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福小町 純米吟醸 美郷錦55 火入れ 株式会社 木村酒造 720ml 1620円 [日本酒]

福小町 純米吟醸 美郷錦55 火入れ 株式会社木村酒造 720ml 1620円

昨日の夜から水とコーヒー以外のものは一切口にしていない。そのような状態で、お蕎麦とお酒のどちらを先に口にするか、真剣にかんがえてみたのだが、私の心は“酒、さけ、サケ”と迷いなく瞬時に答えた。我ながら驚いたが、これでは立派なアル中というものだろう。こんな私にもほんの少しの理性というものがあるので、お蕎麦を食してのんびりしてからお酒を口にすることにした。

とあるおしゃれな街を歩いたのだが、Googleで調べてみたところ、ものすごく古い、いい味出したお酒屋さんを見つけることができた。ご亭主もおかみさんもかなり年季が入っており(すみません、しかし事実)いい感じに全身が震えていたりするのもほほえましい。今日はこの店と心中することにして、全身プルプルと震えているオヤジさんに“フルーティーな四合瓶をよろしく!”とお願いした。そうしたら、“こりゃあフルートフルート”と、このお酒を勧めてくださった。否やはない。すべてをオヤジさんに任せてフルートな日本酒を購入だ。

すがすがしい緑の四合瓶に、福小町の文字。美郷錦十割使用、と記されている。さっそく封を切ってみると、、、。おお、弱めではあるが、確かにフルーティーな上立ち香だ。獺祭と比べると弱めではあるが、より自然な日本酒らしい印象を受ける(最近は獺祭が評価の基準になってしまっている)。口に含んでみると、搾りたてのような爽やかさ。コクもないわけではない。しばし舌を楽しませた後に飲み下すと、不思議な苦みを伴って全ての味と香りがすっきりといなくなってしまう。酸味はあまり感じさせないさっぱりとした印象であり、いくらでも呑めるような気になってくる。微妙にアルコールのびりびり感を感じさせるところも悪くない。あっという間に四合瓶を呑み終わってしまった。明日の仕事は大丈夫なのだろうか?

“秋田生まれの酒造好適米である美郷錦を新酵母Akita雪国酵母で仕込んだ秋田プレミアムな純米吟醸酒”と記載されている。一回瓶火入れ限定酒とも。たくさん飲むには最適のお酒だ。おいしいし、高くないし。ブランド性は無いと思われるが、そんなのオレにはカンケーない。地元では有名な、愛されている銘柄なのかもしれない。好みは別として、酒造の技術は高いものを持っている蔵元とみた。税抜き1500円の四合瓶の中では、自分史上第二位のお酒である。第一位は、、、、味は覚えているけれど銘柄は忘れましたすみません。お粗末。

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