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徒然Mazda2 2020/8-2 MazdaとBMW [クルマ]

徒然Mazda2 2020/8-2 MazdaとBMW

日本車は100㌔の世界の乗り物なので、軽くてしなやかだ。新車の時から最大のパフォーマンスが出せるし、大切に扱えば驚くほど長持ちする。しかしかなり古くなるまで大切に乗らないと“味”のようなものは出てこないように感じている。ドイツ車は200㌔の世界の乗り物なので、重くて重厚だ。しかししなやかさが皆無というわけではない。大切に扱えばもちろん長持ちするが、コンスタントにメンテをするという条件付きだ。距離が延びるまでは驚くほどメンテフリーであることが多い日本車とはそのあたりが違う。ドイツ車は、私の考えでは丁寧にアタリ(burn-in)をつける必要があるのだが、その過程でじわじわと実質的な性能が上がっていく様子を愛でるのはとても楽しい。また、作りはやや粗いが、長期間使われることが前提となっているため、質実剛健、飽きない造りになっており、その簡素なイメージに慣れてしまえばオーナーは最初からドイツ車特有の“いい味”を楽しめるだろう。やっぱり日独のクルマ、似ているけれどかなり違うな。

柔と剛といった比較が成り立ちそうなMazdaとBMWなのだが、どちらも素晴らしく、大のお気に入りだ。クルマは値段じゃないし、大きさじゃないな。総合芸術として評価されるというやつだ。それでもMazda2に対する注文が一つだけある。エンジンがすぐに吹け切ってしまい、なんというか、アクセルに奥行きがもうすこしだけ欲しいのだ。1500㏄のエンジンを使い切っている感じが実感されて楽しくはあるのだが、じわじわと回転が上がっていくわけでもなく、シュワーンと一気に劇的に吹け上がるわけではない。こうなるともう“味”の領域になってしまうのだろうが、このあたりだけ何とかなれば、もうほんとに大好きなのだけれど。それでも毎日懲りずにリミッタが効くまでエンジンを回して楽しんでいる私なのだった。あと1000位でいいから、高回転まで回ってくれると楽しいんだけれどなー。

タグ:F30 mazda2
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