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2023/01/21   Yamaha TRH10-II [音楽]

2023/01/21   Yamaha TRH10-II



細かいことを気にせずに音楽したいので、最近はTRHを使うことが多い。楽器もポリ仕上げのFender MIJの出動機会が増えている。このセットでシールドを使わずにBossのワイアレスを使えば(私のTRHにはワイアレスがついていない)、お気軽に楽器を楽しむことができる。本当は真空管アンプのリアルな音を楽しみたいのだが、住宅事情のため思い通りには音を出せないのは皆様と同じだ。もちろんいい音で練習することは大切なのだが、たくさん練習することはもっと大切なのでこんなことになっている。それで、デスクトップアンプであるTRHを真空管アンプが載っていた大きなアンプスタンドにちょこんとのせて、自分ができるだけいい音でプレイを楽しめるようにセッティングしている。問題がないとは言わないが、それでも結構恵まれた環境で音楽できていると思う。


そこで、だ。できるだけいい音で気持ちよく弾きたいので、いろいろと設定を弄り回した末にキャビネットシミュレイターを外せることに気が付いた。つまりソフト上でキャビシュミをバイパスするとダイレクト感が増えていい感じになることを発見したというわけだ。実際にやってみればわかるが、こうするとかなり音圧が上がってプレイに対する反応が早くなるのだ。音色はそうでもないが、指に対する反応性が真空管アンプに近づく感じだ。しかしそうすると、音がダイレクトになる代わりにノイズが増えて聞き苦しくなる。そこで今度はソフト的にノイズゲートをかけるのだが、するとまたダイレクト感が損なわれてしまう。ゲームのようなものだ。ハムが付いた楽器を使ってみてもこの現象に変化はない、さてどうしようか。しばらくいろいろやってみたのちに、Yamahaの関連部署に相談してみた。すると即日で返事をくれた。曰く、”実際にやってみたが確かにそうだ、仕様なので仕方がないが、今後改善できるかどうか開発部門にフィードバックしてみます”、とのことで、気持ちがこもった素晴らしい対応だ。私に何か得があるわけでもないし、ノイズが減ったわけでもないが、誠実で納得のいくカスタマーサポートの好例だと私は思った。納得しやすいお返事で、この対応が個人的には大変気に入ってYamahaへの好感度がグンとあがった。運が良ければソフト的にこの問題が改善されるかもしれない、そんな期待を抱かせるような前向きなサポートだった。そういえば、30年以上前に、Yamahaのエフェクターやシンセなんかを無理して購入した時の対応もかなりよかったっけ。ギター型のコントローラーもYamahaだったなあ、あれもよかった。いわれてみれば結構Yamaha製品にはお世話になってきたのだった。現在手元にあるのは大きくてものすごく重いCDプレイヤーくらいで、あまりたくさんYamahaの製品をもっていないのだが、やっぱり音楽関係には強い会社でたいへん信頼できると思った。バイクもいいけどね。今後もこの調子で頑張ってほしいと思った。Yamaha頑張っている、Yamahaなかなかいいね。

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