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国分寺 豊年家 [日本蕎麦]

4月11日
国分寺 豊年家 大もり 580円

仕事の合間に時間ができた。今日は良く働いた。”オレには休息を取る権利がある”と、胸を張って言える。周りを見回して、運よくお蕎麦屋さんを発見、自社ビル一階で営業、上階はテナントというパターンだ。迷わず中へ。机や椅子は使い込んであり、床などは掃除が行き届いておらず、やや汚れている。しかし店内に屋台風の屋根や小上がりがありと、開店時の意欲を感じさせる。

ふむふむ、と観察しつつメニューを。もり400円!西のはずれだが一応は都内で、JRの駅前のお店でこのお値段!やはり自社ビル蕎麦は強い。損さえしなければいい、と考えてやっておられるのかもしれない。客としては大歓迎だ。そこで大盛りをお願いして、、、580円だ!これは素晴らしい。労働者の味方だ。うれしくなってにっこりしながらお蕎麦を待つ。

お蕎麦は、、、つなぎ多目の機械うち特有の透明感があるもの。微妙に小麦を感じる。角は丸く、蕎麦はとーーーーっても長い。しかしくんくんしてかほりを試してみると、しっかりとお蕎麦のかほりがする、、、幸せだ。私的にはオッケーだ。つゆは、、、業務用のものか、もしくはそれに少し手を加えたものとみた。味は無難に調っていて美味しいが、なぜだかやや水っぽい印象。お葱はやけくそ風に切ったダイナミックなもの。ピリピリと味は良い。山葵は明らかな粉山葵で、小皿に指でなすなすしたものだ。

そうではあるが、きちんと茹で、水でしめて供されたお蕎麦は、お値段相応、もしくはそれ以上の、心と体を暖かくしてくれるものであった。 お店を出るときに、ご亭主が”又来てください”などといいつつにっこりと送り出してくださった。幸せなひと時であった。

良い;地元の会社員~労働者風の方たちが、スポーツ新聞など読みながら気楽に入れる店。お値段リーゾナブルで量も十分だ ご亭主がのんびりしているところもいい 自社ビル蕎麦はわりと好きだ 本気を出せばすごいお店なのかもしれない

もっと良くなる;お掃除お願いします!(我儘とは思いますが禁煙お願いできるとうれしいです)

また行く?;Yes

総括;脱力系地元密着型お蕎麦屋さん こちらも脱力して訪れたい

4月16日
会議の前にたまたま時間があったので再訪。入り口に”お蕎麦もおつゆも自家製です”とある。なるほど。こりずに大盛りをお願いする。本日はやや年配のお母さんが調理してくださった。前回のお兄さん?より丁寧なお仕事。お蕎麦の印象は前回と同じ。大盛りは、一見普通の大盛りで、たいした量に見えないのだが、なぜかこれだけでお腹がいっぱいになる。不思議だ。大食漢の私が満足する大盛りは、ここのものと葛西の矢打だけだ。矢打のものは見るからに大盛りなのだが、ここのお蕎麦は一見普通なのに、、、。何か秘密があるのか?ともあれ、今日も脱力系お蕎麦を楽しんだ。葱らしい味がする生きのいい葱を堪能して、お葱のかほりを漂わせながら会議に出席した。なんというか、いろいろ”丁度いい”お蕎麦だ。お掃除さえもうちょっとだけしていただければ頻繁に顔を出したいと思った。
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