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2022/07/04 専業メーカー [雑文]

2022/07/04 専業メーカー



Panasonicとか、総合的になんでも電化製品を扱うメーカーもあれば、限られた製品だけに特化して製造を行っているメーカーもある。後者を専業メーカーと勝手に読んでいるのだが、こう会社が好きなので、応援したいと考えている。私の手許にある電化製品では、使用頻度が最も高い製品は、扇風機になる。夏でも冬でも回しっぱなしで机に向かっている。職場でも自宅でもそうなのだが、とくに自宅では扇風機を使用している時間がものすごく長い。私の内的な問題の反映なのだろうと思うのだが、いつも風に吹かれていないとどうも落ち着かないのだ。必ずしも暑いときにだけ使っているわけではない。モーターを作っている知人に話を聞いてみたところ、国産のモーターであれば、24時間動かしっぱなしでも運が悪くなければ少なくとも10年は持つということであったので、わが国における、基本的な産業技術は曲芸的な高みにまで到達しているのだと思う。扇風機の話に戻る。

自宅にある扇風機は、床置き型の機能一点張りといった製品で、確かフナイ?という会社のものだと思う。国産ではないかもしれないが、販売しているのは間違いなく日本の会社だ。こいつを数年間酷使して、その後倉庫のようなに放置したところ手荒な扱いをうけてしまい、また私のところに傷だらけになって10年以上前に戻ってきた。それ以来私の手許で、毎日本当によく働いてくれている。たまに掃除をするくらいで、モーターをばらしたりグリスを足したりすることは一度もしたことがない。それでもすべての機能が完璧に維持したまま、今日に至っている、これってマジで素晴らしくないか?こう書いていたら、メンテしてあげたくなってきた、、、。

こういう、あまり有名ではないメーカーの製品が好きだ。加湿器でも”あたり”を見つけた。自宅にあるものはDainichiという会社のもので、この会社は専業と言っていいほど加湿器に特化している。掃除がやりにくいのが玉に瑕であるが、一見何の変哲もない細部の造作に、とてつもないノウハウが投入されているようだ。こいつも我が家では、特に冬場はフル稼働していて、最近ようやく掃除をしてしまい込んだところだ。これも機能を考えると廉価であり、黙々とかつ確実に仕事をこなす素晴らしい製品だ。外見は武骨で愛想がないが、それが嫌でなければ皆様にもお勧めしたい。

電化製品を語る場合、私を含む理系の少年が大好きであろう様々な電化製品を作ってきたSonyは(調べてみると、最近は製品のカテゴリーをかなり絞っているようだ)、Sonyタイマーの存在が良く知られているように、洗練されてスマートなのだが性能を追いすぎるきらいがある。その点Panasonicは無理をしない設計になっていることが多いように見受けられ、一般的な消費者としては好感が持てる。総合家電メーカーとしては、結構いけていると思うし、好感を持っている。なので、現在使用中のPanasonicの製品は大好きなのだが、次のエアコンは専業メーカーのダイキンと決めている。こんな感じで、今後私に残された時間は、できるだけ一芸に秀でた会社が作った製品と一緒に時を刻んでいきたいと考えている。あ、Twin Birdとかにも興味あるな。

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