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2023/02/17    My guitar and lumbago(長文注意、内容空虚) [音楽]

2023/02/17    My guitar and lumbago(長文注意、内容空虚)



Lumbagoって何のことだ?Lumbagoっていわゆる腰痛のことだ。私は日本人としてはかなりの長身であるため、ストラップを使わないと無理な姿勢で楽器を弾くことになる。私は純粋な日本人、つまり純ジャパなので、これを読んでくださっている皆様同様、身長のかなりの部分を胴体が占める。なので座高が1メートル近くあり、楽器を太ももに乗せると背中を左に曲げたりひねったりしないとうまく弾けないわけだ。それでもつい最近までは何の問題もなかったのだが、今はもうだめだ。年は取りたくないというヤツだ。さらに、詳細は避けるが、通勤途上でとあるpolicemanが運転する車に追突された際に頸部と腰部を痛めてしまい、事態はさらに深刻になってしまった。言いたいことは山ほどあるのだが、ここでは腰痛とギターについて書きたい。というわけで、不自然な姿勢で長時間楽器を弾くと、最近は臀部のみならず右下肢がしびれたりすることが珍しくないのだ。これでは音楽を楽しむことができないではないか。なので、背筋を伸ばし、とにかくよい姿勢を保って弾くことを心がけつつ、様々な工夫をしてきた。

話が広がってしまうが、そもそも多くの楽器を抱えている私は、演奏する音楽をある程度絞りこむことによって手元の楽器を数本だけに絞りたいと考えてきた。さんざん考えた末に一時はクラギ一本だけでやっていこうと決め、クラギで自由自在にJazzでもPopularでも弾きこなすプロの門を叩いて勉強したものだった、しかし教室の場所が遠すぎて続かなかったことは今でも残念に思っている。クラギというのは演奏するときに足台を使うのが標準的な演奏方法なのだが、そうすると常に左足をこう、なんというか、かなり高く持ち上げ、さらに腰を若干左にひねりつつ楽器を抱えることになる。これがなんとも腰に悪いのだ。クラシックギタリストで腰をやってしまう人は枚挙にいとまがないだろう。私も例外ではなく、楽器を伝統的な方法に従って正しく抱えるとすぐに臀部や下肢が重ったくなり、そのうちにしびれが出てくる。なので、楽器を傷つけることのなさそうな補助具のようなもの、例えば楽器の下に置くスポンジのようなもの(例:ダイナレット)とか、吸盤で楽器の側板に張り付ける金属やプラスティックでできた補助具(例;ギターレスト、エルゴプレイ)などをいくつも買ってためしてみた。腰椎をまっすぐにして楽器を演奏することが目的だ。何れもよく考えたうえで作られており、使用者も多く、すぐに体に馴染んでうまくいきそうに見えるのだが、そういった補助具を使うと楽器と体の位置や角度が変化するため、なかなか自然に演奏することができない、つまり快適に演奏を楽しむことができないのだ。吸盤をセラック仕上げの楽器に接触させることも楽器フェチの私には耐えられないことだし。慣れればいいのだから暫く使ってみては?というご意見もあるだろうが、何度試してもうまくいかないのだ。それでいったんクラギだけで生きていく音楽生活はあきらめることにせざるを得なかった。頑張っても1時間くらいで腰がうずき始めるからだ。私は知覚過敏なのかもしれない、しかし昔は何の問題もなかったのに。返す返すも事故にあったことが悔やまれる、なんとも残念だ。Policeman許すまじ、、、これは場を変えて書いてみることにしたい。

それで、次に試みたのは、エレキ、それも私が初めて買ったギター、つまりテレキャスだ。こいつは長年手元に置いているだけあって体にいい感じで馴染むことは確かなのだが、座って演奏する場合、ジャックが邪魔でとても演奏できたものではないのだ。仕方がないのでL字型のプラグがついたシールドを買って使ってみたところ(L字がついているもののうち、ごく一部のシールドしかテレキャスには使えないことはテレキャスユーザーなら知っている筈)、多少の無理がないとは言わないが、とりあえずうまいこと楽器に体を合わせることができた。これでめでたしかな、と油断していると、ネックを立てて弾こうとする際に、このL字プラグが右足の太ももに刺さるように食い込んで集中力を削ぐことが分かった。なので、どうもいまいち納得がいかなかった。そうすると、自然と楽器を弾くのがおっくうになってしまう。これではだめだ。それでフルアコに手が伸びる。フルアコだけを一生弾いていくのも私らしくていいのではないか、と思っていろいろとやってみた。もちろん手持ちの楽器は16インチでカッタウェイ付きのもの1本しかないから、こいつで試してみるしかない。手元にある楽器の品質は素晴らしく、何の文句もないのだが、結構重量が重いためかストラップなしではクラギよりも体に負担がかかる。クラギ用のダイナレットやエルゴプレイを流用して使ってみたところ、なんとそこそこいけるではないか。これが私にとっての決定版なのか?そうかそうなのか?しかし楽器の厚みがさほどないので、残念ながら安定が悪くこれでは満足できないことが明らかに。それで以前このブログにも書いたように、宝石のように大切にしていたこの楽器に思い切って加工することにした。だって弾かなければ宝の持ち腐れだからね。それはつまり、美しいタイガーメイプルのボディに小さな穴をあけ、ストラップボタンを増設することにしたということだ。フルアコはスパニッシュスタイルで演奏することが想定されているにも関わらず、ボディのテイル側にボタンが一つだけしかついていないことが多い、というか、それが伝統的なスタイルなのだ。それではストラップのネック側はどこに付ければいいのかといえば、ひもでヘッドに結びつけることになる。上記したように、フルアコのボディは結構重いので、これではネックへの負担が大きすぎる。個人的にはこういうやり方でストラップをかける気にはなれない。確かに若かりし頃にアコギのヘッドにストラップを結びつけたことはあるし、その時にネックに問題が起きるようなことはなかったが、嫌なものは嫌なのだ、今後寿命が尽きるまで続けることでもあるし、さて。とにかく思い切ってフルアコにストラップボタンを増設して肩からブル下げてみたのだが、これが残念ながら全然だめなのだ。穴なんてあけなければよかったよう。重量バランスが悪く、ヘッド落ちすることは裏皮のストラップを使うことで対応できたが、角度をどう変えても、なんとも不自然な感じにでとても長時間弾けたものではない。YouTubeなどで人様の演奏姿勢を拝見していろいろと研究してみたところ、ストラップを思い切って短かくするといいようなので早速やってみたのだが、そうすると今度は右腕が苦しくなって自然に弾けなくなってしまう。さてどうしたものか。Joe Passなどは右足を後ろにずらしてやや不自然な感じで弾いている。Wes Montgomeryなどはヘッドにストラップをかけており参考にならない、GrantGreenは基本的にセミアコを使っているし、、、。さて困った。困り果てた私は、17インチの大きな楽器を買えば何とかならないかと考えて某有名専門店に足を運んでみた。特殊なGASと言えないこともない。フルサイズの楽器を見せていただいたのだが、愛用のストラップを持っていくことを忘れたこともあり、残念ながらはっきりとした結論を出すことができなかった。残念だ。さて、腰痛を抱えた私は、今後どうやって愛するギターという楽器と付き合っていけばよいのだろうか。悩みは深まるばかりだった。

そこで候補に挙がってきたのはなんとご存じストラトだ。ボディの低温側の角を伸ばし、コンターを入れて腹部と肘部のあたりを柔らかくし、ジャックに角度をつけてシールドが体と干渉しないように工夫してある。そんなことはもちろんわかっている、わかっていたのだがこういったシンプルな仕様は真剣に向き合ってみると驚くほど効果的なのだった。テレを叩き台として開発された楽器なので、テレのネガが解消されていることは驚くほどのことではないが、それをシンプルで間違いようのない方法で確実に成し遂げている、、、やっぱりLeoは天才だ!とまたまた大声で叫びたくなる私だ。ストラトなら、各部のバランスがよく考えられているので、多少重い楽器であったとしても、さほど負担を感じることなく長時間肩からブル下げていられることが分かった。さすがLeoの製品だというしかない。

というわけで、Lumbagoに苦しむ私は、しばらくストラトメインの音楽生活を送るしかなさそうだ。皆様ご存じのように、ストラトは対応できないジャンルはないと言ってもいいほど懐の深い楽器だ。一家に一本ストラトキャスター。結局テレに始まりストラトに終わりつつある私のギター遍歴なのだが、それはそれで、満足のいく音楽時間を持てそうだと考えている。

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あ、恐ろしいことに気が付いてしまった。オレJazzmaster弾いたことないや。弾いてみるか、、、。体に楽だっていうしな、、、。
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