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2022/4/7   楽器の選択 [音楽]

2022/4/7   楽器の選択



随分弾き込んでいるが、弾き切れていない、というか、自分のものになっていない曲があるのだが、私が持っているテクニックをすべてつかってなんとかぎりぎり、運がいいと弾ききることができる。しかしたいていは途中で頓挫してしまう。ホントはクラギでかっこよく弾きたいのだが、それはやっぱり無理みたいなので、エレキで弾くことが多い。そうなるとある程度楽器の選択が効くので、いろいろとやってみた。

まず、ギブソンスケールの楽器を使って弾いてみる。指は楽なのだが弦のテンションが弱いのでなかなかスピードが出ない。弦高を上げて弦に張りをだしてみたがだめ。フラットワウンドに張り替えてみてもやはりだめであった。どうしてなんだろう。まあいい、楽器はたくさん持ってるんだぜ。次は愛しのテレキャスだ。テレキャスは私の体形ではわき腹の肋骨をぐりぐりと押されながら弾くことになるので、ストラップを調整したり足台を使ったり。痛いと演奏に集中できないからね。モダンな楽器を使ってみるといまいち。Baseball Batと呼ばれる極太のネックを持つ楽器を試してみると、これはなかなかいい。曲を弾いていて、ミスが少ない。意外だが私の手にはこれが合うようだ。テレキャス体質。

それで、さらなる演奏の改善を目指し、次にThick Cと呼ばれる太いネックがついているストラトを試してみるが、この楽器はフレットが低くプリングが決まりにくい、、、いまいちだ。それで私の手持ちの中では普通に考えて最高の楽器であるFCSのストラトを弾いてみると、、、、相変わらずいい楽器なのだが、限界近くで弾くと、おそらく日本人向けに作ったと思われる60年代モデルにしては細めのネックがどうも私の手には合わないようだ。ミスタッチが増えてしまう。しかしさすがにストラト、万能の楽器で、弾いていて疲れるということがない。わき腹も肘も楽で痛くならないし、低温弦側のボディが延長されているのでストラップをかけたときの安定感は抜群だ。さてどうしよう。そうだ、ストラトといえば、MIJの特別なモデル、やはり60年代のモデルなのだが、こいつを試していない。この楽器と真剣に向き合う時間は申し訳ないことにこれまであまりなかったので正直期待薄だ。FCSと比べると、ボディやネックの材質はちょっと負けている。細部の作りこみも機械っぽい感じ?FCSのような、慣れた人の手が入った印象を受けない。ネックは少し太めで、サイドの肉が多めにつけられている。指板のRも小さいし、フレットだってFCSに比べると小さいものが選ばれている。期待薄だ。しかしこいつを手にしてみると、なんと私の大きな手のひらにぴたりと収まり、弾きやすいこと弾きやすいこと。どうしたんだろう。嬉しい驚きだ。この子はこんなにいい楽器だったっけ?楽器の音質はFCSに負けてしまうが、弾きさすさでははっきりとこちらが上だ。こんな楽器が身近にあったのね。

ということで、上記の難曲をものにするまでの間は、MIJのストラトを弾いていこうと思う。やっぱり楽器は弾いてなんぼなんだよねえ。値段じゃあないんだよねえ。

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