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2023/10/02   Heritage H575Custom 最近の様子 [音楽]

2023/10/02   Heritage H575Custom 最近の様子



Heritage Current Condition.jpg

















私の人生の鏡?H575Customなのだが、最近出番が少ない。というのは、フレットの減りが進んできたのでリフレットまでの時間を稼ぎたいというのが1つ、もう一つの理由は、ペグの調子がいまいちおかしいからだ。1弦など、弾いているうちにわずかに音程が下がってきてしまう。ヘッドにあるナットを少し締めて様子を見ていたが、あまり改善の様子がないので困っていた。Groverのペグは、グリスを追加してやれば永遠に使えるという神話があったのだが、よく調べてみると私のGroverは、確かによくできているとは思うが、K国製であるらしい。まあ、Potは我が愛する日本製だし、Heritageは状況に合わせて廉価で性能が高いパーツを使うのがお好きなようだ、さて。

それで群馬県の雄、Gotohさんに相談してペグを購入した。個人の購入はどうしても後回しにされるので、妥協なく自分が欲しい仕様のペグを手元にゲットするまでに、なななんと4か月かかった。この間、アメリカからFenderのアンプ用のノブ’(C国製かもしれない。加工精度が低いので、ゆがんでいたりするのだが、素材と言い仕上がりと言い、なんともいい味を出しているのだ。日本製ではこうはならないだろう。機能では日本製が世界一だが、”味”を楽しむ場合は輸入物の方がいいかな?)を輸入したりして楽しんでいたのだが、数日前ついにペグが手元に届いた!これはかっこいい、、、スバラシイ出来だ。Groverのものよりスマートでやや小ぶり。渋い金色に塗ってもらった。私のギターには金色のパーツがたくさんついており、全身トラ模様でギラギラしているので、金色を一部黒に置き換えて、落ち着いた楽器にしたいと考えてペグのボタンはゴールドではなくエボニーにしてみた。お風呂に入って全身を清めてから作業にあたったのだが、ほぼ100%、満点の作業ができた。穴の開け方やスクリュウの締め込みトルクなど、Heritageは丁寧な仕事をしていることが確認できてうれしかった。いい楽器だよこれ。ただ、ペグが想像よりも小さかったので全体のバランスがすこし変わってしまったが、これはまあいいだろう。ヘッドが軽い方が私的には使いやすいしね。新しいペグの耐久性については何年か使ってみないとわからないが、機能はとにかく最高で、巻き心地はうっとりするほど気持ちがいいし、21:1のギヤ比のものにしたのでチューニングが決まること決まることなんとも素晴らしい。使い込めばエボニーがすり減ったり傷ついたりしていい味が出てくることを期待したい。たのしみ楽しみ。

ということで、写真を張ってみたのだが、とりあえずこんな感じの楽器になりました。金と黒が一緒になると、なんかこれ見よがしで下品な感じになってしまうのね、、、。それでも、しばらくはこのままの状態でこの楽器を愛でていきたいと思っている。テイルピースにHeritageのHが入っており、装飾の皮かなんかが張ってあるのが気に入らないので、本当は普通のシンプルなブランコ型のテイルピースに代えることができると嬉しいのだが、独自の規格で作られているようなので、これはなかなか難しそうだ。それ以外は文句なしの楽器になったので、フレットはへるかもしれないがガンガン弾いていきたい。ありがたやありがたや。

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