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2022/5/25   Heritage H575 Custom [音楽]

2022/5/25   Heritage H575 Custom



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そうと決まれば話は早い。怖いことは怖いけれど、愛すべきHeritageの木部に穴をあけて、ストラップピンを取り付けることにした。早速Gotohのピンを購入した。EP-B2とB3を両方購入し、どちらかをつかおうと考えている。あまり無理せずにB2かな?右の小さめのやつがB2だ。それでも直径が14ミリもある。B3に至っては17ミリだ。




フェルトワッシャをはさむことにすると、そこから顔を出す木ねじの長さは15ミリに過ぎない。まあそれくらいあればなんとか楽器をブル下げるだけの強度が得られるのだろう、Gotohのやることに間違いはない。木ねじの最大に太い部分をノギスで測ってみると、3.5ミリ程度。あとは、どこに固定するかで下穴の大きさを変える必要がある。つまり、ボディバックのメイプルを通して指板の下に位置するマホガニーのブロックにねじを通すのであればすこし大きめに開ける必要があるし、定番の位置であるヒールキャップに穴をあけてピンを取り付けるのであれば、キャップの部分は少し大きめに、それより深い部分はやや小さめに穴をあけるのが良いと思われる。

楽器の中身をしげしげと眺めてみると、ものすごく強いネックがついているという評判にたがわず、ものすごく大きく立派なマホガニーと思われる木のブロックが、指板の下にタイとボンドで張り付けてある。ハイドグルーだともっといいけれど、接合部から漏れ出している接着剤を見てみると、これはやぱりタイとボンドを使ったようだ、うん。ブロックが大きいので安心してこの部分にピンを打つことができるが、この楽器のバックはメイプル単板であり、それもセンターで合わせてある。なので正中に打とうと思うと、木の合わせ目に穴をあけてねじを入れることになる、これは避けたい。また、ピンの位置が楽器のヘッドから遠ざかれば遠ざかるほど、ストラップを使ったときにトップヘビーになるはずだ。なので、ヒールキャっぷをねじで割ってしまうリスクはあるが、ネックのヒールにピンを打つことにしたい。

楽器作りはもうずいぶん前に辞めてしまったので、手元にはドリルもないし、ルーターは言うに及ばずだ。さあどうしよう。ペンみたいにして使うことのできるMakitaのドリルを手に入れるかどうか。もう物は増やしたくないので悩むところだ。さてどうするか。

また、今日は結構な時間、Heritageと向き合っていたので、細かいことが気になりだした。ハイポジのわずかなサチリが気になりだしたため、久しぶりにネックの調整をしてみた。ロッドカバーを外し、久しぶりに慎重にトラスロッドを回した。マホは柔らかい木なので、つぶさないように気を付けつつ。30度ほどまわして様子を見ることにしたのだが、ハイポジの音はなんとか形になったようだ。ギターって生き物だよね。季節が変わると機嫌が悪くなるというか。気長にしかし真剣に付き合っていく必要があるよね。



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