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2023/01/02   Mastery Bridge その後 [音楽]

2023/01/02   Mastery Bridge その後



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Defact standardとしてのMBなのだが、しばらく使ってみた私は、結局Originalのブリッジに戻すこととした。チューニングは安定するのだが、想像を超えて大きく音が変わってしまうからだ。しばらくJazzmasterを弾いてみて、少しずつこの楽器のことが分かってきたのだが、Telecasterの場合と同じく、ブリッジはこの楽器で音作りをする上で大切なFactorであることを確信した。なので、Leoが考えた通りのセッティングに従ってこの楽器と付き合っていくことにしたのだ。Mastery Bridgeの写真を見てほしいのだが、弦高を調整する方法が2通りあることがわかるはずだ。ピボットになっているボルトの調整でも弦高が変わるし、弦を乗せている駒の調整をしてもやはり弦の高さを調整することができる。ボルトを長めにすると、Jazzmasterらしい繊細な音がするのだがチューニングが不安定となり、短めにして駒を上げるセッティングをするとその逆となる。音質はやはりこの操作で大きく変化するのだが、ボルトを短めにすると繊細ではない方向に音が変わることが分かった。なので、トレモロと使わない前提であれば音質を考えて調整すればいいし、私のようにチューニングの安定が必要な人は、ある程度音の繊細さが失われることを覚悟してボルトを短く調整すればいいのだ。ブリッジはネック側から遠いか、近いかを選んで、私は近い方を選んだが、最大限倒した状態で調整するのがいいだろう、と私は考える。Jazzmasterを使っている人はみなこの楽器独特のBridgeを使いこなそうと悩んでいるようだが、私は上記のような結論を出した。セッティングが決まればこの楽器、安定して深みのある音を出してくれる。Fender特有の澄み切った音に、すこしだけGibson入っている感じが何とも言えない。今後、心身ともに充実している時に、StuMacのシムをはさんでネックに角度を付けて、さらにGibson風味を強めたらどうなるか、実験してみたい。しかしおそらくまたOriginalのセッティングに戻るのではないだろうか?真剣にFender楽器と向き合ってみればわかると思うのだが、やはりLeoは天才なのではないだろうか?弾いても、調整しても、作っても、一見安っぽい外見のFenderの楽器は、どれをとっても本当によくできている。ただしLeoが設計したものに限るけれども。

慣れてきたので、太めの弦を張ってみるつもりだ。開発当時のセッティングに近づければ、いい音がするんじゃないだろうか。おそらくそうなるだろう、うん。

その後、10ではなく11のセットを張りたいと常々感じているのだが、だめだ、この個体はネックが弱くて反りやすい。条件が変わるとすぐに順ぞってしまうし、湿度や温度にもかなり敏感だ。落ち着くまで時間がかかるだろう。Warmothのネック、太くて強いものが送られてきた。やはりこいつを使うのがいいのだろう。さてどうしようか。小さいがたいへん愚かなProjectを発動してしまった、、、。もう楽器探しはやめたいのだが。
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