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2022/12/08   書籍の価格 [雑文]

2022/12/08   書籍の価格


大好きだった、もしくはいまでも大好きな沢木耕太郎のノンフィクション全集を読みなおしているのだが、おそらく値段が高くならないように仕上げにはお金をかけず、それでもセンスの良い仕上がりの本で、私の小さな本棚でいい感じの存在感を放ってくれている。すべてでたった9冊しかない。内容的にはすべての本をすでに単行本、文庫本として読み切っているのだが、ずいぶん前に購入して大事にとっておいた。そいつらを多少傷むことはむしろ良しとして、持ち歩いて宝物のようにして読みふけっている。もうすぐ読み終わってしまうのだが、例の旅行物を読むのが少し怖いな。しかし500頁もあるこの本、一冊たった2000エンだ!信じられないほど安い。信じられないほど価値のあるお金の使い方だ。音楽もいいけれど、文学もいいなあ。文学と呼ぶとこの作家は怒るかもしれないが。
タグ:沢木耕太郎
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