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2022/02/01   徒然F30   帰ってきたクロオ(Blackie) [クルマ]

2022/02/01   徒然F30   帰ってきたクロオ(Blackie)



私のクロオが修理から帰ってきた。駆動系の重要部分からのオイル漏れが見つかったので直してもらったのだ。まださほど古くないので保証で直してもらうことができたのだが、国内にパーツがないとのことで油脂なども本国から取り寄せる必要があり、かなり待たされた上での修理だった。修理前後を比べても基本的に大きな違いはないのだが、修理の過程でミッションオイルをほぼ全量入れ替えることになったようで、そのためかMTの操作フィーリングがかなり変化した。するするとギヤが入る感じが減ってカチャカチャとした機械的な手触りが強くなったのだ。角を丸めたドイツ系のクルマに特有のゴムっぽいMTのフィーリングが、直接的なギヤの操作感覚を強く残したイギリス系もしくは日系のMTのフィーリングに近づいたような感じになり、乗っていて結構楽しい。ここまでは小さなマイナスをゼロに戻す話だ。ディーラーメカさん、ありがとう。お疲れさまでした。

さて、これまで何度かディーラーのサービスマンと相談してミッションオイルとデフオイルを交換してみようと提案したのだが、メーカーは交換を推奨しないとのことで、できるだけ交換には応じたくないと言われた。尋ねてみると、交換したことによって機械の調子が悪くなることが結構あるというのだ。しかしクロオは新車から乗っているので、当然ミッション内部には微細な金属の粉がたくさん漂っているものだと思われ、デフに関しても事情は同じだろう。なので、新油に代えてミッションを保護して長い間このクルマを楽しみたいのだが、サービスマンはそうしないほうがいいという。なぜだ。金属の粉は磁石で吸い付けたり、フィルターで濾しとったりして油から分離する方法がとられていることは知っている。しかしどんなに高品質であっても潤滑油的な働きを持たせてあるのなら性能は経時的に劣化するはずだ。メーカーのいう交換非推奨の理屈が私の昭和の頭では分からない。なので、しばらくこの問題を調べてみようと思う。とはいってもドイツ語は大学時代に教授とけんかしてフランス語に代えたため全くできないので、英語と日本語の範囲での調査になるが。ケンカしなければよかったなあ、W教授と。挨拶もしてくれなかったもんなあ、最後は。後悔先に立たずだ。

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