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徒然 Mazda2 2020/5-3 Speeding4 [クルマ]

徒然 Mazda2 2020/5-3 Speeding4


某国某町を去って数年経ったころのお話だ。幸運にも仕事で同じ場所を訪れることになった。また現地を訪れたくて意識して話をそう持っていったのだが。現地の空気を吸うと懐かしさに胸がいっぱいとなり、空港で大き目の、しかも地元で生産されたクルマを借りた。渋ちんの私にしては張り込んだものだ。

仕事を終わらせて昔と全く変わらない田舎街をまったりと流していたところ、なぜかPoliceに呼び止められる。またまたSpeedingで切符を切られるのかと思って血圧が上がった。しかし慌ててバタバタするとこちらの負けだ。クルマを停めて窓を開け、できるだけ落ち着いてPoliceが話しかけてくるのを待つ。ここでおかしな動きをすると、たまに鉄砲で撃たれることもあるので神妙にしていることが肝心だ。両手はハンドルに。ダッシュボードを開けたりしてはいけない。そうこうしていると、Policeが生真面目な顔をして私のクルマまで歩いてきた。まだ若い中肉中背の男性だ。外見的には結構感じがいい人に見えた。“どうかしましたかOfficer?”と満面の笑みを浮かべて挨拶してみる。“速度は守って走っていましたよ”と、ここで必殺のアルカイックスマイル。車内なので秘儀ペコペコお辞儀が使えないのが残念だ。今日の私は身なりもきちんとしているので何とかなるだろう。微笑みを浮かべつつ内心焦っていると、彼は言った。

<アー、確かにスピード違反はしてないと思うよ>
“そうですよね、それはよかった““私はいつだって安全運転なんです”“それじゃあ行ってもいいですか?”“飛行機の時間なんです”
<だめだ> “え?”“そりはどうして?”
<わからないのか>“すみません”“わかりません”
<信号は見ていたのか>“もちろんですOfficer!”
<目が悪いのか>“そんなことないですOfficer!”“遠くまでよく見えてますOfficer!”
<信号は赤だった>“は?”
<だから信号はもう黄色じゃなくって>“は?”
<ほとんど赤だったって言ってるんだ>“え?”
<ちがうのか?>“いやそれは、、、”
<だから赤だったんだ>“う、、、”
<ちがうのか!> “わかりましたOfficer”“そういうことなら仕方ありません”

ということで信号無視の切符を切られてしまった。現地を離れて勘が鈍ってしまった私の負けということなのだろう。粛々と罰金を払わせていただいた。
某国Driving体験のお話でした。お粗末。

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