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2017/9 槽しぼり 純米吟醸本生「みどりの天明」曙酒造合資会社 3165エン(税込) [日本酒]

2017/9 槽しぼり 純米吟醸本生「みどりの天明」曙酒造合資会社 3165エン(税込)

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お酒の買い方を決めた。徒歩で特定の某酒屋さんまでてくてくと出向き、手に入れば獺祭の50を一升瓶で。売り切れていれば店内にある1)山田錦2)吟醸以上のお酒を一升瓶で購入し、最後までじっくり付き合う、というものだ。基本家呑みで、日本酒以外のアルコールはできるだけ口にしない。日本酒以外を呑むくらいならお水を選ぶ。もろもろの事情で某酒屋さんに行くことができなければ我慢する、というルールを本日勝手に制定した。さようならワイン、さようならビール。まあ仕事上の付き合いは別だが。

ということで本日がその初日だ。某酒屋さんまでてくてくと赴き、獺祭を探す、、、やはり50だけが欠品だ。四合瓶や等外にもものすごく惹かれたが、ルールは守るためにあるのだ。いろいろと考えた末に天明を手にいれた。よだれを垂らしながら自宅へ。さっそく封を切ってみる。プシュっとちょっとガスっぽい。おお、これはいい薫りだ、、、。うまいに違いない、と確信する。結果的に私の確信が裏切られることはなかった。

上立ち香は、まさにフルーティ。リンゴ~洋ナシ系。バナナっぽさもある。どうもいい加減な表現だな。それで含み香は、やや酸味が強くなる印象。口に含んでみると、とっっっても爽やか。ジューシーという表現がぴったりとあてはまる。これだよこれ、こういうのが好きなんだよオレ。控えめだがにぎやかな味が一瞬にして舌の上でパーティをしているようだ。そいつらが一斉に甘酸っぱい味と薫りを残して喉の奥にあっさりと滑り落ちていく。ちょっと寂しい。後味は不思議だが大人っぽい苦み。後をひくおいしさとはこのことだ。ヒリヒリとした印象を私の疲れた舌と歯茎に残しつつ、手を振りながら去っていく天明なのであった。超絶お勧めです。うまい。

封を切ってから呑み終わるまでの数日間、もちろん冷蔵庫でできるだけ動かさないように冷やしておくのだが、少しずつ少しずつ味が変っていく。突進した味や薫りがみるみる丸くなっていくのが楽しい。これを成長と呼ばずしてなんと呼べばいいのか?だから日本酒は一升瓶に限ると思うのだ。



2017/11 槽しぼり 純米吟醸本生「みどりの天明」曙酒造合資会社 3547エン(税込)

いつ買っても間違いなくおいしい、幸せになれるお酒、それが天明だ。「みどりの天明」は2回目なのだが、値段が上がっているのか?少しプレミアを乗せているのか?しかし3500エンに見合うだけの幸せな時間をもたらしてくれるお酒ではある。味も薫りも安定しており、文句なしの美酒だ。自分はこういうのが好きだなあ、、、。前回楽しんだものとは印象がやや異なり、輪郭がよりすっきりとしており、味も薫りもくっきりと鮮やか。ロットの違いによるものなのか、保存にかかわる違いなのか。ともあれ、天明は今のところはずれなしだ。次は使っているお米が違う、「あおの天明」を試してみようか。山田錦じゃないからどうしようか。ふむ。



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