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2023/01/03   定点観測 [雑文]

2023/01/03   定点観測



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ということで、本年もよろしくお願い申し上げます。
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2023/01/08   SadowskyのGig bag [音楽]

2023/01/08   SadowskyのGig bag



なぜかハードケースが嫌いになった時期があり、使い勝手のいいGig bagを探してたどり着いたのがこの製品だった。ギターを保護する機能が高く、とくにネックに負担がかからない構造が秀逸だ。汚れにも比較的強く、ある程度高級感もある。長年愛用しているが内部も外装もへたることなく、私の使い方では耐久性も折り紙付きだ。なにより外見からは中に何が入っているかわからないので、エレキが大好きな困ったおじさんであることがばれないのがいい。誇らしげにポケットに刺繍されているSadowskyというブランドは、エレキに関心がない人には全く知られていないからね。価格は30000エン近くするので廉価とは言えないが、買って損はないと個人的に強くお勧めしたい。一時手に入りずらくなっていたらしく、追加購入ができなかったことがあったのだが、その際は評価の高い”RB”製の同じようなつくりで同価格帯の製品を購入してみた。しかしこれは残念ながら、、、という結果に終わった。サイズと構造に問題があり、ネックに無理な力がかかることがあるため大切な楽器を任せきることができず移動中に気を遣ってしまう。”RB”社の製品は、有名なだけあってさすがに高級感もあるし内装などもかなり凝っているのだが、製品を企画した人はおそらくこいつを実際に使ったことはないのだろう。つまりケースとして信頼することができない。Sadowskyの場合はおそらく誰かが実際に使ってみているのではないか?というのは、最近また購入できるようになったこの会社の製品は、僅かだが耐久性が向上するような改良が施されているからだ。それなりに売れている定番の商品を作り続け改良し続けるというのは素晴らしいことだ。日本のブランドもぜひ見習ってほしい。クルマの場合、私がひいきにしているMazdaなどは、常にそういう方向の努力をしてくれていてありがたいと思っている。ともあれ、SadowskyのGig bagはお勧めです、というお話でした。

タグ:Sadowsky Gig Bag
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2023/01/08   法華経寺 [雑文]

2023/01/08   法華経寺


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法華経寺にお参りに伺ったのだが、大好きな祖師堂の屋根をこけら葺きで修復するとのこと。素晴らしい、マジでよかった。



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大仏様もなんだかにっこり笑っているように見えたし、



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五重塔も、常にも増して堂々としているようであり、なんだかとてもうれしかった。
今後もちょくちょくお参りさせていただこうと思う。ありがたい、ありがたいことだ。
タグ:法華経寺
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2023/01/09   定点観測 [雑文]

2023/01/09   定点観測



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今日も気分よく散歩を楽しむことができたが、さすがに寒くて何度もトイレのお世話になる必要があった。しかししつこく愛用しているいい加減古くなってきた携帯についているこのカメラの表現力、なかなかのものだなあと思いつつずいぶん使い込んでいる。やっぱりASUSの製品は使えるなあ。もう十分元を取ったかなあ。
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2022_09_29    トイレ問題 その後 Up dated [Home Improvement]

2022_09_29    トイレ問題 その後


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きた。ダイアフラムが来た。実はこの写真は新品ではなく、古くなって交換したパーツなのだが、ダイアフラムの実物はこんなもんだ。本来新旧を比較して、何が悪かったかを検証するべきなのだが、パーツが来たことがうれしすぎて”秒で”作業してしまった私なのだった。結果はもちろん完ぺきだ。ともあれ、こいつが水洗タンクの水の出し入れの水栓として長い間働いてくれたのだ、いままでお疲れさまでした。水が流されると水面に浮くフロートが下がって、そいつがダイアフラムにつながっており、水栓を開くのだが、ダイアフラムを下から見るとこんな感じ。



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上から見るとこうだ。わかりずらくて申し訳ないが、上面のプラの部分にフロートがつながっており、水がいっぱいになると上面中央のとがっている部分をフロートが押して、それで便が閉まる仕組みになっている。開閉の動きは結構微妙であり、ゴムがその弾力を利用して数ミリ動くか動かないかというメカニズムになっている。だからゴムが馬鹿になってしまうと弁が閉じなくなることもあるし、うまく開かずに水がタンクにたまらなくなることもある。拙宅の場合は、弁が開きずらくなって水をためるのに時間がかかったり、まったく水が出てこなかったりした。さて。



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弁のゴム部とプラ部をばらしてみるとこのような造りとなっており、まあ外見上は単純に見えるが、素材とか、加工とか、長年のノウハウが注ぎ込まれていることは間違いない。だって10年以上毎日使って完ぺきに機能してくれるものなのだから、洗練された技術として高く評価されるべきだろう、少なくとも私はそう思う。偉いぞTotoの技術者たち。



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それで何が悪かったかというと、この写真の真ん中のゴムの部分が出たり入ったりして水栓として機能するのだが、10年以上の酷使によって中央部分が劣化してしまい、押された後に元の位置に戻らず、水栓がきちんとあかなかったのだろう、という結論に至った。とくに中心部が変色して硬化、若干のカルシウムが沈着していることが問題なのかもしれない。なので、やはりダイアフラムを交換して正解だったと思われる。修理完了後の拙宅のトイレは、水の出も、貯めも、流れも、たいへん”きれ”がよくなり、前立せん肥大が改善して出が良くなったオシッコのような感じだと思った。例えが尾籠でもうしわけない。今回のHome Improvementもかなりの成功を収めたので、山の神からお褒めの言葉がいただけるものと確信している。

言いたいことが一つ。上記したように、このパーツにはたくさんのノウハウが集積されているため、大変価値がある部品であることは言を俟たない。そのこと自体には敬意を払いたいと思うのだが、拙宅の便器は数が出なないやや特殊な仕様であるためか、なかなかこの小さなパーツを売ってくれる業者さんが見つからずに少々苦労した。ほかの一般的な便器であれば数百円程度のパーツであり、それは個人的には適価だと思われるのだが、私の場合はその数倍のお支払いをする必要があった。こういうのはどうなんだろうと思う。客を囲い込むために特殊な機材を作るのではなく、高級機であれ、普及用の便座であれ、できるだけ仕様を共通にして、メンテをやりやすくするのが筋なのではないか?今後日本人は減っていくんだし、高齢化がものすごい速度で進んでいくわけなんだし、年単位の長い目で見れば、使用の共通化による製造費用やメンテ費用の包括的な軽減は、結局メーカーさんの利益になるのではないか?だって今回だって業者を呼べばおそらく便器全体の交換を勧められる可能性が高く、請求は15万円を超えることになったのだろうと思う。業者さん的にはその方がいいのかもしれないけれど、どこかに商習慣として本質的な間違いがあるのではないか。エコじゃないしね。とにかく私は、できることは最大限自分でやって、手元にあるものたちと長く付き合っていくことを基本にしたい。自分の体も例外ではないかな。メンテしながら長く付き合いたいもんだね、うん。



2022/10/19   Up date

その後当然このトイレを愛用しているのだが、使用中にごくごくわずかに水が漏れている音がする。弁が閉まり切っておらず、貯水槽にわずかに水が供給され続けているようだ。ダイアフラムの据え付けに問題があったのだろうか。数日様子を見たのだが、間欠的に、数日に一度くらいこの現象が繰り返されていて、どうも寒い日にこの現象が目立つようだ。時間も元気もある朝方にもう一度自分の作業を確認した。やはり取り付けの4ミリのボルト、4本あるうちの1本が緩んでいた。ビニルっぽいプラの部品を金物で挟み込む造りになっているので、プラの弾性を利用できるような適切なトルクで締め付ける必要があるのだが、均等に締め付けられておらず、最も力がかかるボルトが多少さびが取り切れていないこともあり、それが潤滑油のような働きをして微妙に緩んでしまったようだ。なるほどそういうことか。ダイアフラムを取り外してすべてのパーツをチェックしたのだが、こいつはただの単純な弁ではなく、ゴムの中心に小さな穴が開いていたりして、水圧を利用したごく繊細な動きで弁としての機能を果たしているようだ。たいしたものだ。機能をわかりやすく説明しているサイトもあるのだが、貼り付けは遠慮しておく。とにかく、さらに調べることで、ダイアフラムの機能と役割をようやく十分に理解できた。パーツの寿命は20年といった情報も目にしたが、当家では残念ながら10数年で寿命となったわけだ。上の方で部品が高すぎると文句を言ったが、撤回する必要がありそうだ。多くのノウハウがつぎ込まれた外見からは理解できないほど洗練されたパーツなので、多少高くても仕方がない、と納得せざるを得なかった。機械ものは構造をよく理解して、適切な道具を使って整備してやれば長く使えるものだ。今回このトイレのことをそこそこ詳しく勉強できたので、今後もメンテしつつ大切に使っていこうと思った。こうなるとクルマもトイレもおなじだな。機械ものはこちらの頑張りに必ず答えてくれるので楽しいな。人間と違って付き合いやすくていい。



オリジナルのダイアフラムはもう捨ててしまったのだが、画像をよく見ると、きちんと掃除すればもうしばらく使えたのかな?という印象。もったいないことをしたけれど、何事も経験、勉強になった。こんど同じことが起こればすぐに直せるのでどんとこいだ。成長した、ということにしてとりあえずこのお話はおしまいです。Washlet全体を入れ替えてもよかったんだけれど、やっぱり今あるものを使える限り使い続けようと考えている。SDGsとかではなく、それが日本人としてのものに対する礼儀というものでしょう、うん。



2023/01/10
ダイアフラム、結構緩むもんなんだな。確認してみると、ボルト4本すべてが緩んでごく少しずつ水が流れてたりしている。けっこうお金を無駄にしているのかもしれない。トルクを強めにかけて壊さない程度に締め直し。これでしばらく様子を見ようと思う。水道代は上がっていないようだが、、、。













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2023/01/10   徒然F30 [クルマ]

2023/01/10   徒然F30



寒くなって、またクラッチのご機嫌が悪くなってきた。せっかくクラッチを対策品と交換してもらったのに、相当気を遣って操作しないとスムースに走ることができない。走り始めはいいのだが、クラッチ板が温まってくると、やはりかるいジャダーが出るのだ。まあ以前のようにクルマ全体ががくがくと震えるようなことはないのだが、あまり楽しくはない。運転に集中できなくなってしまうからね。国内ではMTを愛用するドライバはごく少数派になるため、これ以上のサービスを期待しても難しいのだろうとあきらめるしかないか。BMWの乗り味は素晴らしく、意のままに走ってくれるのは確かに快感で、これまでつきあったクルマの中で最も私にあっているのは間違いない。”体格のいい185㌢の人が快適に過ごせることを基準として設計されている”というのも私がこのクルマを気に入っている一つの大きな要素なのだと思う。その一方で、内装のがたつきとか、エンジンの息継ぎとか、クラッチのジャダーとか、プロペラシャフトからのオイル漏れとか、軽いものや深刻なものを含むいろいろな問題が発生している。さてどうしたものか。

いまのディーラーにやれるだけやってもらって、今後も乗れるだけ乗っていこうと腹を決めているのだが。
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2023/01/11   徒然F30 [クルマ]

2023/01/11   徒然F30



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500㌔走って念願のお寺に赴いてお参りさせていただき、2時間ほど濃い時間を過ごしてまた500㌔走って帰ってきた。現地では幸運が幸運を呼び、拝観したい仏様すべてにお目にかかることができ幸せであった。条件のいい駐車場も下調べの甲斐があってみつけることができ、安心してクルマを預けることができた。一日1000㌔以上走ったわけだが、F30はこういった使われ方をするのが本来なのだと思う。あまり疲れないし、法定速度で走行したところリッター20キロ近くも走ってくれた。電車もいいけれど、長距離ドライブもやっぱりいいなあ。明日が見えにくい毎日なので、とにかく全力で生きていくしかないのだが、今日は終日自分らしい時間を過ごすことができたと思う。F30は近日中に点検に出すので返ってきたらまた報告したい。


しかし”本物”のもつ存在感はすごいものだ。圧倒的なオーラのようなものを感じで沈黙するしかなかった。建物への後世の加工などを目にすると残念な気持ちになるものだが、このお寺の場合は、とにかくよくこれだけ後世に伝えてくれた、ありがたいありがたいとご先祖様たちに感謝するばかりだった。足を運んでよかった。価値ある1000㌔ドライブであった。
タグ:F30
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2023/01/15   I love Boss Effectors. [音楽]

2023/01/15   I love Boss Effectors.



というわけで、BossのCompact Effectorsの話だ。私自身も初めて手に入れたエフェクターはBossだった。ODとCE(銀ネジ!)が初めてだったと記憶しているが、その後なんだか集めること自体が面白くなってしまい、なけなしのお金をはたいてコンプ(青)、グライコ(白)、オクターバー(茶)、フェイザー(黄緑)、、、と次々と買い足していった。そいつらには散々お世話になったが、異国での生活を始める前にほぼすべて売り払ってしまった。今思えば惜しいことをした。手元にあればVintage Effectorsとして人に自慢できたのに。それで、帰国してから必要に迫られていくつかBossのペダルを買い求めたのだが、どんな種類のものであれ、なにを買うにしても、やはりBossは一つの基準になっており、EffectorのStandardを規定しているのだと思う。あのかわいらしいがっちりと小さな金属のケースは、色とりどり、カラフルに塗り分けられており、外見はさほど違わないが各々全く異なったEffectorが収められているのがいい。おもちゃ箱そのものだ。新しめの製品などは、あの小さな筐体に、シンセを入れ込んだり、複雑な伴奏機能を持ったルーパーを詰め込んだり。技術の進歩ってすごいものだ。何とも夢があって楽しい。


まあ、この先がいいたいことなのだが、ミュージシャンたちは、BossのEffectorを愛用している人が多いはずなのに、そのことをあまり公に言いたがらないような印象を受けるのだ。それがなんだかとても残念だし気に入らない。だってみんなBossに育ててもらったんだよ?時々目にするプロのペダルボードに組み込まれたBossたちには、ブランドの部分にテープが張られていたり、改造されて勝手に他社のプレートが張られていたりする。こういうのはとんでもなく失礼じゃないか?どうしてみんなもっと“俺はBossが好きだぜ!”とか言ってくれないのだろう。なんとなく国産ではなく欧米で作られたものの方がよさそうに見えるのはわかるし、私自身も輸入物を複数持っている。さらに、Bossは言うまでもなくRolandの製品、つまり日本の会社のブランドの一つなのだが、最近のBoss製品は国内製造のものがかなり限定されており、それに次ぐ品質であると思われるTaiwan製のものも減ってきているようだ。C国はいうに及ばず、V国とかT国とかで作られているものも多い。まあ、詳しいデータを持っているわkではないが、当たらずといえども遠からずだろう。なのでマニュアルは当然のように多国語で書かれており、我が愛する日本語は残念ながら端の方に追いやられていたりする。なんでそんなことをするんだろう。もっと品質が高い日本製品であることを前面に出したらいいのに。WazaCraftなどはそうしているようだが、ToyotaにたいするLexusのようなものなのだろう。しかし個人的にはやっぱりLexus買うならBMWのほうがいいかななどと考えてしまう。なので、私自身は、多少定価が上がってもいいから、できるだけ多くの通常のBoss製品を国内で製造してほしいと強く希望している。日本の会社の製品がWorld Wideに売られているのは大変良いことではあるが、もうすこし母国である日本のユーザーを大切にしてほしいなあ、うん。あ、いつものことだが話がずれてきた。

とにかく、この素晴らしいBossの製品を音楽をする人たち、特に日本人ミュージシャンたちにもっとつかってもらって、そのことを誇りに思ってほしいのだ。製品の品質や機能は素晴らしいが、ブランド性がいまいち、、、という日本車に通じるような問題も確かにあるのだろうけれども、Bossの製品は、例えばCEのように、そのジャンルの基準になるようなものが多いし、他社にはなかなかない会社の歴史のようなものだってある。保証だって驚きの5年間で、なかなかできないことだよこれは。

私が好きなMike Sternなどは、Rolandから提供されたBossのペダルを気に入ってそのまま使っているようだ。”They are great!”とRig Rundownで叫んでいるのが印象的だ。あの人はあまりEffectorにはこだわらないようだが、気に入ったものはとことん使い続けるところがいい。長年愛用しているギターであるYamahaのPacifica(例の有名な松下さんがネックを削ったそうだ)もそうだし、Yamahaのデジタルディレイなんかも(SPXとかいうやつ)複数購入して長いあいだ使い続けて彼自身の音楽の一部になってしまっている。大けがをした後にもぼろぼろになったギターを弾き続ける彼を、ますます好きになってしまう。

なんだかしまらない話になってしまったが、みなさま、もっと誇りをもってBossのペダルを使おうではありませんか、というお話でした。最近また一つ、Bossのペダルを買い足してかなり満足している私なのでした。安心安全信頼のBoss、好きだぜ。

タグ:BOSS
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2022/11/30   Fender Made in Japan Ritchie Kotzen Strat Str-RK [音楽]

2022/11/30   Fender Made in Japan Ritchie Kotzen Strat Str-RK



だめだGAS再発だ。笑ってくれ。いつものように楽器屋を沢山飛び回るようなことはせずにじっくりと卓上で情報を集めていろいろ考察している。今回のお話は内容が結構濃くてマニアックなので、国産の楽器に興味がない人はスルーしていただくことをお勧めしたい。

Str-RKの実物をとりあえず弾いてみようと思い、久しぶりに行きつけにしているI楽器店で弾かせてもらい、まず気になっていた重さをチェック。とりあえずStratは3.7-8㎏の感じで、やや重いがなんとかいけそうだった。一方で、実際に手にしたやはりRKモデルのTeleは、いくら何でも重すぎるというくらい重い。Fender系のギターは、せいぜい3.5㌔くらいまでにしてほしいものだが、こいつはめちゃめちゃ重くって、体感上5キロ近いのではないか。店員さんもよく分かっており、レスポのつもりで試してみてくれと言うのでさすがに笑ってしまった。重すぎるので売れ残った個体なのか?現品販売ということで、税込み140000エンほどで売りに出ていたのだが、その際は腹が決まっておらず見送り。しばらくそのまま売れ残っていたが、後に連絡を取ってみたところ両方とも売れていた。140000エン、つまり正味128000エンはかなりいい値段なので、売りに出して何日も売れないということは、やはり設定が特殊なのであえてRKモデルを選ぶ人は少ないということなのだろう。テレでもストラトでも同じことだ。私の大好物のBaseball Bat仕様のFenderネックは、ほとんどの同胞たちには太すぎるのだ。だって店頭だけではなくネット上でも売りに出していたのに売れないんだよ?誰も買いたい人がいないということだ。店員さんによれば長期在庫品のため処分価格ということだったが、現在税抜き200000エンが定価のこの楽器、何年前に作られたのかわからないが、かつての定価はいくらだったのだろうか?しらべてみたらいろいろ面白いことがわかってきた。

消費税は1989年に導入して当初は3%。それが1997年に5%、2014年に8%、2019年10月に10%まで上がっているので、そのことにもに注意して税抜き価格の推移を調べてみた。また、発売は1996なのだが、Fender Japanは97年までFujigen、それ以後はダイナが製造している筈だ。当時の楽器を富士弦が開発したのか、当初はFenderJapanの第2工場的な立ち位置だった筈のダイナが担当したのかは微妙なところ。私の印象では、実質的にはFujigenが開発したのではないかと思われる。まあ親会社子会社的な関係だった筈なので、おそらく人的な交流もあったのではないかと想像する。初期物の緑色(ライムグリン)の奴がダイナの玄関口?あたりに誇らしげに展示されている写真を見たことがあるので、ダイナが初期から製造に深くかかわっていたのは間違いのないところ。販売開始後のほとんどの個体はダイナ製であり、現在も同社が製造しているのは間違いない。Fender Japanの他のモデルと同じ製造工程で作られているのであれば、ボディやネックなどのパーツは社外で制作、組込みはダイナという時代が長かったと聞くが、2007年からは一貫してダイナが制作している筈だ。こういったFender Japanの成り立ちと現在につながる流れなどを調べるといろいろなことがわかって大変興味深い。

FenderCustomShopの立ち上げに日本(Fujiten=当時のFender Japan)の技術がたくさん入っていることなんか調べてみると面白いよね。その辺が分かってくると、USA Fenderは、Fender Japanに足を向けて眠れないはずだよ、などと思ったりする、ほんとほんと。それなのにFenderは日本のUserに高価なFCSを売ってがっぽりもうけている、FCSを複数持っている私が文句を言える立場ではないが。やっぱり我々日本人はアメリカ製品、というかアメリカ文化が好きなんだよね。例えばコーラ、マック、フェンダーにマーチンだよね。ね。すくなくとも私の世代の男性たちはそういう人が多かったと思う。うん。

90年代後半に展示された実器をお店で見たことがあり、実はたいへん気になっていた。I 橋楽器本店の階段を上がったあたりに特別扱いで展示されていたように記憶しているのだが、このときの13万円という定価がなんとなく脳裏に刻み込まれている。派手な楽器だなあ、MIJなのに結構高いなあ、というのが当時の個人的な印象だった。ともかく、1996年に販売開始されており、Str-135RKはトップがフレームメイプル、TLR-135RKはキルトメイプルという仕様になっており、ともに定価135000エンで販売されていた。当時は消費税が導入されて間もない頃であり、まださほど痛痒を感じさせないレベルの3%であった。

その後の価格変動を以下にまとめてみた。<<注;すべて税抜き>>
1996年 消費税3% Str-135R  フレームメイプルトップ     135000エン
1999年 消費税5% Str-135RK フレームメイプルトップ 値段は変わらず135000エン
2002年       Strは一時カタログ落ちしたらしい
2008年以前     Str-145RK 少なくとも1回は値上げしている     145000エン
2008年      Str-RK     165000エン
2012年                               165000エン
2015年      FJがFender本体に吸収  その後のカタログWeb上にみあたらず 
<<カタログがないのでネット情報;信憑性は落ちるか>>
2015年 消費税8%                          177000エン
2019年 消費税10%
2022年以前のいつか     180000エン
2022年 消費税10%                          200000エン

ということで、25年程度でお値段1.5倍になっているわけなのだが、よくこんなに長い時間作られ続けてきたものだ。数は決して多くはないが、根強いNeedsがあるということなのだろう。実際私自身もこの楽器を手元に置きたい一人ではある。まあ途中で生産中止になっていた時期があるようだが。ここ半年ほどのことではあるが、これまで見てきた中では税抜き128000エン が最低。私見だが、これは180000で仕入れた個体の長期在庫放出品で、おそらく仕入れは50%前後、MIJだがFenderなので、20%の利益を乗せてぎりぎり3割引き126000エンということで、10%の税金をのせると約14万円ということではないだろうか?適切な価格で購入したい、というわけでざっとWeb上で調べてきたのだが、だんだん楽しくなってきてしまった。困ったもんだ。手段が目的になるというやつで、マニアックな性格の私などはこうなりがちで、いくら時間があっても足りない、、、。人生残り少ないので、いい加減にしないとね。あ、そうだそうだ、最近の円安による価格上昇を考えに入れないとして、特別な設定をしていないFenderタイプのソリッドは、150000エン以下が適切な価格なのではないかと個人的には考えていることを記しておきたい。このモデルはトップのタイガーストライプのメイプル、金属部分のゴールドメッキ、アバロンのポジションマーク以外は特殊な設定になっていないので、上記した定義通りに150000エン前後が適正かな、というのが私の考えだ。Large Cの太いネックの設定は、コストの上昇にはつながらない筈だ。

調査を始めた2022/09頃、TLRは税抜き140000エンで出ていたが、Strは147000エン。定価は税抜きで各々200000エンなので、Strのほうが売りやすいということなのだろう。しかも白の方が赤よりも人気があるのは間違いない。もし140000エン以下で売り出されるようなことがあれば、まだまだ仕入れ値割れ、とはいわないが、様々なコストを考えると放出価格といってもいいだろう。今後、ある時点で一気に値が崩れていくことを予想するが、そうなるとすぐに流通する現物がなくなってしまうかもしれない。そのあたりで流れを自分の方に引き寄せられるかどうかが問題だ。いつもと違って無理をして買うことはないかな、と思っているので余裕があるなあ、オレ。

日本と違って米国では、一般の人はものすごくお金に細かい。なので、たとえば車などは仕入れ値とかオプションとか、すべてネット上で調べることができるので取引がしやすい。ディーラーのトップの人と現地で話をしたことがあり、実際に彼からクルマを買ったことがあるのだが、最後の1セントまで正確な情報がネット上に流れているということであった。しかし一方、我が愛する日本の楽器業界はこのあたり、全体としてあまり透明ではないようで、それが楽器の、ひいては音楽の普及にとっていいことなのか悪いことなのか私にはわからない。原価があり、仕入れ値があり、利益率があり、販売価格が設定される。当然企画、製造、販売等々各々のレベルで利益を上げる必要があるわけなので、楽器を購入する人は、全体の流れをある程度分かったうえで賢くお金を使うべきだろう。業界も購入者もWinWinの関係を築けるようなお金の使い方をしてほしい。そうでなければ業界が成り立たないからだ。個人的には、ブランドをもっていて有利な取引ができる大きな会社ではなく、実際に物を作っている人に多めに利益が還流すればいいな、と考えているので、そういった考えに基づいた行動をとることにしている。さて、今後どうなるか。Str-RKは私の手に入るだろうか?もう楽器を買うのはいい加減にしろという意見はキコエマセンヌ。

2022/11現在、マーケットに流れている楽器は、定価が200000エンなので、普通に考えて140000が一応の底値。仕入れ値が50-60%として、利益率が20-30%が普通の商売で、Fenderは利益率が低く20%前後と低めに設定されていることが多いという前提だ。売り手ではなく造り手に多めにお金が入るということなのだろう。これは本国でも言われていたことで、販売店にとってはあまりありがたいことではないようだ。親しくなったLocal のDealerのJimは、Fenderの製品は扱いたくないとこぼしていたっけ。ともあれ、この売値でも20%前後の利益が出ている筈。お店で楽器を保管、展示、販売するのにはお金がかかるので、売値がこれ以下になったときは不良在庫をかなり本気で処分、もしくは個体に何らかの問題があるということになるのだろう。ということで、税抜きで140000エン、税込みで154000エンを切ったとき、つまり投げ売り状態になったときに、ボタンを押してみようかと考えている。チョイ傷と表示しておいて安売りを外向きには正当化して、事実上問題のない個体を集客のために少数のみ投げ売りに出すものをゲットするのが賢いのかな。定価180000エンで仕入れたと思われる長期在庫個体を買うのも賢いやりかただろう。

そうそう、この楽器のPUは、RK専用のCustomと謡っているが、なんのことはない、DimazioのPopularなモデル、HS2のボビンを一つだけ使っているということらしい。初期のE.Johnsonも同じようなことをしていたはずだ。なので、PUのカバーを外すと残念な感じになるようだが見なければいいことだ。私の場合は、この極太メイプルネックがついているストラトということが大切なので、何ら問題ない。というわけで、Str-RKの値動きを、もうすこし楽しんでみたい。

しかしこうやって遊んでいる経過中(もう2か月目だ)に、手元にある太いネックがついた楽器が幸いにして完全復活した。なので、Str-RKは基本的には必要ないことになってしまった。なので、条件が飛びぬけて良くなければ手元に置くことはないであろう。

11/27 ついにでた、ほとんど叩き売り。税抜き130000円だが赤だ。重さも3.5キロ前後だし、アッシュのバック材は2Pだという。白でなく赤なのはちょっと問題なのだがまあいいだろう。去年製作されたモデルなので、まだ値上げ前で、定価は180000エンだったのかもしれない。恐らくそうだろう。以前にI 楽器店で出会った個体とほぼ同じ条件だ。内容は最新の個体と100%一緒なはずなので、条件は満たしていると言っていいだろう。30% Offなので、売り手も利益率は確保できている。あとは楽器の状態なのだが、遠方なので見に行くわけにはいかなそうだ。店頭品なので多少の傷などもあるだろう。評判の悪くない店ではあるが、楽器の通販はFujigen以外はしない主義で、これまで何度か悲しい思いをしてきた。ここは愛する日本であり、米国ではないからね。さてどうするか。
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ボタンを押したぞ!

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馬鹿だなオレ。


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この楽器は、Gotoh製の色気は全くないが正確で壊れようがない定番のペグ(SG381)、人工骨のナット、PUはHS2の上半分で塗装はポリ、等々、手がかからず、簡単には壊れないようにごく実践向きにできているし、なによりほぼ同じ仕様で長年作り続けられていることが、それなりの品質の高さを証明している。すでに時の審判を受けているということだ。RKがツアー用にマジでこれを使っているというハナシはだからけっこう信憑性が高い。売りにでている楽器ものそのものではなく、プロの手が入っているのは当然だとおもうけれど。彼の最近のメインはTlrなのだが、構造が単純なのでStrよりさらに壊れにくいはずだ。Tlrもたいへん結構なのだが、腰に悪いので今回はStrを選んだ。腰にくる楽器は今の私にはもう長時間ブル下げて愛でることができないからだ。とにかくこの楽器を選ぶ理由は、平らな指板と大きなフレットで、押弦が多少ずれても簡単に音が出るように設定されていることであり、木部も塗装も丈夫だし、気を遣わずにいつでもどこでも弾ける楽器として、恐らくこれが私にとって最後の一本となるだろう。今度こそ本当に最後だ、という確信がある。購入方法はテキトーだが、楽器の選定には十分な手間暇をかけたので、ダイナの製造技術を前提とすれば問題は起きないだろう。あとは楽器店の品質管理の問題のみだ。調べてみると悪くないようだということで購入に踏み切ったわけだ。多少の問題があっても返品はしないと思う。

白を探して直前で赤に変えてしまうあたり、なんともテキトーで自分らしい選択だ。そういえばF30だって当然ガンメタを買うつもりであったのだが、直前でサファイアブラックを選択してしまったし、FD2もチャンピオンシップホワイトのつもりがガンメタになってしまった。それでもおそらく、今度もうまくいくだろう。またここで報告したい。


2022/12/20 120000エンでロックイン川崎で新品特価がでた!ロックイン川崎は何度か顔を出したことがあるが、なかなか素晴らしいお店だ。FenderGuitarの取扱数が国内有数であり、FenderのLicensedTechnicianが常駐はしていないがちょくちょく顔を出していると聞いている。販売店が仕入れた個体は検品されるが、この際に問題が発見されると仕入れ元に返品するのだが、このお店は国内で返品が最も多いという噂だ(内部情報で確認はとれず)?さすが元Fender国内正規代理店総元締め(という言い方でいいのかどうか)の山野楽器直営店といったところ。新宿のお店は撤退したようだが川崎では引き続き頑張っておられるのは私のようなマニアにとっては大変ありがたいことだ。実は以前、高額な楽器を購入する際にお世話になったことがあるのだが、”うちではおかしなものは一本たりとも売りません”というプライドに満ち満ちており、スバラシイ応対をしていただいた。その節はお世話になりありがとうございました。感謝しております。それはともかく、この個体は新品ではなく新品同様扱いで出している。短期間で返品された楽器なのかもしれない。訳アリ?店頭品の入れ換え?バックは3ピースに見えるし指板の木目もあまり美しくはないが、音には関係ないだろう。とにかくこいつを売りに出しているのは信頼と安心のロックインだ。これは考えようによってはチャンスだ。木目とか細かいことが気にならない人は買った方がいい。なにか問題があったとしても素晴らしいアフターケアをしてくれることは間違いない。なので個人的にはお勧めだ、うん。しかし逆算すると、Fender MIJの仕入れ値は定価の60%ということなのかな?

あ、新品特価ではなくってB級特価に直してある。クレームでもついたのかしら?売れたかどうかチェックして楽しんでいる私も暇人だな、そんな暇ないのにね。


2023/01/05   あれ、まだ売れてないねこの個体。個人的には悪くないような気がしているんだけれど、、、。



2023/01/20 おお、Ikebeで税抜き140000エン、しかもポイント10%つきのTlrがでた。Outlet扱いで、実物を見たわけではないがおそらく悪くないのでは?Teleは構造が単純な楽器なので、木目とかピース数とか以外、楽器としての機能に問題が出る可能性があまりないので大丈夫なのでは?ものすごく重いのかもしれないなあ。見に行くと買いそうなのでやめておこう。手元にある真っ赤なStr-RKなのだが、気を遣わずに弾き倒せるので手にする機会が増えている。最高の楽器かどうかは別として、音楽をする道具としてはやはりなかなかのものだと思う。お勧め。
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2023/01/09   吊り戸の戸車メンテ [Home Improvement]

2023/01/09   吊り戸の戸車メンテ



拙宅には何枚か吊り戸がしつらえてあるのだが、開閉の頻度が高い吊り戸がギシギシいいだしてかなり気になっていた。それでモリブデン入りのグリスを買ってきて戸車に塗ってみたのだが事態は改善せず、むしろ悪化しているような印象。それで苦労してそいつをすべてふき取ってみたところ、やはり多少はましになった。グリスが埃を巻き込んで、事態を悪化させていたんだろうと思われる。しかし戸車内部のベアリングが仕込んであると思われる部分は入り組んでいて外からはとてもアクセスできない。戸車とレールをすべて取り換えてしまえばいいのだが、拙宅の建具のマニュアルを見ても製造元が今ひとつわからない。文化シャッターが手掛けている製品のようなのだが、品番等が何も書いていないのですぐには手が出せない。それでカスタマーサポートに連絡するより前に建材屋さんのホムペを調べまくってみたところ、シリコンスプレーで何とかなるというではないか?しかしシリコンではおそらく効果が長続きしないだろうし、また、戸車はプラでできているので溶剤で溶けてしまわないかどうかが心配だ。そのあたりをさらに調べてみると、シリコンスプレーで溶剤なしのものが売られているし、複数の建材屋さんがその方法を勧めているようだ。それでだめなら戸車を交換してね、というわけだ。よしこれでやってみよう。

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ということで、建材屋さんがお勧めしているクレの製品をAmazonで購入。届くのを待っている間に戸車とレールをしつこくお掃除した。先ほど換気をしながらスプレーを少量使ってみたが、ものすごい効果だ。ごろごろ言っていた戸車がシューっと新築の時のように滑るようになって危ないくらい。よし、ミッション完了。あとはこの効果がどれくらい続いてくれるかなのだが、変化があるようならまたここで報告したい。興味がある人はおそらく全くいないだろうが。次の課題は渋くなった鍵穴なのだが、もう準備万端整っているのでまた報告したい。



2023/01/20   効果は続いており、今のところ次第に改善している様子。滑車が溶けてくるようなこともなく予想を上回る効果である。
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