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Warmoth-Moon Superwide Neck Stratocaster Revised 1 [音楽]

Warmoth-Moon Superwide Neck Stratocaster Revised 1
Warmoth Wide Strat.jpg最近いろいろと忙しく、遊んでいる暇がない。寄る年波で元気もない。やりたいことはいくらでもあるのだが、活動の幅を限定して、内容を深めるように努力している。音楽も、クラシックに限定して、一人でしこしこと楽器の練習に励んでいる。夜間や早朝に、ネックを挿げ替えたエレキでバッハなんかを弾いているのだが、これがなかなか楽しい、、、、。

私はエレキはFenderが好きで、テレのファンであるのだが、楽器としてはやはりストラトの方が優れているのではないか、と考えている。一本だけ、昔々、教科書でも買うつもりで国産で比較的高価格、加工精度の高いストラトを購入した。それを大切にしているのだが、数年前にネックをフィンガープレイに適する幅を持ったものに挿げ替えた。これはわれながら素晴らしい楽器だと思う。ものすごく重いことを除いて。といってもレスポール位のものなので大したことはない。一時はネックをオリジナルに戻して売り飛ばそうかとも考えたのだが、ウレタンのフィニッシュが少しずつ白濁してきており、これはこれでいい味が出ていると言えなくもないのだが、これを嫌う人は多いと思われ、いい値段はつかないだろう。あたらスバラシイ楽器を捨て値で売ってしまうこともないかな、と考えて、手を入れて弾き続けることにした。よく見ればわかると思うが、木部は数十年前のWarmoth製で、パテント等の問題を避けるためか、微妙にオリジナルとは形を変えてある。しかしこれをくみ上げたのはMoonで有名なPGMであり、購入した時の楽器の仕上がりは完璧であった。

これを弾いていると、やはり少しずつ欲が出てきて、もっと軽くならないか、とか、もっとレスポンスが良くならないか、とか、アンプを通したノイズが減らないか、とか、楽器に対する要求が募ってしまう。最近は自作のチャンプのコピーアンプを使うことが多いのだが、これの内容はいわゆる5F1と呼ばれるシングルアンプなので、ピックアップのノイズがあれば、それが露骨に増幅されてしまう。それで、結局、

1.レスポンスの向上
2.重量の軽減 (現在4.5㌔)
3.ノイズの軽減

を目指して、楽器を仕上げなおすことにした。具体的には、

1.トレモロの駒を、プレスに変更 
現在はブリッジはゴトー製の精度が高いものがついている。しかし重い。私はトレモロを使わないのでべたづけにしてあり、スプリングはゴトーの強化したものをつけてある。スプリングの鳴きを拾うのもストラトの音のうちなので、スプリングを取り外すつもりはない。駒を変更するとブリッジ全体の強度は落ちるが、ある程度のレスポンスの向上が期待できるのではないかと考えている。状況によってはbridgeごと交換するかもしれない。ゴトー製のものを使うつもりでいる。

2.PUを1つに、Toneを省略、トグルスイッチを省略 
3.PUを変更
現在ついているPUは、エレクトロハーモニクスのタップ付きのものであり、ポールピースが太いことをみれば、いにしえのシエクターに倣ったものであることがわかるだろう。つまり高出力でノイジーなPUだ。しかしそこはPGM、回路にいくつかの工夫がしてあって、シングルにもなるし(きちんとしたビンテージトーンが出るのはたいしたもの)、フェーズも使えるし、3PU前回という面白いサウンドも得られる。しかし多彩な音色は必要ないので、V一つの漢らしい回路に変更しようと考えている。トーンはアンプをいじって調節すればいいのだ。
私のチャンプコピーにはトーンがついていないけれども。

PUは、ビルローレンスのものを使ってみたい。ビルはなくなってしまったが、奥さんが家族で頑張っているようなので、微力ながら応援する意味もある。一番基本的なノイズレスか、もしくはブレードタイプのPUを使ってみるつもりである。

 
楽しみながら、心身に余裕があるときに、ここまではやってみることにした。この楽器に関しては、すでに木部は完璧に加工されており、振動系としては、ナットやブリッジの調整以外にはやることがない。失敗するということはあり得ない(筈だ)。どうなることか、少しずつ書いてゆくこととしたい。お暇な人はこうご期待。
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