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花小金井 清川 [日本蕎麦]

8月27日
花小金井 清川 大もり 750円

仕事の関係で、最近この街に足を運ぶようになった。交通の便はあまりよくないが、小さくまとまった味のある街並みだ。今日は時間が余ってしまって、駅の周辺をそぞろ歩いて楽しんだ。するとあったあった、駅前のお蕎麦屋さん。なかなか渋い佇まい、あまり期待せずにのれんをくぐってみた。奥行きの深いお店で、中は石畳、和風の壁で、机がいくつか並んでいるが、その間を御簾で軽く仕切ってある。なかなか良い雰囲気で清潔感が漂っている。お客さんは高齢の女性二人組と高齢の男性二人。前者はおしゃべりが、後者はお酒が目的らしい。酒をやめたのでビールがまぶしい感じ。

席に着くと、蕎麦茶ではなく煎茶がサーブされた。のどを潤してから、さっそくいつものように大もりをお願いした。もりは550円ととってもリーズナブル、大盛りにすると750円だ。比較的短時間で、お盆にのって登場。お蕎麦は”星”がない、角の立った機械打ちのもので、予想より強めのなんというか善良な蕎麦のかほり。蕎麦は比較的短い。帰宅してからWebで調べたところ、国産と中国産の蕎麦粉を混ぜ、店内で機械打ちしたものだという。なるほど納得だ。国産のほうが気分的に望ましいがそれはまあ良い。

蕎麦つゆは、甘さ、辛さ、微妙な苦さのバランスがとれている。欲を言うともう少しだけこくがあればいいとおもった。すこし後味に甘さが強いか?これば蕎麦猪口になみなみと注がれて供され、さらに小さい徳利にはいって追加の蕎麦つゆがそえられている。ネギはややひねこびた半分乾いてしまったもの、山葵はかほりの高い粉なのだが、辛さはあまりかんじられなかった。仕事なので残念ながらネギは口にしなかった。ご亭主失礼しました。

蕎麦つゆを少量すすって味をみてから、いつものようにつゆなしで蕎麦の味と歯触り、かほりを心行くまで楽しむ。蕎麦にお鼻をぺったりとつけてみたりする。人に何を言われても構わない。独立排他的に幸せになる。それからおもむろに蕎麦をつゆに、、、。次々と手繰ってゆく。ああ、蕎麦っていいなあ、と思う。日本人最高です。もりがなかなか良いので、それなりに満足、見計らって蕎麦湯が供された。これはドロリと濃いもので、つゆを割らずにそのまま楽しませていただいた(血圧対策、よい子は真似しないように)。大変満足した。なかなかよかった。あてずっぽうに入ったにしては、あたりだった。幸せな時間を過ごさせていただいた。あまり新しいお店ではないと思われるのに、トイレの清潔感は素晴らしかった。御馳走様でした。


良い;バランスのとれた良心的なお蕎麦 静かで清潔なお店 
もっと良くなる;このままでいいと思いました。
また行く?;Yes
総括;落ち着いた雰囲気の、東京のはずれのお蕎麦屋さん。なかなかおいしいお蕎麦を良心的な価格で食べさせてくれる。日常生活の一部にホッとする時間を。


9 月12日 再訪

花小金井による機会があったが30分しか時間がない。どどっとお店に突入?して、おばちゃんに”急いでできますか?”とおねがいしたところ”ハイヨッ”と受けてくれた。例によって大もりを。5分ほどで供された。前回よりちょっとお蕎麦のもりが雑だが、文句のあろうはずがない。今日も仕事なので大好きな葱はお預けだが、その他のものは全て美味しく、短時間でいただいた。今日はどろりとした蕎麦湯も大変楽しく飲ませていただいた。お蕎麦は本来ファーストフードなのだから、こうでなくっちゃあ、とつるつる深く考えずに、かつ安心しきって食べた。例によって清潔なトイレを使わせていただき、仕事に赴く。御馳走様でした and ありがとうございました。

P.S. 午後2時以降は喫煙可なのだという。なんて残念、、、。愛煙家の方々にはもちろん喫煙する権利がある。問題ない。どんどん吸ってください。しかし肺癌はとっても痛い病気なので、自分たちだけで楽しんでいただけないだろうか、、、。お蕎麦のかほりを台無しにしないでいただけないだろうか、、、。おねがひします。(泣)


タグ:日本蕎麦
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