:stratocaster
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2022/06/18   やってみたいこと と やり続けたいこと [雑文]

2022/06/18   やってみたいこと と やり続けたいこと


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ある人からの刺激をうけて実験をしている。詳しい内容の記載は避けるが、自分にとって非常に大切なものを自分で造ってみようと試みているのだ。ピンボケの写真をUpしてみる。なんでも自分でやってみる、自分でできることの可能性を試してみる、というのは自分にとって重要なことなので、時間と体力の許す限りなんでも手を出してみたい。しかし時間は有限なので、手がけたことすべてをやり続けることはできない、当たり前のことだ。そのことにようやく気が付いたのはかなり大人になってからで、わが身の愚かさを呪うばかりなのだが、事実なので仕方がない。なので、私のような人間にとっては、やりたいこと と やり続けたいこと を、明確に線引きすることが大切なのだと思う。そうしないと何をやっても中途半端な人間になってしまう、というか実際に今の私はそうなっている。それを何とかしたい。人生100年時代とかお気楽なことを言う人が増えているが、私の個人的な考えでは、人間は50年程度生きることを前提に創られた生き物なのではないか。いままでのことは棚上げしておいて、今後はより密度の時間を過ごすことに力を注ぎたい。


2022/06/20
できた、自分が成し遂げたことに感動。やってみるっていいことだ。こわごわすすってみると、例の薫りはたしかにあるのだが、甘みと深みはない。少しずつ味わって一合でやめておいた。不思議な感覚。発酵が進みすぎたのだろう。まあはじめてなのでこんなもんだと思う。これは実験なので、続けるかどうかは未定。

2022/06/21
冷やしておいたものをなめてみる。上清とおりにわかれているので2倍楽しめる。発酵がさらにすすんでおり、酸味が強く舌へのキックも力強いものになっている。夜中に不整脈が起きて覚醒してしまった。ヤバイのかも。

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