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奥多摩 とちより亭 [日本蕎麦]

10月21日
奥多摩 とちより亭 大もり 1000円

ものすごい場所にある。ちょっとした山の頂上近く。スポーツカーでは行かないほうが無難。しかし着いてしまえばとっても落ち着ける山小屋風の蕎麦屋さん。蕎麦は木のお盆のようなものに乗せて供される。蕎麦はおそらく10割のぼそぼそ系。中くらいの太さでそれなりの香り。口当たりものど越しも悪くない。山葵は生で、からすぎず秀逸。つゆは江戸前のものを少しゆるくしたような感じ。蕎麦湯は薄め、少な目。お焼き?のようなものがついていて、これもなかなかよかったが、なにより蕎麦の盛りを多くしてほしい。残念だったは、トイレのにおいですべてが台無しになったこと。そばを前にして鼻の感度を最大にしていた時に、誰かがトイレに入ってすべてがぶち壊しになった。トイレの近くには席を作らないほうがいい。なぜかお客さんに外国の方が多かったのも印象的。川魚なども焼いていて雰囲気は抜群。

良い;ロケーション 雰囲気 山葵 すべてがそれなりのレベル
もっと良くなる;トイレを綺麗に! 席をトイレから離すとよい 個人的にはつゆはもっとからいほうがいい
また行く?;No
総括;山の上の雰囲気のある蕎麦屋さん。行くのは大変だが着いてしまえば落ち着ける。景色も素晴らしい。都心の蕎麦屋さんではないことをよくわかって営業されている。場所柄値段が高めになるのは仕方がない。しかしやはり”めんくい”としては、大盛りは本当に”大盛り”にしてほしい。
トイレの件は、私の”うん”が悪かっただけかも。
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小岩 矢打 [日本蕎麦]

9月某日
小岩 矢打 大盛りせいろ 735円
つなぎ多めの極太大盛り田舎そば。都内の蕎麦屋さんには珍しく、本当にふつうの大盛りでお腹がいっぱいになる。大盛りはこうありたい。お店の建物も働いている方たちも感じが良い。家族経営のようだ。蕎麦はつなぎ多め、ややカドの丸まった太麺。うどんのような蕎麦だ。細かいことを言わず、お口いっぱいにお蕎麦を頬張れば、めんくい者の独立排他的なパラダイス。のど越しではなく、噛み応えを味わう蕎麦。つゆが蕎麦に完全に負けているので、次回は鴨そばを試してみるつもり。大盛りを完食し、更にもう一つ追加したら常連さんに驚かれてしまった。わんこそば状態となったが根性で完食。おなかパンパンで、薬味など細かいことは忘れてしまった。てんぷらもお安く超大量に供されるようで、次回お願いしようと思っている。”お蕎麦だけでおなかいっぱい”が確実に実現する、都内では珍しいお店。駅から遠いことと、駐車場が使いにくい以外は、大変気に入りました。地元の方の欠かせないお店になっているようで、これも素晴らしいことです。

良い;安くて沢山 清潔な店内 アットホームな雰囲気
もっと良くなる;駅から遠い 駐車場使いにくい
また行く?;Yes
総括;大量に供される極太田舎蕎麦の地域限定有名店。おそらく家族経営で、小ぶりなお店の隅々に神経がゆき届いている印象。家族で食事をしている方たちが多いので、のんびり呑みながら、という用途には向かない。大食漢向けの貴重なお蕎麦屋さん。


7月某日
      鴨汁せいろ 大盛り 1000円前後

 その後お腹を減らせて再訪した。やはりこれがお勧めらしいので鴨汁せいろをお願いしてみた。当然大盛りだ。供されたものを見てみると、”一キロ”の極太お蕎麦!これは素晴らしい。鴨汁は、実は冷やしたものを想像していたのだが、鴨の脂が強いためか、温めたものが出された。なるほど。塩気の強い、出汁は控えめのつゆに、ネギと鴨肉が浮いている。お蕎麦と合うか?合っているが、お蕎麦がやや負けているかも。つゆのかほりも強力なので、ほのかなお蕎麦のかほりが感じられずにちょっと残念。ともあれ、お腹がすいた私は、ざるにこんもりと盛られた一キロのお蕎麦を淡々とお腹におさめて幸せになったのでありました。我ながら良く食べる生き物だ。鴨汁は、私には味が濃すぎるので残念ですが残しました。血圧高いしね。大盛りの客にはつゆを薄めに、、なんて、対応をしてもらえるとうれしかった。とにかく地元の超人気店なので、合い席を頼まれたのには申し訳ないが閉口した。早々に退散しました。ご馳走様でした。
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吉祥 庵 成城学園  [日本蕎麦]

某月某日
吉祥 庵 成城学園 せいろ大盛 850円

最近お蕎麦が好きになったきっかけのお店。調べてみると最近出来たチェーン店みたいだが、馬鹿に出来ない実力。江戸前風のお蕎麦もそれなりに薫り高く、つゆも濃くだしも渋い感じにも効いて、わさびも悪くない。蕎麦茶もおいしい。店は清潔で場所柄客層もとても良い。山口県の貴という(当時は)安くておいしい日本酒を知ったのもこのお店。仕事の都合で暫く訪れることはないだろう。残念だ。店のお兄さんやお姉さんはおそらくアルバイトで、お蕎麦や日本酒の詳しいことなどわからないと思う。しかし全体として”これで十分”という満足感を与えてくれる。お店のプロデュース・マネジメントの力はたいしたものだ。あとはお蕎麦の盛りの量を多くしてくれれば文句なし。”足るを知る”ということを教えてくれたお店だ。

良い;清潔な店内 上品な雰囲気 一定のレベルに達したお蕎麦
もっと良くなる;盛りを大きくして欲しいがそうすると下品になってしまうか?
また行く?;Yes
総括;高級住宅街にあるお蕎麦のチェーン店。店構え、品揃え、接客、侮りがたい実力を備えている。私にはこれで十分。日本人でよかった。居酒屋さんとしてもいける。


タグ:日本蕎麦
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神保町 柳屋 [日本蕎麦]

5月某日
神保町 柳屋 大もり 730円

歩いていてたまたま見つけた、新しいビルの一階にある、オフィス街の蕎麦屋さん。神田のお蕎麦の名店数店と協力し合って蕎麦文化を盛り上げているそうな。廉価で美味しいお蕎麦。それなりに本格的(蕎麦屋蕎麦屋していないという意味です、、、わかって頂けるでしょうか?)。お店は新しく、お姉さんたちの感じも良い。女性が一人で食事に来ることができる雰囲気。お蕎麦もつゆも江戸前だが、個人的に基準にしている神田松屋と比べると、なんというか、”やさしい”印象。方向性はともかくとして、美味しいお蕎麦であることは間違いない。店はなんというか、いい感じに小さくまとまっており、居心地が良い。美味しい日本酒を数種類置いてあるためか、夜は居酒屋として使っている方たちが多いようだ。くお料理のたれなどでカベや椅子が汚れているのが玉に瑕。ぶらりと歩いて、本を沢山買ったときなどに寄らせて頂いている。

良い;新しい店内 いい感じにまとまったお店の雰囲気 やさしい印象のお蕎麦とお料理 廉価 数は少ないが美味しい日本酒 お酒もきちんと管理されているようだ
もっと良くなる;壁や椅子など、もう少し清潔になればもっと良いです。
また行く?;Yes
総括;長い歴史がある神保町のお蕎麦屋さん。軽い感じのやさしいお蕎麦。お値段も良心的。砂場の系列?本を沢山買ったときなどに落ち着ける時間と空間を提供してくれる。

10月 4日 大もり 730円
久しぶりに柳屋に。ごはん時なのに空いていて、嬉しかった。”新蕎麦始めました”ののぼりが。記憶の中にある柳屋のお蕎麦よりかほりが立っているようだ。ゆで加減もびしっとしている。いつもと比べて2割増しの好印象。幸せでした。ありがとうございました。

タグ:日本蕎麦
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府中 小嶋屋 [日本蕎麦]

11月3日
府中 小嶋屋 へぎそば 大盛り 924円

所用で府中を訪れた。初めての土地であったため、下調べをして伊勢丹にある有名な"へぎ蕎麦"のお店にいってみた。入店してみると、まるで日本酒の蔵元直営店のような佇い。つい冷で一杯やってしまった、、、特別高いものでなくても新潟の酒はレベルが高い。美味しかった。吉乃川の普通酒とのことであった。

そしてお楽しみのへぎ蕎麦だ。ふのりをつなぎに使った蕎麦、と説明がある。僅かに透明感のある、茶そばのような色をした角が立った中細麺。綺麗に一口ずつ盛りつけてある。芸術的。数本たぐって口に入れてみると、なんというか、やや寒天っぽい食感。しかしきちんとそばの香りも感じられる。遠くのほうで潮の香が少々。つゆはかつおだしがよくきいた、やや薄めで甘めのもの。ゼラチンテイストのそばによく合う。おろした山葵、葱、少量の大根おろしも新鮮でおいしい。私はつゆが濁るのが嫌なので、麺に直接のせるか、もしくは酒の肴として蕎麦とは別々に食することにしている。”もむもむ”と味と香りを楽しみながら、数分で完食。ちょっと変った蕎麦ではあるが、素直においしいと思った。おそらく新潟で食べればよりおいしく感じるのだろう。期待を大きく上回る、美味しいお蕎麦だった。

上述したが、日本酒は廉価で美味しい。お料理もかなりのレベル。店もデパートに出しているだけあって清潔。店員の民芸風衣装のおばさまの応対も気持ちがいい。私はこの店がすっかり気に入ってしまった。


良い;独特のお蕎麦 清潔な店内 ゆきとどいたサービス 料理もお酒も美味しい 
もっと良くなる;もう少しだけお料理の量があると最高

また行く?;Yes でもちょっと遠いな、、、
総括;長岡の独特なお蕎麦屋さんの東京出店第一号 長岡の誇り お蕎麦だけでなく、酒も料理もうまい
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吉祥寺 まつや [日本蕎麦]

8月某日
吉祥寺 まつや 盛り合わせ天盛り 1050円

吉祥寺にまつや?しかもデパートのレストラン階に?驚いたがとにかく入店。おば様に伺ってみると、確かに神田まつやの支店であるとのこと。後にWebで確認してみると、由緒正しい支店であることが確認できた。うれしい驚きだ。

本当?と疑いつつ、めったに頼まない天せいろをお酒と一緒にお願いしたところ、親切にもまず天ぷらを単品の形にしつらえて、お酒の肴として出してくださった。塩でいただくことにした。素晴らしいサービス。天ぷらは野菜中心の渋いものが5つ前後。美味しく頂きながらお酒を楽しんだ。神田のまつやと比べると、こくがあるというよりはすっきりした味わいのお酒で、違う銘柄なのではないか、という印象。

そしてお楽しみのお蕎麦だ。麺は神田本店にかなり似ている。”クリソツ”というやつだ。ややつぶつぶが浮いたような少し黒っぽい中細麺。切り口も揃っていてとてもきれいだ。僅かなつなぎの薫りと共に、蕎麦がぷんと薫る。確かに、神田まつやと同じ麺であるように感じられる。ややさらしすぎの葱、少量の大根おろしが一緒に供されたように記憶している。山葵はなし、、、だったと思う。

つゆはなぜか薄めのものがたっぷりどっぷりだ、、、しかも強烈なゆずのかほり、、、。こ、こりは、、、。天ぷらも同じつゆで食べてもらうためにこうしているのか?とにかく蕎麦にはベストマッチではない。そばと手を握りきれていない感じで、個人的にはちょっと残念だった。本店風のつゆのほうが明らかに麺に合う、、、老舗の支店に失礼ですね。すみません。

ともあれ、吉祥寺には貴重なお店であることは間違いない。ご馳走様でした。今度はいつもどおり、大盛りをお願いしてみよう。生きる楽しみが一つ増えた。

良い;吉祥寺にいながらにして神田の老舗の味が楽しめる 行き届いたもてなし デパート内なのでかなり清潔
もっと良くなる;ふつうのもりをお願いすると、いつものつゆを楽しめるのだろうか?

また行く?;Yes 通りがかったら寄らせていただきます

総括;神田まつやで修行した方が吉祥寺に開いた由緒正しい支店。JRの駅からほどほどの距離。デパートのレストラン階にある。私にはありがたいお店です。


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西国分寺 山泉 [日本蕎麦]

山泉.jpg12月某日
西国分寺 山泉 大もり 1000円

いろいろあって、ようやくこのお店でお蕎麦を食べることが出来た。地味にうれしい。例によって大もりをお願いして、しばし店内を眺めながら待つ。店内にむき出しの柱、白い漆喰を塗った壁、、、。板敷の小上りもあるなかなか落ち着いた空間だ。トイレも奥のほうにあって気にならない。小上りの額を見てみると、なんと山口瞳の絵と書が!あまり上手な字ではないが、なんともいい味を出している。ほとんどすべての作品を読んでいるお気に入りの作家の書を思いがけずに発見してしびれてしまった。そうだ、あの人は国立に住んでいたのだった、、、。

手早く蕎麦が供される。やや平べったい、ピカピカしつつ、蕎麦の粒粒が見えるような、これぞまさしく手打ち蕎麦、といったような蕎麦だ。新蕎麦ということだが、ぷんぷんとこれ見よがしに薫ることもなく、渋い薫り。蕎麦を数本手繰ってみる、、、。噛みしめてみると、地味にじんわりとおいしい。つゆはというと、、、真っ黒黒の一見江戸前。味をみてみると確かに辛い。カツオ系の出汁がしっかりと効いて、後味はわずかに甘い。それに加えてなんというか深ーいほのかな苦みのような味が、、、何度味わってもこの苦みが何なのか判別することは出来なかった。葱も山葵も野趣豊か、といった類のもので、とてもよかった。これはやはり、蕎麦を手繰って、ほんのすこしだけつゆをくぐらせるようにして食べるのが正解だろう、、、そうすると実に美味い。やや短めの蕎麦は、手打ちであることを証明しているようだった。10割蕎麦、といいうことなので、僅か―に山芋のような味がするのはやはり気のせいなのだろう。などとつらつらと考えているうちに、すぐに食べ終わってしまった。蕎麦湯も蕎麦の実の様々な部分が確認できるような男らしいもので、おいしかった。おかみさんのそっけない応対も個人的には悪くないと思う。

良い;意外なところに本格的なお蕎麦屋さん 清潔感のある和風の店内は気持ちの良い空間 値段はやや高いがその価値は十分にある 山口瞳が好きな人なら気に入るかも? 私はとても気に入りました
もっと良くなる;営業時間がもっと長いととっても嬉しいです もうすこしたくさん食べたいです
また行く?;Yes
総括;東京のはずれにある本格的なお蕎麦屋さん。 知る人ぞ知る、、、といった類のお店なのでしょう。

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茗荷谷 信濃路 [日本蕎麦]

12月4日
茗荷谷 信濃路 大もり 750円

仕事で茗荷谷近辺に。久しぶりなので全く土地勘が働かない。歩き回って適当な店が見つからず、飲まず食わずで仕事に突入、、、。仕事が終って、お腹を減らして困り果てていた時に、PCを持参していたことを思い出した。早速ググって信濃路に入店。

大通りに面したビルの地下をぜいたくに使った、なかなかいい雰囲気を出しているお蕎麦屋さんだ。私の勝手な推測では、代々伝わった土地を生かしてビルを建て、地下で蕎麦屋を、それから自分たち家族で数階を、あとは貸事務所にして、、、といったお店なのではないか?だって空間の使い方がぜいたくで、お店の方たちもゆったりと構えていてお料理は土地柄を考えると廉価だもの、、、、。なんだかすべてに余裕が漂っている。

メニューを見ると、数種類の日本酒が。”白鷹”をみつけ、なんとも東京の蕎麦屋っぽくっていいな、と感じ、早速注文。小さな盃に入って出てきた、、、、これは私には少なすぎる。しかしお代わりをお願いすると、ご亭主がにこにこ笑いながら”2杯目は沢山だよ”といって、渋い酒器にいれおかわりを持ってきてくれた、、、。おかわりをするような人にはたくさん呑ませてやろう、という心意気がうれしい。がぜんこのお店が好きになる。

いい気分になったところで大もりをお願いした。使い込んだざるに乗った細くて長ーい蕎麦。角が立ってピカピカしている。更科よりやや黒っぽい。新蕎麦なのか、繊細でほのかな蕎麦の薫り。8割蕎麦?悪くjないとおもった。のど越しもいい。素直においしい。つゆを味わってみると、神田まつやと比較して、ややからい、甘みを控えた濃い目の江戸前のもの。なんとなく昆布っぽい味わいと香りを微妙に感じる(本当か?)。葱も山葵も新鮮で多め。そのままお酒のつまみになる。たっぷりと供された蕎麦湯も、さっぱりとしていておいしかった。

Web上では”量が少ない”と記載されていたが、大もりは結構大盛りで、良心的。お酒とおんなじだ。腹ペコの客にはたくさん食べさせる、と。機嫌よく呑んで、食べて、これもやはり機嫌のいいご亭主に送られてお店を後にした。出先でたまたま見つけたお店としては最良の部類に属すると思った。


良い;ゆとりと清潔感を感じさせる和風の店内 良心的な価格と盛り付け お店全体にゆったりした感じが漂っており落ち着く
もっと良くなる;清潔なタオルのお手拭を出していただければ最高です
また行く?;Yes
総括;東京の文教地区にある良心的なお蕎麦屋さん 質的にもかなりのレベル 居心地がよい

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日清食品 神田まつや監修 鶏南ばんそば  [日本蕎麦]

12月8日
日清食品 神田まつや監修 鶏南ばんそば 195円

家人が見つけてきたインスタント蕎麦。なんと”神田まつや監修”と書いてあるではないか!既に家人のお腹におさまってしまったので、早速もう一つ購入してきてもらった。満を持して本日試食。私はいつも神田のまつやを訪れるとき、迷わず大もりを注文するので、暖かいお蕎麦を食べたことは無いのだが、、、まあいいや。たぽたぽと機嫌よく湯を注いで待つこと3分。なんとゆず七味なる薬味もついている。ゆずは神田本店でもデフォルトなのか?吉祥寺の支店で、ゆずを積極的に使うことは知っていたのだが。ふたを開けると甘しょっぱい薫り。大きくきざんだ葱とさいころ大の鶏肉が数個。麺はたしかにまつやで供されているものに似ていて、細めの角がたったもの。挽きぐるみ風の黒い粒子が散見され、舌触りもややもそもそしていてそれっぽい。つゆは、、、、とろりとした甘みが感じられ、これは確かにまつやを彷彿とさせる。つゆが冷めると、僅かだが油が浮くのが意外な程、さっぱりとしたお蕎麦でした。たった200円なのに、がんばって作っているなあ、というのが素直な感想だ。今度神田に行った時、鴨南蕎麦を頼んでみようか、、、でもやっぱりもりを頼んでしまうんだろうな、、、。

良い;まつや風味のつゆとめん ゆず七味は本店でも出していたっけ? ふたの裏にいろいろと書いてあるのも芸が細かい 200円ならお安い 楽しく食べられる
もっと良くなる;何の文句もございません
また買う?;Yes
総括;日清がつくった神田まつや監修の鶏南ばん蕎麦。CPは高い。まつや本店を知っていると、食べる楽しみがさらに増す。

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西国分寺  増田屋 手打ち大もり [日本蕎麦]

12月18日
西国分寺 増田屋 手打ち大もり 830円

おそらくお蕎麦にうるさい人は絶対に入らないタイプの、出前中心のお蕎麦屋さん。車道に面した、良心的な価格で数をこなす感じのお店だ。この数年に、何度か入ったことがある。お店に入ってみると、木材を豊富に使った和風の店構え。しかし残念ながらお掃除が行き届いておらず、机もメニューもちょっとぺとぺとする。カウンターにもなんだかわからないものが積み重ねられている。飲食店に"清潔”を求める私としては、ちょっと"許せない"感じだ。

通常のもり蕎麦以外に、一日○×食限定、という手打ち蕎麦を発見した。早速手打ち大もりをお願いした。お酒を呑みながら待つ。余談だが、初老のアルバイトと思われる女性が、運んできた澤乃井をお盆の上で倒してしまい、私の服とズボンにお酒をたっぷりと飲ませてくださった。涙を浮かべて謝罪されるので、0.3秒後には許してしまった、、、。そしてお蕎麦がきた。おそらく"ごめんね"の意味がこもった、ざるの上にてんこ盛りの大盛りだ。外見上、おそらく二八。不ぞろいで角が丸まっている、ヒジョーに短い。お箸で手繰ろうとしても、ポロリポロリとざるに落ちてしまう。薫りもなんというか、切れ味が”鈍い”感じ。ご亭主は割合お年を召されて方のようなのだが、”俺は今でも蕎麦をうつんだぜ!”と、証明したいのか?しかしそれだけに、”手打ち”の蕎麦であることは疑いようがない。しみじみと食べてみる。もそもそと美味しい。うるさいことは言いっこなしだ。ご亭主の人生の黄昏が、そのまま反映されたようなお蕎麦だった。趣深く、悪くない。美味しかった。つゆは江戸前のものをほんの少し薄め、丸くにしたようなもの。マスプロっぽい整った印象も同時に受けるが、質的なレベルはかなり高め。鰹節の薫りもきちんと漂っている。葱は恐らく地元の力強いもの。山葵は残念ながら粉山葵だ。蕎麦湯は、、、蕎麦粉があまり入らない、さっぱりとしたものだった。

お年を召されたご亭主は、何故かいつも大声で、ほとんど喧嘩ごしで、奥様?と絶え間なくお話をしておられる。BGMは渋い演歌である。掃除さえ行き届けば、なかなか整った店構えだ。料理その他の各々のアイテムは、蕎麦マニアでもいけそうだ。あとはもう少しだけ清潔にして頂ければ、、、。現在の増田屋さんの、あるがままを楽しませていただいた。ご馳走様でした。

良い;地域密接型、出前中心のお蕎麦屋さん。 しかしご亭主の蕎麦が好きだぜ!という心意気を感じる。
もっと良くなる;もう少しだけ気合を入れたお掃除をお願いします(私は清潔マニアです)
また行く?;Yes
総括;多摩地区にある、地元に根ざしたお蕎麦屋さん。ご亭主の心意気がうれしい。
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