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2023/06/04   味の笛   緑川               刺身2種盛り   1050エン [日本酒]

2023/06/04   味の笛   緑川
              刺身2種盛り   1050エン



ここは御徒町が誇る魚屋さん、駅前の吉池が経営する立ち飲みのお店だ。一度ここで呑んでみたかったのだ。理由なんてないよ、ただここで呑んでみたかったのだ。やりたいことはやったほうがいい。なんであれ、やらないで後悔するより、やってから後悔したほうがいいと思う。ここは決して上品なお店ではないが、刺身は当然のようにおいしいだろうし、お酒も悪くないはずだ。吉池では魚のみならずお酒も売っているからだ。本日自分だけのための時間を持つことができたので電車に乗って迷わずお店に。幸いお店は空いており、少なくともテーブルは余裕をもって確保できそうだ。早速刺身を買って、緑川を注文した。刺身はマグロ赤身と私の好きなタイ。450エンであれば文句の言いようもない。大変結構。緑川は端麗薄口?で、悪くないが大量に呑む人向きで今の私の好みではなかった。しかし悪くないお酒なのは間違いない。店内は意外と女性もおり、一人で壁を見つめてかっこよく飲んでいる人もおられた。私はといえば、道行く人たちをのんびりと眺めながら、しばらく至福の時を過ごさせていただいた。最近はタバコ吸う人がいないのがいいよね。ということで、ごく短時間だが、角打ちをするときのようにお酒とつまみを一品だけ楽しんで、買い物に向かった私なのだった。たいへん満足した。ありがとうございました。

タグ:味の笛
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2023/04/19   ひらそば おおもり  900エン              越ノ景虎  750エン [日本蕎麦]

2023/04/19   ひらそば おおもり  900エン
             越ノ景虎  750エン
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やっとここに足を運ぶことができた。ここはお酒屋さんの息子さん夫婦がやっておられるお蕎麦屋さんだと理解している。数週間日本酒の品評会?か何かがあったということで、何度か足を運んだが臨時休業とのことで悲しい思いをした。お隣のお酒屋さんのおかみさん、つまりひらそばの大将のお母様と思われる方に事情をうかがって2週間待ち、本日ようやくこちらのお蕎麦を味わうことができた。いつものようにおおもり。平皿にすのこを乗せたスタイルで、結構な量の麗々しいお蕎麦が供された。細おもてでエッジがしっかりと立った二八、星が主張している素晴らしいお蕎麦だった。しかしエッジを立てたいがためにゆでた後にやや冷やしすぎており、お蕎麦のかそけき穀物の薫りは控えめであった。それでも120点のお蕎麦。上記したが量も結構あるし、質も高いしで満足満足。そばつゆは比較的薄めで澄んでいるタイプ。蕎麦湯で薄めてみるとわかるのだが、鰹節ではない小魚系の出汁が結構主張しているのが少し気になったかな。箸休めのさらしネギは大変美しく味も香りも素敵、おろしたてのワサビは薫り高いと同時に辛さ控えめで素晴らしかった。蕎麦湯は茹で湯にそば粉を散らしたスタイルで、私の食べるスピードに合わせて供されてありがたかった。また、着席した瞬間にサーブされるそば茶も大変結構でした。評判のいい花番さんも、接客向きの明るい性格の方らしく、おそらくおかみさんと思われるが、評判通り感じのよい接客態度であった。

お店もお蕎麦も文句なく素晴らしい。しかし本日は客筋にちょっとだけ問題があったようだ。お年寄りのグループが二つお酒と食事を楽しんでおられたのだが、マスクなし酒ありで嬌声を上げまくって傍若無人のおふるまい。ながっ尻が基本のようで、これではお店の営業に差し支えるのではないか?長い間お国のために働いてくださったお年寄りの方々には心からの敬意を示したいが、仕事で疲れ果てた私のような大人の数少ない安らぎの場所を台無しにするのは正直に言って、申し訳ないが、勘弁してほしいと思った。年齢に裏打ちされた渋めの落ち着きをもって、上品に蕎麦時間を楽しんでいただけないものか。蕎麦屋で大声は勘弁してくれよ、ほんと。蕎麦屋は居酒屋と似ているが、少しだけ違うんだと理解していただけると大変ありがたい。勝手なことを言っているのはわかっているが。

またの機会に再び足を運んでみようと思わせるお店であった。ありがとうございました。

次はもりいろかな?



2023/04/26   ひらそば おおもり  900エン
             佐久の華  750エン
今日もついつい足を運んでしまった。茹で担当の方が別の方になっていた?のかもしれず、蕎麦の仕上がりが前回と全く違っており、薫りはさらにかそけきものに。短いのが多かったのも残念だった。しかしそばつゆは大変結構で、血圧を考えてそば猪口の中身を残すのが悲しかったほどだ。前回の蕎麦を今回のそばつゆで食べられるといいな。まあそんなにうまくいかないのはわかっている。お蕎麦は生鮮食品なんだからね。その瞬間を全力で味わえばいいのだ。結局頼んでしまったお酒、佐久の華は、無濾過生原酒というやつで、この私でさえ一合で満足してしまうほどとろりとした複雑で内容の濃いものだった。たくさん飲むと翌朝たいへんなことになるやつだこれは。こういうお酒を出すっていうことは、たくさんは飲めないので商売としては上手じゃないけれど、客としては楽しい時間を過ごさせていただいた。ありがとうございます。お客さんの一人の女性が強烈な香水を使っていて鼻が曲がりそうだったが、それ以外は大変結構だった。この辺りにはこのお店と同じように大人が集まることができる場所が少ないのかもしれないと思った。



2023/05/31   ひらそば おおもり  900エン
             佐久の華  750エン
蕎麦も蕎麦つゆもこれまでで最良だった。おばちゃんたちが宴会を開いてお店の静けさをぶち壊しにしていたのはどうなんだろうと思ったけれど。いまいち疲れが取れなかったかな?しかし蕎麦自体は大変結構でした。私にしては珍しく心から満足した。ごちそうさまでした。ありがとうございました。



2023/06/07 ひらそば おおもり  900エン
             佐久の華  750エン
とても疲れていた。蕎麦も蕎麦つゆもけっこうブレがあるが、何のかんの言っても大変結構でした。気温のせいか蕎麦つゆの酸味がつよかったかな?まあそれも好みの範囲か。最後に残った蕎麦つゆをすべて飲み干す誘惑に立ち向かうのには勇気が必要だった。今日も大変結構でした。ごちそうさまでした。
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2023/06/08   徒然Mazda2   車線変更 [クルマ]

2023/06/08   徒然Mazda2   車線変更



今朝方のことだが、足立ナンバーのアイラインという会社の大きなトラックが、直進している私の小さなクルマを完全に無視して目の前で車線変更して私に急ブレーキをかけさせた。危ないし腹が立ったのでトラックの直前に入ってブレーキ踏んでやろうかと思ったのだが、さすがにプロ、車線変更を繰り返し、巨体を活かして周囲のクルマを蹴散らして上手に逃げていった。おそらく急いでいて、私のクルマが見えなかったのだろうとは思う。しかしあんなクルマにぶつけられればちっぽけなMazda2などひとたまりもない。こういったときには、小さなクルマに乗ることの是非を考えさせられるなあ。家人も載せることだし。

血圧は上がったが、とりあえず無事でよかった。

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2023/06/10   これで終わりにできるかどうか自信はないが [音楽]

2023/06/10   これで終わりにできるかどうか自信はないが



私のアイドルはなんといってもGrant Greenだ。左手の指を二本しか使わないなどと悪口を言われることもあるが、なんともいい味のギターを弾く人で、ずっと気になっていてCDはほとんどすべて持っている。今後長くはない自分の音楽時間をこの人の軌跡を追うことに費やしてみようと結構真剣に思い決めた。このところずっとこの人の音源をきき、ソロをコピーしているが幸い飽きることはない、つまりおそらく私にあっているのだ。追求する音楽の領域を限定して深くやっていきたい。楽器の数を減らし、この人が若いころに持っていたES330モデルを性懲りもなく手に入れることにした。アイドルが使っていた楽器を買うなんて、今までの私にはなかったことだ。いい年をしてお恥ずかしいことだ。しかしギブソンスケール、薄いボディのフルアコは軽いので、これなら腰も肩も大丈夫、長時間練習しても体への負担が少ない筈だ。330は335と違い、ボディが薄いのにフルアコであり、あまりポピュラーではないためかなかなか手に入らない。調べてみると、Gibsonの旧いものはVintageと称して3桁万円というわけのわからない値札が付いている。合板のお安く作ったモデルにもかかわらず、だ。人気がないからこの楽器のコピーモデルもほとんど出回っていないのだが、あきらめずに探し続ければあるところにはある。渋谷のJazz Guitar専門ショップ、Walkinがいまでも新品を10万円台後半で売ってくれているのだ。寺田製の楽器にお店独自の仕上げを施したとのことで、純国産とのこと。ハードウェアにはブランドものはつかわず全て一般的なものではあるが、普通に使うのには十分なものが選ばれているように見えるし、使いやすいように多少なりとも手が加えられていたりするので楽器としての品質は信用してもいいだろう。簡素なつくりのクルーソンタイプのペグに白いプラボタンがついているのもいいし、ポジションマークはシンプルなドット、PUはP90、テイルピースはトラピーズタイプの装飾が省かれたものであるなど、とにかく簡素、シンプルに徹しているのがいい。個人的にはリヤPUはいらないのだが、まあそれは仕方がないだろう。みんなと同じ一般的な楽器を使えばいいのだ。ジャックはトップに設定されているので座っても立っても太ももと干渉することはないし、全てのハードウェアがシルバーなのもいいな。どうしていままでこいつを手に入れなかったのか、自分でも不思議に思うほど細部が私の好みに合う。フルアコなのにブリッジのスタッドがトップに直接打ってあることが不安を覚えさせるが、結構丈夫そうなブレイシングが多めに張り付けてあるので強度は確保できているのであろう。失礼ながら完成度が高い楽器とは思えないが、日本の箱モノ作りに定評ある会社が制作して、箱モノに強いお店が仕上げをしているというのだから長く使える楽器になっているだろうと思われる。このお店、Walkinは、実はずいぶん昔から知って興味を持っていたのだが、決して人気があるとは言えないES330のみならず、さらにボディが厚くなっているES150Dモデルまで売っている。けっこうすごいことだよこれは。マニアックかつ素晴らしいお店だ。お店の人は頑固者かもしれないが、むしろそのほうがいい。私は多くの場合ナチュラルな色の楽器を好むのだが、GGを見習ってサンバーストを選んでみた。これも私にしては例外的な選択だ。ワインレッドでもいいのだが、やはりここはGGと同じ色で行きたい、恥ずかしいがやるときは徹底的にやらないと。こいつを自作のチャンプにダイレクトにつなげて、しばらく音の世界を探検してみたいと真剣に考えている。あ、チャンプの回路もいじって高音を強調してみたいんだったなあ、この楽器との相性を見てからやってみようかなあ、時間が足りないなあ、と、いつもの無限ループに落ちていく私なのだった。



ということで、恥ずかしげもなくWalkinにうかがってまんまと330モデルを手に入れた。軽くて腰にやさしいし、期待した通りにネックはかまぼこの断面のように太い。これだ、これが欲しかったんだオレは。軽すぎるのでちょっと不安になったが、そのうち慣れるだろうと思って家族に加えることにして弦を張り替えたのだが、新品なのにペグが壊れていて弦を巻けない。こんなことってあるんだろうか?信じられない。GotohのSD90を使ってあるはずなのだが、ひょっとするともっと安いモデル(そんなのあるのか?)、もしくは別の会社のパーツを使っているのかもしれない。私はこれまでGotohのペグをたくさんたくさん買ってきた。いくつ買ったのかとか、恥ずかしくて書けないくらい沢山買った。実際、今現在も手元にいくつか未使用のものがあったりする。とにかくGotohのペグの信頼性が高いことは、趣味であれ、仕事であれ、楽器の制作に携わる人であればだれでもよくわかっているはずだ。私も例外ではない。そういった、世界的な評価を手中にしたGotohに拍手を送りたい。世界に誇る群馬県の中小企業だからね。私自身がアセンブルした楽器で、Gotohのペグ、とくにSD90とか91とかの標準的なモデルで問題が出たことは一回もない。なので、私の家に来てくれた楽器には、別の会社のパーツが使われたのではないかと推察する。ほとんど盲目的にGotohブランドを信頼しているのだ私は。それでともかくお店と相談して、最終的に330は引き取っていただくこととなった。返金ということだ。なんて残念な結末なのだろう。WalkinのStuffの方が親身になって対応してくれたことが不幸中の幸いだ。私の週末はともかくそうして終わっていった。おそらく付き合いの長いHeritageH575Customが怒ったのだろう。それならよくわかる。私はHeritageのJohnと直接交渉して、ずいぶんよくしてもらって現在手元にある楽器を作ってもらったのだが、その際、フルアコはHeritage以外は買わないと誓ったのだ。今回のことは、誓いを破ったばちなのかもしれない。やっぱり約束は守らないとね。とにかく今後セミアコ~フルアコをどうするか、しばらく考えてみるしかない、しかも真剣にだ。Heritageからのお許しがでなければずっとHeritage一本でいくべきなのだろう、多分そういうことなのだろう。それでもH575Customのために、ずいぶん前に使い心地がよろしくないOriginalと交換するためにVやTのノブをアメリカに発注したり、ペグをアップデートするためにGotohに注文したり(現在使っているグローバーは調べてみたら韓国製で、最近調子が悪いのだ)、ブリッジのすわりをよくするための作業をサポートするジグをStuMacから買ったりしているのだ。つまり気を遣っている。なぜなら私のメインギターはあくまでもHeritageなのだ。そこのところを楽器にせつせつと語りかけていきたい。
タグ:ES330
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2023/06/14   AT130 [音楽]

2023/06/14   AT130



ということで、10年前からいってみたかったWalkinで念願の楽器を購入し、残念ながら不良品に当たってしまって返品という憂き目にあったのだが、楽器の持ち味はよく理解することができた。

楽器を受取って一晩たち、落ち着いたところでしげしげと観察。仕上がりはとてもきれいだ。というかきれいすぎるかもしれない。プラスチックと木部の境目がとてもきれいにつながれており、境目を指先に感じさせない。それが悪いとは言わないが、塗装は厚めなんだなあ。それから、ものすごく軽い。ストラップでぶら下げてみると、ヘッド落ちはしないけれど、335などと比べるととてつもなく軽いように思った。それから、断面がC型のネックはしっかりとした握り心地と紹介されていたが、かなり太く私的には大変結構。全体から受ける印象は、木材ぽい感じがあまり伝わってこないため、正直言ってなんかすこしおもちゃっぽいと感じた。しかし実際に弾いてみると、こんなに薄っぺらいボディなのに、かなり大きな音がする。よくできているなあ、と驚いた。うちのHeritageより生音が大きいような気がする。信じられないことだが。Heritageは結構厚いソリッドのメープルが使ってあり、おそらく意図的に鳴りを抑えてFeedbackに対応しているので仕方がない。

以下、ヘッドから下に向かって印象を述べていく。

ヘッドはきちんとつくられたギブソン的な造形であり、ATのロゴマークもかっこよく決まっている。しかしペグを回した感じがどうもおかしい。低音弦は逆に回すとなんだかトルクが抜けてしまうし、高音弦は締めこむときにありえないくらい固い。ペグを回した時の質感がどうもいつものGotoh製SD90のしっとりした感じと違うような気がしている。とにかくペグははずれだな。

ネックは、マホガニーと書かれているが、どこで取れたマホガニーなのかはわからない。しかしそれでも太めのC型ネックは私の手に馴染み、体に合った欲しいものが手に入った喜びを感じた。ネックの木材も重量がかなり軽いような印象なのだがどんなもんだろうか。ネックはすんごくまっすぐ。バインディングもきっちりと塗装に塗り込まれ、フレットのエッジもきちんと処理されている。大変結構だ。弦はダダリオの11セット、やや太めの弦が張られているが、その割には弾きやすいなという印象。しかしチョーキングを試みると、太めの弦が張られていることを身をもって知ることになる。フレットは標準的な高さ、幅のもので、クラウンの仕上げも比較的丁寧で値段を考えると望外。まっすぐなネックときちんと仕上げられたフレットが弾きやすさのポイント①。指板の端から端までとても弾きやすい。ただ、21,22フレットには指が届かない、というか手を入れることができないことに気づいてしまった。小指を強引に伸ばすしかなさそうで、このあたりで和音をひくことは事実上不可能と思った。なるほど、だから335は指板がもっと外にとび出しているのね。やはりこういったことは、自分のものにしてみないとわからないものだ。指板が埃っぽくやや汚れており、木部に着色したかのような印象を持ったのだがどうしてだろうか。また、フレット周囲にシミのようなものが散見され、フレット打ち込みに際して接着剤を使ったのかも、と思った。オレンジオイルで掃除をしてみると、思った通りクロスが真っ黒になった。しかし指板の色が抜けるようなことはないので、必ずしも染めてあるということではなく、汚れていたのだろう。さらにチェックしてみると、ナットの溝切が結構攻めた設定で、割と深くぎりぎりまで切り込んである。これが弾きやすさの一つのポイント②だと思われた。返却が急がれたので弦高を細かく測ったりはしていないのだが、標準的な高さに設定されていたと思う。普通の楽器店で見る楽器よりは低めになっていたかも。ブリッジのコマは仕方がないことだがあまり正確に調整されておらず、オクターブがかなりくるっていたのはご愛敬か。こいつは間違いなく信頼と安心のGotoh製だ。いつものことだがよくできている。スタッドには高さ調整用のナットと、もう一つ、おそらくスタットの固定強度を増すためのナットがねじ込まれている。これのおかげでスタッドが弦のテンションに負けて傾いてしまう可能性は減るだろう。テイルピースはシンプルでありながら洗練された形のブランコテイルピースが使われている。私はこういうのが好きだなあ。ノブやセレクターはレスポールに使われているものと同じ感じだ。Potはおそらく国産と思われるがどうなんだろう。韓国製のアルファかもしれないが、内部は詳しく見ていないのでわからない。回すとずいぶん固いので、それが少し気になった。国産の例えばアルプスなどのものは、気をつかって作ってあるのでこんなに固くないし、回り方にためというか味があるものだ。コンデンサもおそらくOrangeDropなどが使われているものと思われるが、確認する時間がなかった。PUは国産のP90モデルなのだが、とにかく今回はP90がのった楽器を手元に置くことが一つの目的だったのだ。だってGGのコピーをするんだからね。音については把握できるほど弾いてないので詳しくは書けないが、ギブソンのものからイナタイ感じを少し減らしてバランスよくした感じ。日本製だからという偏見かもしれないが、いつもの自作チャンプで弾いた印象は上記だ。まあチャンプを通すとある程度以上のレベルの楽器は、どれをつないでもそれなりのいい音になってしまうということはあるのだが。それから、PGの固定に使われている金具がOldのGibsonを模したロボットっぽい形のものになっていたのだが、これも個人的にはポイント高い。金属を曲げたパーツでも同じような機能は果たせるのだが、楽器は機能だけではなく見て愛でるものなので、こういった細部にも神経を使ってほしいと思う。あとは、ジャックが少し硬いな、これは多分スイッチクラフトではないな、といった印象。そうそう、ボディにあけられたSホールの断面にもきれいに塗装が載せられていたことは好印象であった。

ということで、今後暫く付き合う覚悟を決めた直後にペグで弦を巻き上げることができないことが判明、お店と相談して返品することになってしまったAT130なのだが、短い付き合いだったが家からいなくなってしまってとても寂しい。ご縁がない、ということなので、今後この楽器をもう一度購入することはないだろうと思われる。しかしATは楽器としては値段を考えると望外の出来なので、皆様には自信をもってお勧めしたい。そうそう、初期不良の相談に伺った際に聞いた話では、ナットの切込みとシリアルナンバー入れは(おそらく)Westvilleの西村さんがやっておられるようだ。なるほどそれで納得だ。この楽器は廉価だが良質な材料を使って箱モノには定評がある寺田楽器が正確に組み上げ、最後に音と弾き心地の肝であるナットを現場を知るプロが調整しているというわけだ。弾きやすいわけだ、それじゃあ。


タグ:AT130
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2023/06/14   徒然Mazda2 トラックにあおられた

2023/06/14   徒然Mazda2 トラックにあおられた


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確かに私は十分なスピードを出していなかったが、前には大きなトラックがいるし、横にはやはりワンボックスがいたので逃げられない状況で、後ろから大きなトラックにがんがんあおられた。もうぶつかりそうな距離まで詰めてくる。車間距離は1メートルは切っているだろう。ぶつかってもMazda2がとばされるだけで、トラックは知らん顔をして走り去るだろう。マジでシャレにならなかった。なんとか走行車線の隙間に潜り込んで逃げたが、というか、近くのクルマが見かねて私を逃がしてくれた。当のトラックは、私を抜いたのはいいがすぐに前のさらに大きなトラックに進路を阻まれている。当たり前だ。最初から私の前を走っていたのだから。今朝の出来事は、私が100%正しいわけではないが、これは実際人殺しに近い。距離をとって、左右に逃げ場があることを確認して、トラックの後ろについて長時間パッシング。怒りを伝えてみたが、よく見るとナンバーがついていない!これはヤバいトラックなんだと気が付いてさらに距離をとった。こういう輩とは関わりを持たないほうがいい。

そのまま遠めに眺めていると、なんと車両の奥の方にナンバーが見えないように据え付けられていた。これは道路交通法違反だと思う。危ないと思ったがそれを撮影、さらにドライバーの顔を確認。小柄な40歳くらいの坊主頭のおっさんだった。おとっつあんの撮影は残念ながらできなかった。他に憂さ晴らしの方法がないのか?小さいクルマをトラックであおるのは楽しいのか?私がにらみつけると目をそらして右折していった。トラックはなりが大きいし、ほとんどの場合運転が上手なのだから、路上での模範となってほしい。アメリカはその点よかった。トラックの運ちゃん達は知る限りみな、少なくとも路上では優しかったよ。ナンバーを一部さらしてみようかと思う。ドライバーにも言いたいことがあるだろうが、人殺しはいけないよ。


タグ:Mazda2
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2023/05/01 徒然F30   ドラレコが壊れた [クルマ]

2023/05/01 徒然F30   ドラレコが壊れた



先日ディーラーに足を運んだのだが、冬場のクラッチジャダーはどうもこれ以上は対応したくないらしいし、指定とは違うオイルを使ってくれちゃうし、ちょっと残念に思っている。コストは負担するからクラッチ直してと持ち掛けてみるつもりだが、私が以前調べた範囲では、きちんと直す方法は確立されていないようで、本国のBMWはこのまま様子を見て、私のようにF30のMTモデルを愛でる人が減っていくのを待つ腹のようだ。残念だ。そんなことを気にしていても不幸になるだけなので、気温が上がった日は新しいタイヤの感触を楽しみつつドライブに入れ込んでいる。

以前にもどうも調子が悪かったドラレコなのだが、これは韓国の製品で、BMWが正式に純正として採用したモデルだ。LCDの表示がおかしいのでメーカーに相談したところ、日本の代理店の対応は非常に良好で、ドライバのアップデートとSDメモリの交換でおそらく直るとのことであった。確かに症状は改善して数か月は幸せでいられたのだが、今度は走行中にLCDが真っ白しろすけになって、操作ができなくなるという不具合が出現。こんどはもうだめだろう。画面がゆらゆら揺れたかと思ったら真っ白。使っていると本体が結構厚くなるので、画面の制御系が長年の酷使で壊れてしまったのかな?と推測している。自分でばらして直して、、、というのはやりたくない。だって延長保証をかけて、全てディーラーにやってもらって走りを楽しむのがこのクルマとの付き合い方と決めているのだ。しかし純正と言っても延長保証でカバーされているかどうか調べてみないと。今度オイルを交換するときに対応してもらおうと思う。

本体だけ新しいモデルに買い替えてみるかとも考えたのだが、日本の代理店に聞いてみたところ、後部カメラとかGPSユニットとか電源とかの規格がかわっており、全て付け替える必要があるというではないか。アコギな商売をしているな。なので、あとはディーラーに任せるしかなさそうだ。こういった仕事が有償であるディーラーに任せると、まあ10万仕事になるのだろう。あまり有効なお金の使い方ではないような気がする。保証でカバーしてくれるかどうか、とにかく相談してみよう。まだ5年目のクルマなのに次々と問題が。エンジンとかミッションとか重要な部品は壊れないけれど、つまらない部分はどんどん壊れると聞いているが、大切なクラッチの調子は悪いし、ドラレコは壊れるし、、、、。その他もろもろ、細かい問題が次々に出てくる。なんか気分が上がらないな。本当に国産の愛着が持てそうなクルマに買い替えることも考えないといけないのかもしれない。こいつを最後のクルマにしたいと思っていた、今でもそう思っているのでなんとも残念だ。ディーラーさん頑張ってくれないか。なんとかしてきっちり直しておくれよう。



その後の経過なのだが、ディーラーは補償切れだができるだけケアするので見せてくれとのこと。メーカーというか日本の代理店に相談すると、やはり補償切れであるとのこと。とにかく送ってくれれば何とかするというので故障した現物を送ってみた。すると一瞬で返事が来て、修理には本国(Korea)に送るため3-4か月!かかるが、リビルト品ならすぐに交換できる、とのこと。なんだ、最初からそう言ってくれればいいのに。国内で修理するわけではなく、対応方法はすでに決まっているというわけだ。クルマの大物パーツをリビルト品に代えるときに壊れたパーツを渡すのと同じやり方で対応しているのだろう。以前に誰かが使って壊れたドラレコを本国?に送って直して、そいつが私のところに来るということか。幸いあまりコストはかからないので、気分は悪いが他に方法がないというので受け入れることにした。リビルト品と言っているだけで、事実上の新品が来るといいんだがあまり都合の良いことは期待しないようにしよう。もう一度ダメになったらドラレコを別のメーカーのものに入れ替えることとしたい。とりあえず今回は、この件はこれで解決、ということとする。また5年たったら壊れるんだろうなあ、きっと。



送られてきた物は、オリジナルとは違う。本体の一部の色が黒ではないし、また、上下に細かい穴が開けられており、熱に対する対策が施されている。本体に熱がこもり、問題が起きることはメーカーは把握しておられるようで、これならしばらく持つかもしれない。なのだか埃や水分には弱くなっているのではないか?耐久性のテストなんかはやってないんだろうなあこれじゃあ。弄り回してみると、オリジナルは重厚な雰囲気で実際重かったのだが、新しいものは外見もちょっと軽い感じで実際に重量も軽い。なんか損したような気分にならないわけではないが、まあそんなに値段も高くないし、悪い対応ではないと思おう。早速F30に装着してドラレコ機能を取り戻そう。これで一件落着になるかどうか。しばらく様子を見て判断するしかない。とりあえずこの件はいったん終了だ。

タグ:F30
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2023/06/16   佐久の華 手詰め直汲み spec d 純米吟醸無濾過直汲み  長野県 佐久の花酒造720ml 1650エン [日本酒]

2023/06/16   佐久の華 手詰め直汲み spec d 純米吟醸無濾過直汲み 
長野県 佐久の花酒造720ml 1650エン


お蕎麦屋さんで出会ったこのお酒、体調悪くどうしてもお蕎麦を食べられなかったため、お酒だけ買って帰った。県産のひとごこちというお米を使っているが、薫りよく、とろりとして口当たりも良好で、飲み口が柔らかく、私の舌には山田錦と遜色ない味に思われる。ただしあと味がやや厳しく苦く、ぴりりとしており、それがかえって喉に心地よく、次の一杯を誘うのですぐに呑み切ってしまう。これが1500エン、税込みで1650エンはお買い得だ。有力な地酒店での扱いがあるのかどうかは知らないが、都内の小さな酒屋さんで出会ったこのお酒、大変気に入っている。買って帰るのは大変なので、健康を取り戻してお蕎麦屋さんでまた味わいたいなあ。

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R2BY 町田酒造55 純米吟醸 山田錦 限定直汲み 群馬県 株式会社町田酒造店 720㎖ 1650円 [日本酒]

2022/5/18   R2BY 町田酒造55 純米吟醸 山田錦 限定直汲み
群馬県 株式会社町田酒造店 720㎖ 1650円
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山田錦そのものの味でバランスよく文句のつけようがない。後味が苦いのは蔵の特徴なのか無濾過生原酒のためなのか。やはり山田錦は酒造好適米の王様だ。素晴らしい。町田酒造のお酒は、都会の女性をターゲットにして作られており、水の中の電解質を細かく調整して味づくり、、、などというお話を伺ったことがある。相性がいいのでBlogにUpこそしてはいないが、かなりの頻度で一通り吞んできている。水色ラベルの五百万石のお酒(税込み1430エン)、緑ラベルの美山錦のお酒(1430エン)に加えて、最近雄町(税込み1650エン)のものを楽しませていただいた。雄町Versionはびっくりするほど甘く、困ってしまったのだが、封を切った翌日以降、雄町らしいミネラルっぽい苦みが出てきて全体としてはおいしくいただくことができた。本日は久しぶりに水色の五百万石のものを買わせていただいたのだが、いつもと違う、、、。まとまりが悪いのだ。苦みが浮いてしまっている。今年は蔵元になにかあったのかな?明日以降の味の変化に期待すればいいのかもしれないが、申し訳ないがちょっと残念。私にとってこの蔵元のお酒の基本は緑ラベルなので、次の機会に、運が良ければそいつをまた手に入れて、吟味させていただこうと思う。町田酒造、大好きなのだが何かあったのか?コロナの影響?少し調べてみようかな。



2023/06/17
R5BY 町田酒造55 純米吟醸 雄町 限定直汲み
群馬県 株式会社町田酒造店 720㎖ 1650円
あれ?雄町が税込み1650エンなので、山田錦はもっと高くなったのかな?
私が一番好きな酒米はどうも雄町なので、今日は冒険を避けてこの銘柄を選んだ。
久しぶりのこのお酒なのだが、まとまりが良すぎてフルーティな感じが少な目かな?
そうではあるが、値段を考えると望外の出来で、今日も大変幸せな時間を過ごすことができた。町田酒造はずっとがんばっているなあ。ありがたいことだなあ。


タグ:町田酒造
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2023/06/19   あきらめないこと [音楽]

2023/06/19   あきらめないこと



何かを手に入れようとするときには、やっぱりこれでもいいや、ではなく、これがいいんだ、というものを選ぶべきだし、自分の生き方そのものに関しても同じで、これでもいいか、ではなくこうやりたいんだ、という風にして生きてゆきたい。それが可能かどうか、本当はだれにもわからないが、あきらめなければいつかそのうち理想に近いもの、理想に近い生き方が手に入るのではないだろうか。ずっとそう信じて生きてきた。卑近な話にはなるが、楽器のことに関しても幸いにしてその通りになった。私にとって音楽は非常に大切なものなので、人生が遅ればせながら一歩前に進んだような気がしてちょっとだけ嬉しかった。

私は体格に恵まれ体力があるので重くても抱えにくくても意に介さずにいろいろな楽器を使ってきたのだが、警官が私のクルマに追突したため首と腰をいためた事故を契機とし、最高に気に入っていた、しかしドライブすると体にかなりの負担を強いるクルマをやむなく買い替えることとなったのだが、前後して、重い楽器、私の体格に合わない楽器を演奏するのが苦痛になってきた。やっとの思いでお気に入りの職人さんにお願いして作ってもらったクラギを長時間弾くことが不可能となり、長い付き合いの小ぶりだがけっこう重いフルアコを抱えることもつらくなってきてしまったのだ。まったくもってひどい話だ。当該の警官二人は、責任は取らない、責任は保険会社がとればいいとはっきりといった。そして私はこうやっていまだに後遺症に苦しんでいるというわけだ。楽器を続けるためのいろいろな工夫を、ほんとうにいろいろやってみたのだが、今のところ全ての問題を解決する方法は見つかっていない。あきらめはしないがやり方を変える必要がありそうなのだ。無理をおして長時間楽器を弾いていると、右足がしびれるようになってきたからね。やばいよこれは。

なので、当初は手元にある16インチのフルアコを17インチの楽器に入れかえればストラップでぶら下げずとも腰を丸めずに何とか長時間弾けるのではないか?と考えて17インチ物を探したのだが気に入るものが見つからず、これでもいいかなと16インチのシンラインを試してみたがご縁がなくお別れすることに。このときは音楽の神様が本当にいるのではないかと思った。やっぱり妥協してもうまくいかないのだ。信頼性の高いFujigenに相談したが、フルアコは16インチであり、私の希望は満たすことができないことが分かった。それで、かなりへこんでしまい、かなり真剣に、もう楽器をあきらめようさえと思っていたところ、張っていたアンテナに引っかかったのがKing Snakeの楽器だった。以前にどこかで目にして気になっていた。ヘッドの形とNash Guitarsに似ているロゴの入れ方がいいなあと思っていたのだが、探してみるとこのレーベルは私が探していた楽器そのものといった楽器を作っているではないか。本当に驚いた。私と同じようなことを考えている楽器制作に携わる人がこの日本にいるなんて。あきらめないでよかったと言えるのかもしれない。

ここにたどり着く前に、実はGodinの楽器にも興味を持ち、軽くて腰にやさしそうな実物を見にクルマを飛ばそうかと時間を作ったりしていたのだが、その過程で、私がやっていることは楽器を買うことを楽しむだけであり、欲しいものを手に入れることではないと気付いてしまったのだ。手段が目的にすりかわっているという。それで楽器購入を断念して、いいかげん嫌になったので音楽そのものもやめてしまおうかと考えていたところ、偶然に見つけたのがKingSnakeというわけだ。ざっと調べてみると、作っているのは日本が誇る箱もの工場である寺田楽器であり、使われているパーツは多くが信頼性が高いGotoh製であった。以前にも書いたが、この楽器には私が欲しいものすべてが盛り込まれているので、あとはブリッジをTOMとどちらがいいか比べてみて、それからVやTのノブをFenderのアンプに使われている黒いものに代えれば本当にそれで完璧だ。重量が軽いというのも今の私にとっては重要なファクターだ。当該の楽器のネックを握ったことすらないが、間違いなく私の体にぴったりと合うはずだ、と、確信している。だって”ご縁"があったんだもの。物を手に入れるとき、ものと自分との間にこういった強いつながりを感じることは稀にしかないので、これは自分にとって本物の出会いなんだと確信している。まだ手許に来てすらいないが、間違いなく長い付き合いになる筈だ。もうクルマも私にとって最高の一台を持っているし、これ以上モノは何もいらないかな。本当にそんなふうに感じている今日この頃なのだった。また報告したい。 


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