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2022/10/02   私が好きなメガネ屋さん [雑文]

2022/10/02   私が好きなメガネ屋さん



メガネを新調したのが、毎日ずっと使っているためか、すこしずつフレームがゆがみ、つらくなってきた。右側が下がってきたのと同時に右目のレンズが目に近づきすぎて、気になってしかたがない。長年の経験で、メガネというものは、体にぴったりと合うようになるまでに数回の調整を必要とするものだ、と理解している。そうでないメガネには出会ったことがない。いつものお店でメガネを買うのはこれで2回目なのだが、前回作っていただいたものはすでに体と一体になっているので、レンズの度は変わってしまったが、いまだに身近に置いてある。そいつのレンズはすでに3代目なのだが、家人の勧めで新しいフレームを今回作り直したのでもう一度ゼロから調整をやり直しということだ。やっぱりフレームは代えないでレンズだけ作り直した方がよかったのかもしれない。そうではあるが、“これがこうで、、、”と15秒ほど私の方の事情をお話したところ、彼はすべてを理解してくれたようで、すぐに作業に取り掛かってくれた。数回調整した段階でこちらは満足したのだが、今度は彼が満足せず、いろいろと測ったり書き込んだり作業を続けてくれた。何度も曲げ伸ばしを繰り返した後に、やっと私ではなく彼が満足してくれたようで、本日の修正作業は完了となった。修正後のメガネのかけ心地は大変結構で、彼が私の言いたいことをほとんど何も言わずとも十二分に理解してくれたことが証明された。ていねいにお礼をいって、またお願いしたい旨お伝えしてお店を後にした。プロはやっぱりこうでなくっちゃね。私自身も職場でそんな風に見えているといいのだが。ともあれ、本日は意義のある時間を過ごすことができて幸せだった。

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2022_10_05   複数同居しているギター問題 [音楽]

2022_10_05   複数同居しているギター問題



以前、同窓会に出席したところ、かつての級友たちがたくさん楽器を買っていることと、半数近くの旧友たちが離婚を経験していることに大変驚いた。私はといえば、やはり楽器はたくさん持っていると言っていいだろう。しかし家人を取り替えようとは思わない、先方が私を取り替えたくなる可能性は否定しないがいまのところは大丈夫のようだ。それで、今回は複数同居している楽器たちとどうやって付き合うかという話なのだが、いろいろあって、いまは7人の?楽器と同居している。今後どうやって彼らと交際を続けていくべきなのか、最近人生に向き合う態度を変えてみたので手短に書いてみたい。

ということで、7人の侍ならぬ楽器と同居している私なのだが、できれば1人だけに絞りたい、といつも考えている。しかしそれはなかなかの難題だ。数を減らすためには、演奏する音楽のジャンルを限定することが必要で、それは音楽なら節操なく何でも大好きな私にとって事実上不可能と言ってもよいような課題だからだ。一本で広い範囲をカバーできる楽器を選ぶのは難しいテーマだ。以前はテレで、と考えていたが、最近は腰の調子が悪いのでストラトの方が楽だと思い始めた。老化現象だ。フルアコで全てを、とも考えたのだが、抱えずらいのでやはり腰の問題がでてくる。それで思い切ってストラップピンを取り付けてみたのだが、今一つしっくりこない。クラギだけで一生、というアイディアは、足台を使うことが前提であるため、腰を痛めてからは考え直さざるを得なくなってしまった。Mazdaではないが、”骨盤をたてて”いないと、長時間楽器を弾くことができないからだ。なので、消極的に選択すると、ストラトだけでやっていこうということになりそうだ。楽器と本気で付き合ってみると、ストラトって本当にすごい楽器であることがよくわかる。それではどんなストラトがいいのか、という次の段階の選択肢が私を待っていた。実際、あろうことか、拙宅には3人ものストラトが住んでおり、そこまでしてやっとわかったことがある。自分にあうネックの形、というテーマだ。最終的に明らかとなった自分に合うネックシェイプは、Fenderが言うところのLarge Cというやつで、Broadcasterのネックわきのふくらみを少しだけそぎ落としたような断面をしているものがどうも私の手にぴったりと合うらしい。このネックがついた楽器を一本だけ持っているのだが、弾き始めると気持ちがいいのでついつい時間がたつのを忘れてしまう。しかしその楽器はなぜかノイズが多く、アンプにつなぐとなんとなく気分が盛り上がらない。Noise Gateをつかうのはしかたがないことだけれど、あまりうれしくないんだよね。サスティンがのびず、ちょっと不自然な感じになることが多いので。ペダルを使わずにいい音を追求するのが私の好みなのだ。さて。

それで、自分に合う楽器を誰かに作ってもらうというのもいいのかもしれないし、これまでやってきたように、自分に合いそうな楽器を探してみるのも楽しいだろう。しかし手元にいる楽器たちとの付き合いをどうすればいいか、ということも、というか、ということこそ重要な問題だ。なので、少なくともしばらくは、新しい楽器を購入するのをやめて、すでに一緒に住んでいる人たちと音楽を楽しもうと考え、自分にそれを課している。楽器の値段が不自然と言ってもいいほどの勢いで上がっていることも、多少なりとも最近の買い控え関係している。物には適切な値段というものがあるはずだ。

とにかく、私がどういった音楽生活を送っているかというと、何を弾くかはともかくとして、一日のうちに手にする楽器を一本に限定することにしている。こうすると、楽器ではなく音楽そのものに集中することができるし、後回しになりがちの、例えばロッドの調整などの神経をつかうメンテを後回しにしなる。まあ、クラギでJazzのフレーズをコピッたり、ストラトでクラシックを弾かざるを得ないようなこともあるのだが、そんなことは大した問題ではない。こういった制限をあえて設けることで、楽器との一体感を感じる時間が増えたような気がする。

巷間伝え聞くところによれば、Mike Sternが自分のVoiceを探そうと、迷路に入り込んで苦しんでいたときに、当時バークリーの先生であった年若いPat MethenyがTeleを弾くMikeをみて、“その楽器でなんでも弾くように”、と指導したという。これ以後、MikeはTeleをメインにしているというが、なるほどそういうものかと思った。まあMilesとやっていたときはMikeはTeleではなく白いStratoを弾いていたが。

私も自分の持つ楽器を一本だけに決めてしまいたいなあ、と思い悩んでいる。誰か決めてくれないかなあ、なんて。今はレッスンを受ける余裕がないので、誰も何も決めてくれない。他力本願は期待敵ないので、自分で選び取る、もしくは不要な選択肢を捨て去る勇気が必要だ。大昔、友人たちにオマエにはGibsonは似合わないのでなんでもとにかくFenderにしろといわれたことはあったが。こんなに長い間弦楽器に親しんできたのに、まだ自分のVoiceなんて見つからないなんて、恥ずかしいことなのかもしれない。これまで間違いなく自分に合っていると確信できたのは、上記したがネックのシェイプだけなのだ。何度も自分に合わせたつもりで楽器をアセンブルしてきたが、今後はそれはやめて、むしろ既製品の中から選ぶ方向で考えようと思っている。しかし現在同居している7名を増やすつもりはないので、1名増やすのであれば、その時は1名お別れするという前提である。中古の楽器もたまには買ってみたいなあ、でも”沼”に入りそうで怖いなあ。楽器を弾くのが一番大切なことなのだが、買うのも、メンテするのも楽しいんだよなあ。それでも、私に残された音楽時間は、できるだけ演奏のために使いたいなあ、と考えている今日この頃なのだった。

タグ:ギター
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2022_10_06   ストラト [音楽]

2022_10_06   ストラト



長年ストラトを避けてきたのだが、CSを購入して勢いがついてしまった。MIJのLimitedCollectionを2本手に入れたところで何とかブレーキをかけているのだが、ストラトは本当に”つかえる”ギターだ。これ一本あれば何でもできそうだし、長時間弾いていても腰が痛くならない。肘だって大丈夫だ。Jazz, Blues, は言うに及ばず、Acousticな感じの音楽もこなせるような気がする。もっと早く、この万能に近い楽器と向き合えばよかった。今日も幸せな気分でMIJのストラトを愛でているのだが、楽器が意識から消えて、音楽に集中できるのがいいよね。最近、国産の古いモデルを中古で買ってみたくてうずうずしている。馬鹿だねオレ。それから、Kotzenストラトの値段がようやくこなれてきた。これは自分の手に合いそうだと思って試してみたいと考えている。一度弾いてみないと。

呑まなければ今日も仕事の後に数時間ストラトが弾ける。呑んじゃうと指癖を繰り返すだけになってしまうので時間の無駄遣いだ。時間を大切につかって音楽的に成長するためにはやっぱり酒減らすしかないか。減らすの無理だからやめるしか、、、オレのような人間にそれができるか?音楽のためならできそうな気がする、、、。やってみるか、、、。

タグ:stratocaster
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2022_10_05   Sea Monkeys① [Sea Monkeys]

2022_10_05   Sea Monkeys①



遠い日のおもひで、、、幼少時、親にねだってSea Monkeysを購入して、なかなかうまく育たず、生き物を嫌う家族が水槽をトイレに追いやったところ、日光を当てたことがよかったのだと思われるのだが、水槽内の植物性のプランクトンがいい感じに生育して、Sea Monkeyたちがどんどん育ちはじめてびっくりしつつ喜んだ。しかし好事魔多しの例えにもあるように、家族の誰かが水槽を床に落としてしまい、せっかく大きく育ったMonkeysは、その後しばらくして全員が“星”になってしまったのだった。この出来事は非常に深く私の内面を傷つけ、私には生き物を飼う資格がないのだ、と自分を律することになって現在に至るのだが、そういった方面にはめっぽう強い家人がSea Monkeysをなななんと通販で購入してきて私になんとかしろ、やってみろとけしかける。なぜだ。もう“もの”は目の前にあるのだ。必要なのはお水と、手間暇をかける情熱だけだ。やる気があるかって?ないわけがない。もうやるしかないのだ、物事はそういう風にすすんでしまっている。私の“傷”はもう治っているのだろうか?ともあれ、有無を言わさないような形で、あたらしい”物語”はもう始まりつつあるようだ。

まあ昔取った杵柄であるからして、何をどうすればいいのかはもう隅々までわかっている。水を張って、1日置いて塩素を抜いて、海水の元(実はSMの卵も入っている)を加えて、次の粉をいれて、、、、半日ほどで、小さな命がうごめくエキサイティングな時間を迎えるはずだ、、、なのに、何日待っても何も起こらない。信じられない。やっぱりオレのせいなのか?やっぱり誓いを破ったダメなやつなんだオレは、、、。落ち着きを取り戻すまでにしばらくかかってしまったが、冷静になって何が起きたかを考えてみた。たいして難しいことではない。一つずつ起きたことを検証していけばいい筈だ。

海水をなめてみると、ちゃんとそれらしい味がするし、添付の粉を溶かす順番は間違いようがない。水温だって基準の範囲内にとどまっており、ほとんど理想的な生育環境が整っていたはずだ。日に数回の攪拌による溶存酸素の強化だって、忘れずにきちんとやっていた。それでも孵化しないということであれば、あとは卵しかない。卵以外の全てのセッティングを維持しつつリセットすることにした。まだ人工海水は汚れていないしね。孵化しない卵と、水槽の底に沈んでしまった餌をスポイトで取り除き、準備完了。孵化する確率が高いと言われている米国ソルトレイク産のブラインシュリンプ(SeaMonkeyのことだ)エッグの中から、比較的高価で信頼性が高いと言われているものを選択して購入、そいつをごくごく少量のみ水槽に投入、、、すると、今度は当然のように卵の多くが孵化して喜びの時間を迎えることとなった。よしよし、これでいい。つまり添付されていたエッグがダメだったのだ。ひとつずつ問題になりやすい要素を点検して検証して修正するという当たり前のことをすれば、こうやってたいていはうまくいくわけだ。生き物を扱っているので、かならず、ということは誰にも言えないとは思うが、だいたいは大丈夫だ。最近はアメリカ産ではなく、C国とかT国、なななんとR国からの卵も売られているとそうな。定評のある米国製と比べて孵化率はやや劣るものの、品質には大きな違いはないと聞いている。私の手元にやってきたエッグ君たちはどこから来た人たちなのか、本当のことは誰にもわからない。製造会社は米国と記載されているようだがエッグは他国製かもしれない。ともあれ、キットに添付されていたエッグは最近の高温多湿な気候にやられて活性を失ってしまい、結果的に全く孵化しなかったと考えるのが妥当なのだろう。販売元にクレームを入れれば新しい卵を送ってもらえると聞いたのだが、同じことの繰り返しはしたくないので、評判がいい、実績があるブラインシュリンプエッグを購入したのは正解だった。さて今後シュリンプ君たちはどうなることだろうか。うまく育つといいなあ。

タグ:Sea Monkeys
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2022_10_08   ストラト GAS [音楽]

2022_10_08   ストラト GAS



またGASが再燃しそうで苦しんでいる。手元にあるストラトは、どれもとてもよくできた”いいこ”たちなのだが、私の大きな手にぴったりくるネックがついている奴はノイズが多めで、その他の2本は100点に近いできなのだが、モデルにした年代の違いのためにわずかにネックが細い。50年代モデルのノイズが少な目になってくれればずっとそれを弾いていられるので問題解決なのだが、なかなかうまくいかない。ネックが私の手に合うと思われるモデルが珍しく安く売りに出ているし、ネットで私に合いそうな中古が廉価で売られていたりするので、なんか全部買ってしまいそうになっている。しかしもうこれ以上楽器を買っても時間にも体にも余裕がない。同じ愚を繰り返したくはない。さてどうするか。

すこしましなノイズゲートを買って50年代モデルをつないで、満足できるかどうかやってみることにした。好奇心にドライブをかけらると理性を失い、行動力と瞬発力が人並外れたレベルに達する生き物なので、朝早くから早速いつものSHのサイトにいってぽちって来た。これで満足のいく結果が得られればいいのだが。ZoomのマルチストンプについているNGは、値段を考えると望外の出来で、かなりの効果を感じているのだが、音の減衰、エンベロープといえばいいのだろうか、それが少しだけ不自然でほぼ生音で弾くことが多い私にはいまいち納得がいかないのだ。あたらしいNGで本当に満足できればお買い得だったということになるだろうが、そうでなければムダ金になる。最近コロナの問題もあって呑みにいってないので、吞み代ということで自分をごまかして購入を合理化することにした。

心の底から満足できる楽器って世の中にあるのだろうか?自分に嘘はつけないし、音楽は趣味であって実益を得る必要がないので要求水準は上がっていくばかりで困っている。すごくいいテレは持っているが肘と腰にやさしくないし、性能的には100点のストラトはネックがいまいち合わないし、フルアコはやっぱりどうしても腰に悪いしクラギではJazzを弾きにくい。50年代ものをモデルにしたストラトでノイズが気にならないものがあればおそらくそれが一番いいのだろうが、なかなかうまくいかない。あの時こうすれば、、、とかなんとかいっても後の祭りだ。大金を投じても、きっとまた些細なことで文句を言いたくなるのだろうと思われる。問題はおそらく私の頭の中にあるのだろう。ギターのことを考えると、私の中の”ガイキチ”に火が付くんだろうと思われる。もういいかげん楽器へのこだわりを捨てて、音楽に集中したいものだ。
タグ:Strato gas
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2022_10_06   Sea Monkeys② [Sea Monkeys]

2022_10_06   Sea Monkeys②



2-3日して、ブラインシュリンプの幼生がヨークサックに蓄えた栄養を使いつくすころ、つまり黄色いシュリンプが白くなってきたころから添付された餌を与え始めた。しかしどうも餌を与えるたびにシュリンプの数が減っているようだ。数日に一度、与え続けてみたのだが、結局目で見える程度まで成長した個体は2匹のみであり、そのうちに1匹が”星”になり、やがて水槽の中は完全に静かになってしまった。これはかなり悲しいことだ。何が悪かったのか?やっぱり私自身の存在が悪かったのかもしれない。私はやはり生き物を扱ってはいけないのだ。一生懸命やったって、ダメなことはあるんだ、、、。しかし水槽の中、誰もいなくなったと思ったら数ミリに育ったシュリンプが泳いでいるではないか。どこに隠れていたんだ?鋭い動きをして、元気いっぱい。なんだか笑っているように見えないこともない、スバラシイ、、、。しかしそれもつかの間、翌日には “そして誰もいなくなった” 水槽を目にすることになった。私のすべての努力は文字通り水泡に帰したのだ。残念だ。

立ち直るのに数日かかった。

今後どうするか考えてみた。1)自分には生き物をケアする適性がないと思ってあきらめる2)何も考えずにもう一度同じことを繰り返して違う結果を期待3)徹底的に考え直して環境を整えて再チャレンジ。ということで、1週間ほどたってようやく落ち着きを取り戻した私は、涙が枯れたころに3)の再チャレンジをすることに思い決めた。なぜなら、米国ソルトレイクシティから取り寄せたブラインシュリンプエッグがまだたくさん残っているからだ。生き物の卵を放置するわけにはいかないし、川に撒いて捨てることなどとうていできないので、徹底的に付き合うしかない。生命と向き合うっていうことはそういうことだ。手に入れるのに払った金額なんか関係ない。私はそう思う。それで何をどうするか考えてみた。

まずは水槽だ。水は多ければ多いほど生育環境として安定する筈なので、添付された小さなコップのような水槽をあきらめて、ある程度の大きさを持った、ガラスの水槽を使ってみることにした。ペットボトルでもプラの水槽でも可能とは思うが、シュリンプに敬意を表してガラスのものをそろえることにした。C国のものは避けたいので、最終的にI国で制作されたものを選んだ。値段は大したことがないのであまり期待していなかったのだが、少なくともぱっと見は素晴らしい水槽を手に入れることができた。金額と品質を考えるともう信じらないほどのコスパであり、世の中は進歩しているのだなあ、と感動。次は人工海水だ。すでに添付された粉のようなものは使い切ってしまっているので、ネット上で探して評判が良いものを手に入れた。一番小さな規格で売っているものを購入したのだが、こいつは日本の水道水に合わせて調合してあるので、水に加えればすぐに飼育に使えるという。なんと素晴らしい。あとはエアポンプをどうするか、、、値段はビール数本分くらいのものなので、信頼性が高そうな、小さな国産のポンプを選んだ。あとはシリコンチューブとかエアストーンなどの細かいものだ。選んで、そろえるのにはそれなりに時間がかかったのだが、私にはAmazonがついている。総額数千円程度でかなり立派なシュリンプ飼育キットをそろえることができた。これで開始できるかって?いやまだだ。もっと情報を集めて、餌について検討する必要がある。まだキットに添付されている餌が残っているが、より信頼性の高いものは手にははいらないものか、、、、ネット上を探し回った。手元にあるイーストなんかも使えるようだが、それでいいものかどうか自信が持てない。すると、こういったFieldにも先達のような人はいるもので、熱帯魚のプレコに使う、植物性の成分が含まれた餌が使えるという。そいつを紙ヤスリで削って水に溶かしながらあたえると、シュリンプが早く育つし、成体になったシュリンプを長く維持できるという。ヤスリの目の細かさまで指定してあるので、大変参考になった。餌の大きさは、小さくても大きくてもだめで、#600ベストであるという。条件がそろわないと、シュリンプが一斉に“星になる”と記載されており、それは私が体験した事実通りなので、信頼性が高い、実体験に基づいた貴重な情報であると判断して情報を使わせていただくことにした。餌の塊りを水槽に投入すればいいと単純に考えていたのだが、どうもそうではないらしく、餌を小さく砕いて水中に漂わせないとだめらしい。なるほど、そういうものなのね。

よし、これで準備が整った。もう一度やってみようか。

タグ:Sea Monkeys
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2022_10_06   Sea Monkeys③ [Sea Monkeys]

2022_10_06   Sea Monkeys③



それでやってみた。ガラスのきれいな水槽を洗って、水道水の量をきちんと測って水槽に投入。6リットルでやってみることにした。人工海水の量は、1リットルにつき36グラムで海水と等張になるという。すぐに使えるというが、やはり塩素が気になるので、人工海水に加えられた成分によって中和されるとは聞いているが、1日放置しておいた。そしてエアレーションもぬかりなく準備した。連続運用しても安心安全と思われる国産の小さなポンプを買って、シリコンチューブも手に入れて適当な長さに切った。あとは先端に軽石のようなものでできたエアストーンをつけて準備完了だ。病院で点滴するときにつかう、クリップのようなパーツが付属していたので、そいつでエアの量を調整、卵が孵化するのを待つ際は、ガンガンとエアレーションするほど孵化率が上がるのだという。なのでこれまでに集めた情報に従って強めのエアを24時間吹き込むことにした。それで秘蔵のソルトレイク生まれ、と私が信じている、ブランド物のブラインシュリンプエッグをごくごく少量投入して様子を見た。

いやしかしおかしいぞ、というのは、人工海水がいつまでたっても溶け切らないのだ。なにか問題があるのかもしれないと思いつつ、ぐるぐるを海水をかき混ぜて様子を見たがどうもうまくない。何か失敗をおかしていないかとすべてを最初から確認したところ、どうも水分量の計算を間違えたらしい。信じられない。残されたメモから計算すると、望ましい濃度の倍の濃さの海水を作ってしまったようなのだ。信じられない。あんなに慎重にやったのに馬鹿じゃないのかオレは。怒っても仕方がないので、卵交じりの水を半分捨てて、適切を思われる濃度の人工海水に修正した。この操作によって、ある程度エッグが失われるのは避けようがなく、本当に申し訳ないとシンクから流れていったブラインシュリンプの神様にお詫びした。申し訳ない申し訳ない。さらに調べてみると、孵化には海水の塩分濃度である3.4%ではなく、2%のほうが孵化する確率が高いのだという。このあたりで私の心は千路に乱れたが、通常の海水の塩分濃度である3.4%が悪い筈はないので、そのまま行くことにした。ブラインシュリンプのブラインというのは塩という意味で、他の生物が生きられないほど塩分が濃い水に適応することでこれまで生き延びてきた生物なのだということなので、塩分が濃い分には大丈夫だろうという判断だ。逆に、大きく育って環境の変化に強くなった成体であっても、真水の中では一日二日しか生きられないのだという。迷ったが僅かにエッグを追加して、そのまま様子を見ることにした。

翌日、水槽の中はぴくぴくとうごめくブラインシュリンプが沢山、笑うようにして漂っていた。なかなかいい眺めだった。やればできるんだオレだって。こんな簡単なことに苦労している自分に苦笑。頭の調子がおかしいのかもしれない。続く。

タグ:Sea Monkeys
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2022_10_09   NS-2 [音楽]

2022_10_09   NS-2



手元の楽器でお気に入りのものがあるのだが、そいつは50年代モデルのストラトなので、PG裏の小さなアルミ板以外はノイズ対策がほとんど施されておらず、演奏していない時のハムが耳障りで、神経質な私としてはどうしても弾き続ける気になれない。しかしボディもネックも大変良くて来ていて、長時間弾いても手も肩も疲れないので なんとかこいつを自分のメインギターとして弾き続けられないかといろいろやってみたのだが、なかなかうまくいかない。PGを代えてアルミ箔を広げてみたり、アルミのPGに代えたこともあったのだが、期待したほどハムが減らなかった。そんなことを繰り返しているうちに木部のネジ穴が怪しくなってきた。今後はPGの開け閉めをするのは最小限にしないと。それでも内部のサーキットに小さな問題を発見したため、それを修正したところ多少はハムが減ったのだが私的には十分ではなく、仕方なくZoomのMulti StompでNGをかけて使っていたが、音の減衰が不自然で我慢できなくなりつつあった。それで楽器を買い足す前にBossのNS2を導入してみた。これまでこういった問題で苦労したことがないため、私はノイズゲートとかノイズサプレッサーなどにあまり造詣が深くない。できれば使いたくないと思っている。なので少なくとも自分でアセンブルした楽器は、弾いていないときはDead silentに仕上げてあった。そういえば、繰り返し購入した、今は亡きBill Lawrenceのシングルピックアップは静かでよかったなあ。ストラトらしい荒々しさは少な目で、オーディオのような整った音だったが、ハムとは完全に無縁であったため、B.L.のPUは大好きだった。B.L製のPUを使ったときはノイズの苦労はしたことが一度もなかったなあ、そういえば。遠い目になってしまう。いまはBillの奥さんが娘さんたちと一緒にPUを作っている筈だ。何度か電話で購入の相談に乗っていただいたが、いまでも元気にしておられるだろうか。もうずいぶん高齢になると思うのだが。

ともあれ、ペダル一つの追加で問題を解決できる可能性がないとは言えないので、やってみることにした。迷うことなく、“困ったときのBoss”を選んでみた。いろいろ面白そうなペダルはあるのだが、迷ったときは国内設計台湾製造のBossを選ぶのが一番安全だと経験的にわかっている。ぽちったNS2は翌日届いたため、早速件のストラトにつないで使ってみた。
、、、
、、、
、、、
おお、これはいい。楽器の音質はアンプを通す限りにおいてほぼ全く変わらないし、注意深く設定しさえすれば音を長くのばしてもほとんど不自然さを感じさせない。やはり専用のペダルはいいものだ。MultiStompは使えるペダルであることは確かなのだが、特定の機能に高いレベルを求めるのはやはり無理があるのだろう。NS-2は外見に高級感はないが、性能的にはかなり使えるペダルだということがよくわかった。何時間かソロギターの練習をしてみたのだが、不自然な印象はまったくなく、ハムノイズの少ないギターに買い替えたかのような気分にさせてくれた。素晴らしい。しばらくこれでやってみようか。ギターの買い足しはやはりできるだけ避けたいからね。モダンなStratoが欲しいな、というGASに苦しんでいる私なのだった。今回は抑え込むことができるだろうか?
→今回はGAS制圧に成功できた。我ながらよく耐えたと思う。

タグ:ns-2
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2022_10_09   書籍の値段 [雑文]

2022_10_09   書籍の値段


若いころ一番のお気に入りだった作家が全集を出したので、当然のように10冊前後、すべて購入させていただいた。簡素なつくりの本として出版されたことには好印象を持ったが、それは当該作家の意図するところなのだろうと思われる。500頁前後の一冊などは、なんと2000エン前後で売られていた。安すぎないか?最近、文庫本を買うと500円玉では足りないことが多く、ちょっと厚いものだとすぐに1000円札が飛んでしまうので、困ったものだと思っているのだが、それと比較すると、いくらなんでも安すぎないか?ついついKindleなどで暇つぶしに面白そうな本を買うと、頁数が少ないものでも500円を超える。なので、最近は外出の機会があると、Kindleをお休みして、上記の全集をぶ厚さにもめげずに持ち歩いて読みふけっている。内容はものすごく濃いのに値段は信じられないほど安いという。まあものによるのだろうとは思うが、やっぱり紙に印刷された本っていいものだなあ、と再確認した。なくならないでほしいね、少なくとも私が生きている間は。

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2022_10_10   吉乃川 厳選辛口 新潟県 吉乃川株式会社 720ml 798エン  [日本酒]

2022_10_10   吉乃川 厳選辛口 新潟県 吉乃川株式会社 720ml 798エン 



ようやくこのお酒を手に入れることができた。以前、ヘギ蕎麦で有名な小嶋屋の都内の支店で夢のような時間を過ごしたことがあったのだが(惜しくも閉店したらしい)、その時に呑んだ一番安い酒がおそらくこれだったのではないか。廉価なのに大変よくできたお酒で、また吞みたいと思っていた。いつだったか忘れてしまったが、吉野川の定番の晩酌用のお酒がある、ということを知り、原宿の新潟県のアンテナショップなどで実際に手に取ってその値段の安さに驚いたのだが、機会に恵まれず、購入して自宅に持って帰ることができなかった。しかしそいつを身近なところで発見することができたので、早速サンプルしてみた。

地元にあまり上品ではない安売りスーパーのようなところがあるのだが、そこで長期間たなざらしになっているお酒の中に、こいつがあったのだ。奥の方、できるだけ日光にさらされていないと思われる瓶を選んで購入。798エンっていくら普通酒でも安すぎないか?ともかく手に入れることができたので、喜び勇んで自宅へ。冷やす間もなく常温で開封し、盃で味を利いてみた。アル添であることは間違いないのだが、酵母っぽい、日本酒的な成分が十分にあり、深みもあるがさほどしつこくなく、適度にさっぱりとしており、大変結構だ。私見だが辛口というほど辛口ではないな。燗上がりするということらしいが、私は燗酒を嗜まないので冷での評価になる。しかしもうお酒ってこれでいいのではないか?十分おいしいじゃないか、というのが今日の私の意見だ。

大吟醸のように魂がとろけるような味も香りもないし、夢のようにフルーティな世界が舌の上で展開するわけでもない。そうではあるが、昔ながらの日本酒らしさに現代風のすっきりとした印象を加え、実にお酒らしい薫りと味わい、喉越しなのだ。名人が力を抜いて作ったお酒のような印象。これが800エンというのだから、新潟のお酒の実力は本当に侮りがたい。すでに1合以上飲んでしまったが、酒瓶を冷蔵庫に安置して我慢してしばらく待ち、お酒をもう少し冷やしてから、あと1合ほど呑んで再評価してみたい。

お酒にお金を使う人にも使わない人にもお勧めできる一本だ。日本酒の本質がたった800円の四合瓶の中に封じ込まれているような素晴らしいお酒だ。お酒は値段ではなく、造り手の心意気なんだな。私はそう思う。

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