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萩の露 特別純米 4合瓶 1296円 福井弥平商店 [日本酒]

2016年6月
萩の露 特別純米 4合瓶 1296円 福井弥平商店

いつものお酒屋さんにお任せで選んでもらった。最近は、彼の“売りたいお酒”を買わせてもらうことにしている。お酒の品質は、ある程度以上のものであれば全て呑み手の好みであるから、これでいいのだ。いろいろなところに行ってみたい、というのと同じだ。

封を切ってみる。古風なお酒の薫りが一面に漂う。味を試す前から、酸味を感じさせるような薫りが。純白のぐい飲みに少量注いでみると、期待通りにやや黄色みがかったとろりとしたお酒だ。少量すすってみると、ずいぶんと濃い印象。やはり若干の酸味を感じさせる伝統的な日本酒のスタイルに近いお酒なのか?日本酒のエキスのようにも感じられた。ゆっくりと喉を降りていくお酒が、それなりに強い味と香りを残し、なんだか年季の入った日本酒呑みになったような気分だ。もしくは、昔にタイムスリップしたような気がするというか。ゆっくりと少しずつこのお酒を味わったが、味も香りも“濃い”ので、いつものように大量に呑まなくても満足できる。しかしこのお酒の酔い方は独特で、沢山呑むと翌朝大変なことになりそうだ。古き善き日本を彷彿とさせるような、私的には日本酒らしい日本酒だと思う。オジサンはこういうのも好きだな、と。

また呑む?:Yes
印象    :滋賀県にあるという酒蔵のホームページには「程よい吟香と透明感のある柔らかな旨味が特徴」と書かれているようだが、個人的にはそれよりももっとガッツリとしたところのあるお酒だとおもった。人が手間暇をかけて丁寧につくっている、といった印象。好みにはいろいろあるだろうが、いいお酒であることは間違いない。

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