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徒然 Mazda2 2019/10-1 [クルマ]

徒然 Mazda2 2019/10-1  Mazda2がきた



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ついに我が家にMazda2が来た。小さくまとまったその姿にすっかりやられてしまった。すべてが軽―い。すべてが小さーい。しかしぎりぎり私の巨体を納めることができるし、椅子だってきちんと私の骨盤をたてて支えてくれる。小さなハンドルは頼りない操作感だが、慣れてしまえば問題ない。運転すると全体に華奢な印象を受けるが、丁寧に扱いさえすれば、日本車なので長持ちするのは間違いない。しなやかと言い換えてもいいのかもしれない。小さなABCペダルは確かに体の真ん中に置かれているし、ハンドルだってオヘソの真ん前にしつらえてある。アクセルは私の好きなオルガン式であるが、ブレーキからの距離が遠くてヒール&トーはやりにくい。しかしこれだって慣れれば問題ないだろう。新しいのにシフトがスコスコと決まるのは新鮮な感覚だ。リバースに入れるときにシフトレバーを押し込むのも初めての設定で面白い。走り出してみると、ふわふわとした走行感覚ではあるが、お尻や手から必要最小限の情報はきちんと伝わってくるし、コーナーでだってそこそこ踏ん張ってくれる。上り坂で不用意にアクセルを踏み込むとフロントタイヤが滑りだすのは、FFらしいともいえるし、シャシーの限界が低いといってもいいのかもしれない。ともかく、この小さな車のちょっとぴょこぴょことした走りが気に入ってしまった。1000㌔に達するまでは3000回転くらいで我慢しているが、慣らしが終わって思い切りエンジンを歌わせるのが楽しみだ。何一つ特別なところのないエンジンだが、いい音をさせて軽々と回るのだ。まるでロドスタのようだ。

そうではあるが、いつものF30に身を沈めるとほっと安心するのは隠しようがない事実だ。信頼できるメインの車を持っているからこそ、ちょっと変わった車を楽しむ余裕が生まれるのだろう。この車とも長いつきあいになりそうだ。爺になったらこれ1台でも生きていけるかもしれない、と本気でそう思った。


昨日の出来事なのだが、野球のユニホームを着たメガネ少年が、道路の状況を全く確認することなく、突然自転車で道路を横断しようとして車道に飛び出した。当然横断歩道ではない。それはまさに私のクルマのほんの数メートル前だった。少年に気づいた私はハンドルをぐっと握って思い切ってブレーキを踏む。Mazda2は直ちに反応し、フロントをググッと沈めてスピードを落とす。ギーッというABSの音がしたあとに、クルマはきっちりと停止することに成功し、こんどは私の体が反動で後ろへと飛ばされる。少年はひきつった顔をしてそのまま逃走だ。大丈夫かと声をかける暇もない。落ち着きを取り戻した私は、大きく深呼吸をしながらしずしずと自宅へMazdaを走らせた。Mazda2、ふわふわと漂うように走る印象ではあるのだが、走る曲がる止まるの基本的な機能は結構高いのかもしれない。新車で急ブレーキは避けたいものが、子供を傷つけるよりははるかにましだ。Mazda2の結構良く効くブレーキがヤバい事故から救ってくれた。マジでよかった。野球少年よ、これに懲りて気をつけろよ。
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