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私のギター 6  [音楽]

私のギター 6 

幸運なことに、私はこれが最高だ、と心から感じる楽器を手にしている。いろいろと試してみた上で、この人に、と思い定めた邦人制作家に出合うことができ、細かい指示はせずに制作をお願いした。この楽器を弾いていると、何を弾いてもすごく楽しい、というのは当たり前で、これに触れていると、自然と背筋が伸びて“オレもがんばろう”と自然に思える。だから帰宅が遅くなった時でも、短時間でもケースを開けて楽器に触り、心をリセットするようにしている。

音楽が好きな人は、製作者の国籍、性別、年齢などにこだわらず、“これだ!”とピンとくるものに出会うまで、いろいろな楽器と付き合ってみることをお勧めしたい。しかし自分自身の楽器の好みがわかるようになるまではかなりの時間がかかるように思う。だからそれまでは、定評のあるあまり高くない楽器を買って、それを徹底的に弾いたり手を入れたりするのがよいのではないだろうか。楽器を次々に買い替える必要はない、と私は考える。私の場合、黒澤澄雄さんの比較的廉価なモデルを長い間休み休みではあるが愛用し、その楽器は今でも手元に置いてある。黒澤さんは人柄のよい方で、これまでに数回、フレットやネックの調整、ポジションマークの追加などでお世話になってきた。ここ数年でネックが曲がってしまい、それがきっかけで新しい楽器を探すことになったのだが、黒澤さんの楽器を買わせていただいてよかったと思っている。皆様にも素晴らしい楽器との出会いがありますように。

タグ:ギター
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