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2022_09_26   浄水器のことなど [Home Improvement]

2022_09_26   浄水器のことなど



我が家のお水は利根川水系から供給されているのだが、意外と癖がなく味が良く、気に入っている、というか慣れてしまった。以前は相模川水系の水に慣れていたため、当初は味の違い(意外だがかなり違う。利根川水系は相模川水系に比べるとなんだか砂っぽい感じ?相模川水系は僅かーに塩っぽい)になれることができずに違和感に耐えられず飲み水を買っていた時期もあったほどなのだが、いまはもう大丈夫、満足して毎日ごくごく喉を鳴らしてお水を飲んでいる。日本のお水は最高だ。

我が家にはクリンスイという浄水器が備え付けられており、こいつをつかうとさらに水が磨かれた感じとなってなお結構なのだが、こいつが少々くせものだ。まずはフィルターについて文句を言いたい。フィルターを半年から1年に一度取り換える必要があるのだが、こいつが大きくて重くて大変高価だ。そればかりか、10年ほど使いまくった蛇口のあたりにカルシウムが沈着してしまったのは仕方がないとして、残念なことに内部にも同じようなことが起きているようで、蛇口のハンドル(と呼ぶらしい)がゴリゴリしてスムースに動かなくなってしまったのだ。いつものことだが、家人からの苦情に耐えかねて重い腰を上げることにした私だ。さて、と。

原因ははっきりしているので、具体的にどうすればいいのか考えてみた。私的には、1)内部の掃除2)部品の交換3)蛇口全部の交換 といった3つの選択肢があると思われた。内部の構造を調べてみると、どうもお掃除をしたくらいではどうにもならないような雰囲気だ。蛇口の内部には、とはいっても簡単な構造ではあるのだが、比較的柔らかい金属である砲金?でできたスピンドルという部品が入っており、こいつを交換すれば何とかなりそうに思われた。それでもダメなら原因はカルシウムの沈着以外にもある可能性があるので、蛇口全部を交換すればいいのだ。それはさすがに面倒だし数万円仕事になるが仕方がない。ということで、ちくちくとさらに調べてみた。

上記したように、据え付けてからすでに10年は立っている蛇口なので、多少はてこずったものの、蛇口の品番を、全体の形状、本体の構造や記載された番号によって探し当てることができた。品番が明らかとなってからは比較的話が早かった。パーツの番号をしらべて信頼できそうな業者に連絡を取って速攻で発注だ。こういったものには定価はあるが、言い値に近い値段で売られていることも多いので、極端に値付けが高いものをつかまされる可能性もあるので気を付けないといけない。購入の際、私は割引が効く裏技のような買い方を探し当てることができたので、僅か2000円足らずで手に入れることができた。実際にスピンドルが手元に届いてみると、真鍮の色をしたずっしりとしたパーツであり、かなり丁寧に、込み入った加工がなされている。この中の細かい溝とかにカルシウムが沈着したらどうしようもないよな、と納得するしかないような構造であった。やっぱり交換で正解だ。こいつについている回転軸のようなものを回して水を出したり止めたりするのだが、金属が柔らかいので開け閉めする感触がいい。回してみるとなんとも気持ちがよく、用もないのに猿のようにクルクルすることを繰り返したりした。このパーツは本体に固着していることが多いため、つけ外しには多少コツがあり、プロはトンカチで叩き回して外すという。しかし私はアマチュアで特殊な技術も経験も持たないので、よく考えて、ゆっくり時間をかけ、周囲のあまりがっちりとは造られていない部分に必要以上に力が加わらないようにものすごく注意して作業にあたった。だって失敗してシンクを交換したりしたくないからね。それでも古くなったスピンドルが外れてしまえばあとは簡単だ。古くなったものをよく観察して新しいものとIdenticalであることを確認したうえで、内部を可能な限りきれいに掃除して、必要最小限の力でスピンドルをねじ込んで作業完了。これで拙宅の浄水器は外見も中身も、数千円で新品同様になったのであった。準備に時間はかかったが、結果にはとっても満足だ。家人の評判も悪くないのがなによりであった。今回は、とりあえず、めでたしめでたし。

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