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2022/11/02   Fender made in Japan limited collection; Noise issues (長文注意、内容空虚) [音楽]

2022/11/02   Fender made in Japan limited collection; Noise issues (長文注意、内容空虚)



この楽器が気に入っている。いい悪いではなく、相性の問題だ。木部の乾燥や塗装に多少の問題があるにせよ、ネックのシェイプが私の手に本当にオーダーメイドのようにぴったりとくるのだ。弾いていて気持ちがよく、長時間弾いていても疲れない。50年代モデルのいいところも悪いところもそのまま再現されているので、小さなフレットはきちんと押さえないと音にならないし、シールドが適当なのでノイズが目立つ。実は私はこれを手に入れるまでに同じモデルを3本チェックしている。1本目は某大手通販業者から購入した。素晴らしい楽器で驚くほど気に入ったのだが、おそらく写真撮影の際にネックの裏に指で触ってわかるくらいのへこみが数か所つけられており、どうにも我慢できずに返品した。先方は私の言うことをわかって謝罪してくれたので何も問題はなかったのだが、在庫がないので返金するという。さあこまった。何とか同じ楽器を手に入れたい。製造された本数は限られていると聞いていたので、早く何とかしないと流通在庫がなくなってしまう。それで電車で行ける範囲で電話をしまくって、店頭に出していない在庫をもっているお店を行脚したというわけだ。結局いつものI楽器に足を運ぶことになって在庫していた2本のうち、店頭品が気に入った。しかし倉庫からもう一本在庫を持ってきてもらい、もちろん検品はしているので人の手には触れているのだが、店頭には出していないというので結局そいつを買って帰ることにしたのだった。木目に多少難はあるが、全体の仕上がりがいいと思ってそれに決めたわけだ。しかし自宅で自分の好みに合わせてセッティングしなおしてみると木が縮んでいてねじがゆるゆるだったり、トラスロッドも全く効いていなかったり、保存された倉庫の湿度の管理が行き届いていない、もしくは製造過程で木の水分管理ができていないであろうことが分かった。また、塗装の一部がきちんと磨けていなかったり、指板の塗装の一部がはげ落ちていたり、ネックの裏にわずかな打痕があったりと、問題がないわけではなかった。どうしたMIJと心配になったくらいだ。しかしそういった問題は自分できちんと手を入れてあげれば解決できるもので、手をかければかけるほど愛着も増すし、乗り越えられない問題ではない。しかしノイズの問題はどうにもならなかった。いままでいろいろやってもわずかな改善しか得られず、ノイズが気になって音楽に集中できないという結果となって練習中にほかの楽器に持ち代えることが多かった。これまでにやってみたこととしては、、、


まず全ばらして全体のつくり、くみ上げ、配線に問題がないかどうかチェック。配線の不適切な部分を訂正。具体的にはPUの固定ネジが配線に刺さっていたこと、配線のわずかなヒゲが演奏中に不適切な動きをしてノイズを作っていたことなど。また、この楽器のシールドは、ポット周辺のアルミ箔のみであるため、こいつをFender純正のアルミの板に交換しようとしたが干渉してはいらなかった。次にアノダイズド仕様のアルミPGに変更してみたが、音が変わってしまって元に戻した(ストラトはセミアコなのだ!わかる人にはこれだけ言えばわかるだろう)。PGをもう一枚購入して、裏側全体に銅箔を張って付けてみたみたのだが、これも気に入らず元に戻した。銅箔を張っただけではなく、キャビティ全体に導電塗料を塗って、全体をシールドされた箱のようにしてPUを囲んでしまえばいいことはわかっているのだが、美しくラッカーで仕上げられたアッシュのボディに、たとえキャビティ内といえども黒くて醜い導電塗料を塗る気にはなれずにそこまではしなかった、というかやりたくなかった。キャビティ内に銅箔を張り込むことも考えたが、同様の理由で却下。


PGのつけ外しを繰り返して何度も中を観察しているうちにPGを装着しているねじ穴が怪しくなってきたり、その他いろいろな問題が生じつつあったので、もう楽器本体をあまりいじりたくない。なので、その後はアンプをつながずに練習するときに使っていたのだが、どうしてもアンプリファイしてこのストラトを楽しみたい。思い余って、しかたがないので同じような太いネックを持ったストラトを買おうかと考えたりもした。もう楽器は増やしたくないが、この楽器をこれ以上不必要にいじりたくないからね。最近はZoomのMultistompのノイズゲートを使ったり、それでも満足できずにBossのNS-2を買ったりして、“自分をごまかしながら”楽器を弾いていた。でもやっぱり気分がわるくって、、、だって音の減衰が不自然だし、音そのものがなんか濁っているのだ、ちょっと気持ち悪いよ。弾いていて楽しくないのだ。この楽器をなんとかして弾き続けたい、という私の思いは強かった。実はここ数日、余っているアノダイズドアルミPGにスタック構造のPUを乗せて、オリジナルのPGをPUごと取り換えるべく、PUの選定に入りつつあった。しかしオリジナルのPUはかなりいいもので、なによりそのトーンが気に入っているので、できればこのままオリジナルのPUを使い続けたい。さてどうしよう。楽しくも苦しい時間を過ごしていた。


そんなとき、自作して毎日のように火を通している5F1チャンプの調子が突然悪くなった。多忙で数日火を入れなかった後に使ってみると、何もしないのにガサゴソガサゴソ音がするのだ。なんてこった。こいつがないと生きてはいけない。真空管を差し替えたりしていろいろやってみたのだがだめだめで、しばらくはYamahaの卓上アンプの定評のあるものを使っていた。すばらしい製品なんだがどうも頭を押さえつけられているような音しか出すことができず、音が抜けてこないので気持ちが悪く、やはり真空管でないとだめなようだと思わざるを得なかった。それで、久しぶりにWeb上で原因を調べながら様々な切り口からいろいろやってみたところ、なななんと真空管とソケットのアルコール洗浄でうまくいってしまった。特別なことは必要ない、基本が大事ということを思い出させられた。そもそも5F1回路はこれ以上ないくらい単純な回路なのだし、選び抜いた部品を使って作ったアンプなので、壊れようがないはずなのだ、うん。それで、その体験を生かしてこんどは楽器の回路の基本的な部分をゼロからもう一度チェックしてみた。ついでに出力ジャックをアルコールで洗浄してみたのだ。なぜか拙宅に常備してあるなななんと100%のエタノールをつかって綿棒でくりくりしてみたところ、この写真を見てほしい。驚くほど汚れているではないか。洗浄効果間違いなくありだ。これでひょっとして何とかなるのではないか?ノイズ消えるかもよ?

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実際に修理が済んでいい音を取り戻した愛用のチャンプ(ノイズも驚くほどすくない)につないでみると、残念ながらノイズは消えていない。がっかりだ。それでもよくよく音をきいてみると、どうもノイズの質が変わっているようだ。つまり、以前は ジー というおなじみ50Hzのハムノイズにくわえて、じりじりじりじりといったいやらしい成分が混じっていたのだが、洗浄後はまごうことない純粋な?ハムノイズ、ジー だけになっていた。なので、少なくとも問題は単純化されたわけだ。こんなことを朝早くやっている自分はやっぱり馬鹿なのだろうか。まあそうなんだろう。


その後、お風呂に入ろうとしていた私に、天から素晴らしいひらめきが舞い降りてきた。以前にアメリカで活躍している邦人ジャズギタリストがエレハモのハムデバッカーというエフェクターを紹介していることを知り、探し回って地方の楽器店でそれを見つけ、大枚をはたいて手に入れたのだが、効果がまったく感じられずにお蔵入りとなっていた。そいつがいまのノイズには有効なのではないか?と突然ひらめいたのだ。実際、以前にそいつを使ってみた時にはノイズは減らないし、楽器の音がなんだかロボットの声のようになってしまい、使えたもんではなかったことを覚えている。仕上げが雑で、図体ばかり大きく、電源が他のエフェクターと共有できず、面倒くさい使いにくいエフェクターなのだ。残り少ない流通在庫を手に入れるために大枚をはたいたのに、と、呪いの言葉とともにしまい込んであったのだが、こいつをダメもとでつないでみたのだ。すると、なななんと、だめだめなエレハモが今回はすごくいい仕事をしてくれた。例の ジー が、なんとほとんど全く聞こえないし、楽器の音は少なくとも耳で聞く範囲ではぬけの良い、純粋で澄み切ったスバラシイストラト特有の音色だ。なぜか以前のようにロボットの声みたいな音に変わってしまうことはなかった。どういうこと?信号が良質な場合にのみ効果があるということ?なんだかよくわかんない。でもとりあえずすごいよこれ。これなしではもうシングルPUがのった楽器を弾けないかも。それくらいすごい。EHのHumDebuggerがどんな回路でなにをしているのかいまいちわかっていないのだが、条件さえそろえば、すごく効果のある素晴らしいエフェクターであることがよく分かった。やっぱり人様の言うことは、素直に聞くもんだ、とあらためて肝に銘じた私なのだった。しばらくはN.Y.のあの人に足を向けて寝れないよオレ。というわけで、最近のワタシの”Rig”は、こんな感じになっている(ピンボケ注意)。あとこれにOneControlのリバーブをつなぐこともあるけれど、楽器とアンプがいいのでこれで十分に陶酔できる。とりあえず幸せだ。この幸せがずっと続くといいのだが。



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ということで、これからは本当にメインで使えそうな私のFender made in Japanのお話でした。もう買い物しなくてもいいかも。


No alcohol over the last two weeks. One more week to go!

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2022/11/03   Electro-Harmonix Hum Debugger [音楽]

2022/11/03   Electro-Harmonix Hum Debugger



いまさらながら、これはなかなか素晴らしいストンプペダルだとおもう。いろいろやってみたところよい結果が得られ、ストラトのキラキラした音を損なわずに例のイヤな(関東の場合)50Hzのハムだけ取ってくれるという優れモノだということが分かったのだ。米国バークリー音大卒の邦人Jazz Guitarist、Nobuki TakamenさんのYouTubeを拝見してこれを知ったので、興味のある方は、Takamenさんのチャンネルを訪れることをお勧めしたい。無料で見せていただくのは申し訳ないほど量も内容も濃いと思う。私もいつも興味深く拝見させていただいている。

何をどうやっているのか、その原理が少しだけわかったような気になったので書いてみたい。答えを知っている賢い方々、間違っていたらにっこり笑って教えてください。この製品は、どうもACアダプターが肝らしい。製品に同梱されるACアダプター(私のものは信頼と安心の台湾製)なのだが、普通のエフェクターの場合は電池の代わりなので、当然AC/DC変換をすることになるのだが、付属のアダプターをよく見ると、AC/AC変換になっている。なので、当然専用のアダプターを使わないとだめ、ということになる。なるほどとひらめいた。つまりPUからの信号に乗ってくる交流(AC)由来の50Hzのいわゆる”Hum”を、アダプターから引いてきた50HzのACを信号として、それも逆相にして使って、信号に乗ってきたHumに加えて電気的に打ち消す、ということをしているのではないだろうか。Gibsonが使ってデファクトスタンダードとなったハムバッキングPUはPUレベルでその仕事をしているのだが、Hum Debuggerは、それをシングルPUの音を修飾する形で実現しているのだろう。サウンドとしての信号から50HzのHumだけ取り出すのはおそらくそんなに難しい仕事ではない。FFTとかの演算を使えば周波数ごとの分離ができるような気がする。そんな難しいことをしていないような気もするが。なので、、、。しかしそれなら自分で回路を作れと言われると今の私は困ってしまう。なのでEle-Hamoに敬意を表して大枚2万エンをはたいて泣く泣く、というか今回は喜んで買わせていただいたのだ。一時はうまく働かないので頭に来ていたが、いまは高めのお値段にも納得している。まあ、そういった原理だとすると、このペダルを気に入る人がいればそうでもない人がいる、ということが理解できてしまう。つまり、前提として、本来の信号とHumの比率(他に正しい言い方があると思うが)がある程度大きいことが要求されるのではないか。つまり、質の良い楽器を使って純度の高い信号を取り出すことが前提ということだ。そうでないとこのエフェクターを気に入らないひとたち(原音があまりPureでなく、様々なノイズが含まれている音をOutputしている)がいっているように、Humと原音の分離(する必要はないのかもしれないが)がうまくいかず、原音の一部が逆相で原音に加えられることとなり、出来損ないのロボットの声のような音になってしまうということなのだろう。もし私の考え通りの製品であるとするならば、原理をよくわかったうえで使ってあげないと真価が発揮されないわけだ。なので、このペダルを効果的に使うためには、恐らく音としての信号を、できるだけ混じりけのない、Pureなものにする必要があるわけだ。言ってしまえば当たり前のことなのだが。私の場合、楽器内の回路をチェックして微妙な調整を加え、アウトプットジャックの接点をきれいにしたことで、エフェクターが効果を発揮しやすい状態となってうまくいったのではないだろうか?だって全然違うんだよ出てくる音が。

このペダルの使い方だが、そういった機能を前提にすると、チューナーの前につなぐのが最も合理的(回路を通過すれば信号は必ず修飾される)ということになると思うのでそのようにしてみたところ、やはりその方が調子がよい、というか、効果が高いようだ。なぜなら出てくる音がさらに自然でぬけの良い、人工的な味付けを感じさせないものになったように感じられるからだ。ほんとうにこれはいい感じだ。買ってよかったHum Debugger。ありがとうTakamenさん。これでしばらくは幸せになれそうだ。エレキギターって本当に未完成で不安定なものなんだなあ。しかしそこがまた面白いなあ。

このペダル、もうすこし勉強してみようか。間違いがみつかったら適宜書き換えていこうと思う。

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2022/11/03   定点観測 走れない [雑文]

2022/11/03   定点観測 走れない



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走れない。長距離走はもともと嫌いなのだが、全く、全然、思ったように走れない。不破セイラとか、スーパーウーマンだな。もうすこしイメージ通り走れるようになるまで続けようと思う。もっと時間が欲しいな。
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2022/11/05   定点観測 やっぱり走れない [雑文]

2022/11/05   定点観測 やっぱり走れない



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なかなか距離が伸びないが、今日も懲りずに走りに行った私だ。やはり若いころと同じようには動けないな。でも続ければ伸びる実感あり。続けてみようか。



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2022_11_05   Sea Monkeys④ [Sea Monkeys]

2022_11_05   Sea Monkeys④



暫くこの件は書いていなかったのだが、というのは、うまくいっているからだ。かなりの数のMonkeysが水槽の中をうじゃうじゃと泳ぎ回り、元気なことこの上ない。大成功だ。毎朝自分が食べる前にご飯をあげて、水をできるだけきれいにして、、、。最近の問題は水質の悪化、具体的にはお水が少し匂うことだ。いわゆる水合わせをしながらお水を2-3割新しい人工海水と入れ替えてみたがあまり変わらないようだ。しかしMonkeysは小さいので、水を代える作業自体はたとえば茶こしのようなものを使えば簡単にできるのだが、水槽の底に沈殿した老廃物などをスポイトで撤去しようとすると、どうしても何匹化のMonkeysを吸い取ってしまう。なので、老廃物を捨てる前に、別の容器に移して、そこで泳ぎ回っているMonkeysを水槽に一匹ずつ戻す作業が必要になる。楽しくないことはないのだが、結構神経を使う。すべて戻したと思っていても、意外なところから小さいのが浮かび出てきたりするのだ。容器が老廃物だけになったことを確認し、数時間置いて再確認してからようやく捨てることができる。しかし水槽からの匂いは多少良くなった程度でなかなか改善しないようだ。さて、どうしようか。老廃物の破棄や水の入れ換えを繰り返しながら次の手を考えようか。こういったことが楽しめれば、ペットを飼うのは悪くないものだと思う。いつまで見ていても飽きないからね。Monkeysはどうみても、いつも笑っているように見えてかわいらしい。私が手にいれたSalt lake物は、あまり大きくならないので家人は不満そうにしているが。こんなにお金も手間暇もかけずに生き物の生育を楽しむことできるのは本当にありがたいことだ、うん。

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2022/11/06   No alcohol day 17   バービカン [日本酒]

2022/11/06   No alcohol day 17   バービカン



お酒関係の夢を見ることはないが、お酒のことを考えることがないわけではない。先達から教えてもらった具体的な対処法としてノンアルを箱で買って呑んでいるのだが、これでずいぶん助けられている。そういえば、昔バービカンという宝酒造が出していたバービカンというノンアルビールがあったのだが、覚えている人がいるだろうか?話が古すぎるかもしれない。記憶に頼ってどんどん書いてしまうと、エーちゃんがCMに出ていたなんか白っぽい缶の飲み物だった。こいつがものすごくユニークな味をしていて、数回買って以後はかかわらない、、、以下略だ。思い出したのでざっと調べてみると、昭和61年に発売された製品であり平成19年に製造販売から撤退しているというが、それでも宝酒造はしぶとく36年ぶりに捲土重来、ノンアルハイボールを開発したという。今度のはおいしいといいんだけれど。

私的には、これまで呑んでみておいしいと思ったノンアルは実はないのだ。全くない。というか、なかった。サントリーもアサヒも期待してやってみたが全くダメだった。ミネラルウォーターの方がましというのが本音なのだが、キリンのグリーンズフリーというやつはビールと別物ではあるが、飲み物としておいしいと思って呑んでいる。おいしいと思って呑めるノンアルは自分的には初めてなので、毎日大変ありがたく呑ませていただいている。出会うことができて運が良かった。調べてみると、国内外で30種類以上のノンアルビールが販売されているという。グリーンズフリーを基本にして、いろいろ探してみることにしたい。なんでも楽しんだ方がいいよね、うん。

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2022/11/06   神田須田町あたり [日本蕎麦]

2022/11/06   神田須田町あたり



用事を済ませて散策に。



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少し時間が早すぎたかな?比較的安全と思われる藪に足を運んでみると、なんと整理券を配っているという。コロナ禍に対する対策なのかもしれないが、なんか粋じゃないなあ。好きではないやり方だ。個人的には店員さんにさばいてもらいたいと思うのだが、感染リスク低減の一環なのかもしれない。そうれならばしかたがないか?実際、開店前だがすでに3組ほどのグループが列を作って待っておられた。自分的にはお蕎麦は並んでまで食べるものではないので、記念に写真をとってお店を後にした。それでも神田藪が元気に営業していることは個人的に大変ありがたいことだ。いつもあそこで元気に営業していてくれないと困るのだ。



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ということで、当然まだお店を閉めている甘味の竹むらの前を横切り、大好きなまつやに。



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このお店、知っている人は知っていると思うが、長いテーブルに客をぎゅうぎゅうに詰め込む方式のため、わたしはここ3年以上伺っていない。リスク高そうかなと思ってしまうので。それでもお店の前で佇んでいる白人がいなくなるのを待って、写真だけ記念に取らせていただいた。このお店は震災前?からの建物ということで、現在にまで受け継がれているだけで奇跡といっていいようなものだ。こちらもまた私にとってはありがたいとしかいいようのないお店だ。一度心行くまでゆっくりとこのお店でお蕎麦を味わいたいものだが、客が次々と押し寄せるのでそうもいかない、そこがまたいいと言えないこともない。



また行きたいときに行きたい蕎麦屋で食べたいなあ。お酒止めてしまうとそれも味気ないかなあ、まあそれでもとりあえずいい散歩にはなりましたよ、うん。

タグ:日本蕎麦
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2022/11/10   徒然F30 これは困った [クルマ]

2022/11/10   徒然F30 これは困った



クルマは順調で何の問題も感じていなかったのだが、定期点検に出したところ、大事なところからオイルが漏れていると報告をもらった。ありえない。ドイツ社の場合、内装など細かい部分に問題があることは珍しくないが、エンジンとかミッションとかブレーキとかの大切な部分は信頼性も耐久性も高いのではなかったのか?補償を延長してあるのでカバーされるだろうとディーラーはいうけれど、これでは家族を安心して運ぶことがちょっと難しくなってしまう。何のためにこのクルマを選んだんだろうとちょっと悩む。上手に直してくれるだろうと思う、多分。保証期間内に悪いところをすべて直してもらえばいい、、、などと、海外ではよく言われているようだが、なんだか何十年も前の車に乗っているような気がしてきた。フロントの方はよくやってくださるのだが残念だ。これは製造者責任?私が手足を背筋を伸ばし、自然なポジションで運転できるクルマはなかなかないので、ずっとこれに乗っていたいのだがこの先不安になってきた。

タグ:F30
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2022/11/10   No alcohol day 21 [日本酒]

2022/11/10   No alcohol day 21



オレはやった、マジで3週間一滴もアルコルを体内に入れない人生を歩んだのだ。薬飲まず病院通わずなので我ながら大したものだと思う。私がおかしなことを言っているなあ、と感じる人はおそらくサケのみではないのだ。自らの幸運をしみじみと祝ってくれ。それで、お酒をやめて心身の調子が良くなったかって?確かにそうかもしれない。今日の午前中は自分で驚くほど大量の仕事をこなしきってしまった。まだ余力がありそうで、昔に戻ったみたいな気がする。楽しいかって?まだわからないな。お酒を飲みたいかって?もちろん24時間そう思っているさ。さあ、これからどうするか。次の目標は6カ月だ。はるかに遠い。全く先が見えない。

いままで自分がいかに毎日アルコルに頼って生きてきたかをこの3週間で思い知った。暮らしの節目節目に頻繁にアルコルを摂ってきたのだなあ、私は。驚くほどの頻度でそうしてきたことが今回は身にしみてわかった。苦しいので毎日何かに打ち込むように時間を使い、倒れそうになるまで一日を使い切って床に就いている。充実しているかって?まったく実感はない。今後どうするかって?何も決めていない。それがホントのところだ。

タグ:禁酒
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2022/11/12   ほぼ理想の環境(長文注意、内容空虚) [音楽]

2022/11/12   ほぼ理想の環境(長文注意、内容空虚)



ようやく楽器を練習する際の理想的な環境が手に入ったような気がしている。あとはこれを維持するだけだ。

どういうことかというと、拙宅のように、集合住宅に居住する“お座敷ギタリスト”の場合、夜間早朝には音を出せない。なので生音でぺんぺんやるしかないのだが、それもフルアコではだめで、セミアコでも生音が大きい楽器の場合は厳しく、ご近所にご迷惑をおかけしないためには悲しいかなソリッドを使うしかない。なので、せめて夜間早い時間とか、休日の昼間とかには、集合住宅の規約に抵触しない範囲で、小さな良い音でエレキを楽しみたい。そうでないと楽器をやっている意味がないではないか。人前で大音量で楽器を演奏する機会は社会人になるとなかなかないので、家で楽しみのために楽器に親しむ時間を大切にしたい。それでこれまでいろいろやってきたわけだ。何年も真空管アンプをつくってきたが、そこそこ思ったように自分が欲しい音を作れるようになったので、いわゆる5F1回路を、30年前、若いころに購入したFenderJapanのアンプの筐体に組み込んで使っている。最終的に出来上がったものはシンプルなものではあるが、いろいろアナログ回路のつくり方の経験値が積みあがった末に、ようやくその音に満足できるアンプが手に入った。すごく時間がかかった。制作のコツは、特別ではない、入手に苦労しない、良質のパーツを最小限使ってくみ上げることだと思う、私の考えでは。なのであまりお金はかからないはずだ。しかしいわゆる“勉強代”は、当然のことではあるが今までさんざんつぎ込んだわけだが、スキルを手に入れるためには避けることができないプロセスだろう。

楽器の方はどうだろうか?書いてしまうのはなんだか勇気がいるのだが、私に現在最もFitする楽器は、比較的廉価なFender MIJのMary Kayeモデルだ。こいつのネックが何とも言えない、いい感じのシェイプで、私の大きな掌、細くてあまり長くはない指にぴったりなのだ。私の手の構造上の問題を上手に覆い隠してくれるので、弾いていて楽だし、なんといってもこいつを握っていると楽しい。FCSよりもMIJが自分に合うなんて残念のような気もするが、本当なので仕方がない。しかしこの楽器、使いこなしにはかなりの苦労を強いられ、紆余曲折を経てようやく現在の地点にたどり着たわけだ。問題というのは、“ノイズ”だ。長時間使うのはためらわれるほどのノイズが載ってくるのだ。こいつの解決にずいぶん苦労させられた。製造上の問題としては、内部の配線にPU調整のネジが刺さっていたこと、配線の髭のようなものが悪さをしていたことが見つかったため、慎重に修正した。配線に突き刺さっていたPU調整ネジは、いわゆるタッピングビスのような造りになっているので、繰り返しPUの高さ調整に使うのは望ましくないとかんがえ、先端がとがっていない通常のものにとりかえて事なきを得た。PUの配線は古典的な布でシールドされているので、気を付けて配線しないと問題が起こりやすいといういい例であった。また、配線の髭の問題はどこかに書いたが、内部をいじったりして配線を動かすと問題が生ずることがあった。こちらも慎重に修正した。しかしそういったことを考え付く限りすべてやってみてもなかなかハムが減らないため、ずいぶんいろいろなことをやって楽器に負担をかけてしまった。

何度もPGを取り替えてみたり、ブレードスイッチを代えてみたり、いろいろやってみたがうまくいかず。ノイズは満足いくレベルまで減らない。途中で妥協して使い続けようとしたが気に入らずしまい込むことを繰り返した。自分に嘘はつけませんよっていうことだ。PGは同じ規格のものを少なくとも2枚買い替えて無駄なお金を使ってしまったし、ブレードスイッチはネジ穴を痛めてしまい、ねじ穴を修正したり、ねじを長いものに交換したりする必要があった。せっかくのMary Kaye フルコピーモデルなので塗料で内部をシールド処理する気にもなれず、打つ手がなくなって一時は放置して完全にあきらめていた。それでもどうしてもLargeCのメイプルネックが付いた白いストラトが欲しいので、Richie Kotzenモデルに手を出しそうになり、実は今も引き続きGASに苦しんでいるのだ。お酒と同じで終わりがない。どうしてくれる?しかし自分でどうにかするしかないのだ、結局は。この楽器売っちゃうか?と、危ないところまで行った時期もあった。でも楽器は出会いなので、同じモデルでも違う楽器で、別れてしまえば二度と会えないのは、実は人間関係よりも難しいかもしれない。とにかく売らなくって良かった。代わりの楽器は世界中探したってどこにもないからね。

レトロスペクティブに見てみると、出力ジャックの劣化(使ったパーツが長期保存されていたものなのか、製造後の湿度管理が悪かったのか)とハムを拾いやすい構造(これはまあ仕方がない)が解決すべき問題であり、ジャックを純アル(またこいつが出てきた)で掃除してノイズを減らしたうえで、Hum Debuggerで交流由来のハムを退治すればよかったというわけなのだが、ずいぶん回り道をしてきたものだ。途中でアンプの調子が悪くなった時には泣きたくなったが、Valveの接点の純アル清掃で元に戻ったことが参考となって今回の問題解決につながったので文句を言うべきではないのかもしれない。とにかくここまでたどり着くまでに何度も何度もPGのつけ外しを繰り返したため、上述したブレードスイッチのネジ穴問題以外にも、一か所だけ楽器の木部のネジ穴が怪しくなってしまった。ボディはアッシュで比較的目が粗い木材なので仕方がない。楽器をばらしたとき、一度だけアルコールが入っていたのが悪かったのかもしれないが後悔後に立たず。それでも修復のプランはすでに立ててあるのだが、次にPGをつけ外しする必要に迫られた時までいじらないことにした。

こういったわけで、今は自分の楽器、練習用のアンプ、練習の環境に大変満足している。自作のValveアンプを使っているにもかかわらず、気になるノイズはほぼ全くないし、ピッキングに反応する柔らかい音が耳に心地よい。時々お気に入りのリバーブをかましたりすることもあるが、ほぼ生音のまま、小音量で気に入った音が手に入るのがスバラシイ。楽器のことを考えないで音楽に集中できるようになったため、精神衛生にもかなりよいようだ。問題にぶつかったときは、まず問題の本質を深く理解~把握し、問題を切り分けて単純化し、大きな問題から一つづつ丁寧につぶしていく、という、私がいつも仕事で使っている考え方が今回も最終的には行かされたことになる。人生に無駄なんてないんだって誰かが言ったけれど本当かも。前向きで柔軟になれたのはノンアルのおかげかも。久しぶりにすこしだけ幸せになった私なのだった。今手に入れた環境を楽しみつつ、維持する努力を続けたい。

おまけなのだが、ストラップのことも少し書いてみたい。腰の不調を感じるお年頃なので、背筋を伸ばして楽器を弾くことのできるストラップは大変重要なのだ。いまはできるだけ膝の上にのせたり、胡坐をかいたりして楽器を弾くことを避けるようにしている。あと、ストレッチとか運動も超重要です。健康でないと楽器を弾くことができないからね。まあ、Spanishスタイルで弾くGuitarという楽器は、本質的に心身を蝕むようにできているのかもしれないが。さて、最近人気があるMoodyのストラップはとてもいいと思うし、実は私も一本手元に置いて愛用している。こちらも超有名なSHに売ってもらったのだが、数年前に1.5万円以上した。なじむまでに時間がかかるが、外見も上品で長持ちしそうで大変結構だ。なめし皮で私のものは飴色なので、傷つきやすいことぐらいしか欠点が見つからない。しかし最近もう一本と思ってWeb上でMoodyを探してみたところ、なんと2.5万エンもするじゃないですか!それじゃあいくらなんでも高すぎる。ストラップって自分の考えでは芸術作品ではなく実用品なので、そんなにお金を出すほどのものではないと思う、申し訳ないけれど。おそらく何らかのプレミアがついているのか?有名Musicianが使っているとか?それで昔某国在住時に楽器屋さんのJimに勧められて交わされたことのあるLevy’sを試してみたわけだ。当時のLevy’sは、私の身のまわりではJazz系のギタリストが愛用することが多く、なんかお金持ちのおじさん専用みたいな雰囲気を漂わせており、大変高価だった。そいつをほとんど使わなかった私は結局新品同様のそいつを売りに出してしまったのだが、買ってくれた人はまあオトクだったと思う。話がそれてきた。元に戻そう。それでLevy’sのストラップを探してみたところ、裏皮の幅広のやつが見つかった。手元にあるMoodyのものとほぼ同じサイズだ。これは裏皮なので、使用開始当初はぽろぽろとくずのようなものがでてきて往生するが、それも数週間のことで、あとは全く問題がない。馴染んでくるまで待つことなく、とっても柔軟で汗もすってくれるし、傷もつかない。それでいて重い楽器の重量をがっつりあずけても、伸びてしまうようなこともない。スバラシイ。こいつのお値段は5000エン、大変適切な設定だと思う。ほかにも多数のストラップを持っているが、こいつがあれば、しばらくは新しいものを買う必要がないだろう。ということで、Levy’sのストラップを個人的にはお勧めしており、上記のMKストラトを弾く時にもほとんどの場合Lストを使っている。縫製の仕上がりなどはMoodyに一歩及ばないが実用上は全く問題なく、大変よくできた製品だと思う。話が長くなったので、今日はこのくらいに切り上げることにしたい。そのうちまた続きを書くことになるかも。

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