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三鷹 砂場 [日本蕎麦]

2月11日
三鷹 砂場 ざる 大盛り 750円

三鷹付近で雑用を済ませた。ナビに近所のお蕎麦屋さんを探してもらったところ、なんと近くに”砂場”がある!本当か?これは行かざるを得ない。ナビにお任せでまったりと車を転がして砂場に向かう。便利な世の中になったものだ、、、。やや駐車に苦労して、お店に入る。店内は板敷きで、靴を脱ぐように言われた、、、、私はこれが苦手だ。

メニューを横目でにらんで、ざるをお願いする。相談すると、大盛りにできるとのこと。”2枚注文しろ”といわれなくってよかった。女将さんはさっぱりとした応対。早々にお蕎麦が到着。ざるの上のお蕎麦は、やや短めで僅かに縮れている。控えめに”星”が点々と。きちんとした手打ち蕎麦だ。つゆをつけずにそのまま味わってみると、整った奥ゆかしい二八蕎麦。特有の縮れのためか、舌と喉にいつもとやや違った感触が。しかし悪くない。これまでに食べたお蕎麦で言うと、荻窪の本むら庵とちょっと似ている部分があると思った。控えめだが、いいかほりだ。しかし僅かな苦味が感じられるのはなぜだろう。一方のつゆは、透明な澄んだ印象。出汁はよく効いている。醤油の感じもいいのだが、なんとういうかやや弱い。薄いというか濃厚ではないというか。これはいい悪いではなく、好みの問題。江戸前風にお蕎麦のお尻をちょっとつゆにつけてつるつる、という食べ方には向かないが、お蕎麦そのものを味わうためには、このほうが良いのかもしれない。こちらも僅かに遠くのほうで苦味が。このあたりの水の味なのかもしれない。薬味はひりひりするような生きがいい葱。これはいい。それから少量のゴマ、生と粉を混ぜ合わせたかのようなちょっと不思議な山葵。私は最近めんくい活動に基本的に山葵を必要としない。葱は好物だがお蕎麦とは別々に食べることが多い。ゴマはかほりが強いので、個人的にはお蕎麦と一緒に食べることはしない、、、。何のかんの考えながら、お蕎麦を楽しんで食べた。ちゃんとした蕎麦湯を飲んで、満足。30分の、、、いや、今日は20分足らずの幸福でした。

女将さんがお手すきそうだったので、赤坂の砂場との関係など伺ってみたが、特に関係はない、とのこと。しかし初代が昔日本橋で修行をしたそうな。このあたりのお店の女将さん、一見あたりがきついがちょっと話をするととても感じがいい、というタイプが多いように思うのだが、このあたりの文化、というか地域性なのかもしれない。私は嫌いではない。べたべたされるよりもずっといい。ともあれ、私は機嫌よく、お店をあとにした。ナビ任せで見つけたお蕎麦屋さんとしては大当たりだ。

Webで調べると辛口の評価がちらほら。しかし個人的にはなかなかいいお店だ、と思った。ここのお蕎麦はおいしいよ。

良い;地元民ではないので詳しくは知らないが、地元の老舗お蕎麦屋さん。このお店ならではのしっかりとしたお蕎麦の形があるように感じられた。
もっと良くなる;駐車場がもうすこし駐車しやすいといいかな?もっと沢山食べたいかな?
また行く?;Yes
総括;三鷹の老舗お蕎麦屋さん。板敷きの清潔なお店で静かにお蕎麦を楽しめる。駐車場が狭いので、小ぶりな車で食べに行ってほしい。
タグ:日本蕎麦
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