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三重県鈴鹿市 清水清三郎商店 作 純米大吟醸 新酒 4180エン [日本酒]

三重県鈴鹿市 清水清三郎商店 作 純米大吟醸 新酒 4180エン


今までおいしく呑んできたお酒がおいしくない。体調のせいなのか?歳のせいなのかもしれない。“舌が変わる”というやつなのだろうか。それで酒屋さんに相談したら台風のせいで酒質が変わってしまった銘柄があるので、半年くらい待ってみたら?などと言われた。それで台風の被害にあっていないと思われる蔵元で醸された好みの有名銘柄を数種類試してみたのだがおいしく感じられず、悲しくなって暫く日本酒の世界から遠ざかっていた。ふらふらと散歩をしていたところ、たまたま某有名地酒屋の近くを通りがかり、思い切って“作”の一升瓶を買ってみた。結構迷って、迷った末に“作”を選んだ。こいつがおいしくなければもうお酒はいいや、などと考えつつ。

幸いにして、これが大当たりの大勝利だった。大丈夫、まだお酒が楽しめる体なのだな、と安心した。このお酒は新酒だが生酒ではなく火入れしてあるとのこと。しかし封を切ってみると生酒もかくや、と思わせるような鮮烈な薫り。葡萄系の柑橘類のようでもあり、おコメのようでもあり。かなりワインの世界に近づけた系の日本酒だ。それでも間違いなく日本酒であると思わせるところはさすが清水清三郎商店であり、前提抜き、理屈抜きでたいへんおいしい。獺祭にほんの少し酵母っぽい彩りを添えて、味わいをもうすこし濃く深くしたような感じと言えばいいのか。基準を獺祭に置くのは失礼かもしれないが、やはりこういった方向性の日本酒の一つの標準となっているので。ともあれ、今日は日本酒がおいしく感じられてマジで嬉しかった。某有名地酒屋では、今後どうしても呑んでみたい銘柄を二つ見つけてしまったので、もうしばらく生きていないといけないな、と思った。


Freshness 4/5
Fruitiness 4/5
Fermented touch 3/5
また呑みたいか  一も二もなくまた呑みたい


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