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2022/3/27   徒然F30 お年寄りって(私もジジイになりつつあるが) [クルマ]

2022/3/27   徒然F30 お年寄りって(私もジジイになりつつあるが)



私も歳をとりつつあり、朝が早くなった。なので早朝にF30を走らせることも珍しくない。今朝がたも雨露にぬれた愛車を風に当てて乾かしながら、早朝の春の気配を感じながらまったりと道を流した。多忙な毎日の中で、幸せを感じる平和な一瞬だ。通勤する際は、自宅前の細い道から右折して大きな幹線道路に入る際に必要があるのだが、この交差点がどうも危ない。夜間に真っ黒な服を着た男性が無灯火で横断歩道に突っ込んできたり、私が走り出そうとアクセルを踏んだ瞬間にワザとのように車に向かって子供が走り出したり、いわゆるヒヤリハット事例は枚挙にいとまがない。なのでいつもかなりの低速で、左右を何度も確認しながら幹線道路に入るようにしている。しかしそれでは不十分なこともあるようだ。

今朝方早く、いつもの道を右折しようとゆっくり車線を変えたのだが、幹線道路左側から右折して私が走ってきた道に入ろうとしたバイクが目に入った。眼鏡をかけてメットをしていないお年寄りだったのだが、そのひとが何を思ったのか私がまさに走っている車線めがけて近づいてくるではないか。それも結構なスピードだ。私は一瞬頭が真っ白になったが、幸い上記したように速度を必要以上に落として走っていたため、とにかく車を停めた。経験的に、こういう人はクラクションを鳴らすとびっくりしてどこにすっとんでいくかわからないためそれは控え、とにかく“とまれ、とまれ”と車内で叫んだ。正直私も気が動転していたので窓を開ける暇はなかったのでおそらく彼には何も聞こえていないだろう。ぐるぐると手を振り回し、大きな口をあけて“とまれ、とまれ” と繰り返した。パッシングなどするべきだったのだが、お恥ずかしい話、一瞬のことで実際には叫ぶ以外には何もできなかった。男性は体を傾けてコーナーを立ち上がると私のクルマに向かってスピードを上げた。もうだめか、、、と思ったときに彼もなにがおこっているのかようやく気が付いたようで、ぎりぎり私のクルマを避けて、そのまま対向車線を走り去っていった。その後彼が本来走るべき車線に戻ったかどうか、確認する余裕は私にはなかった。とにかく事故にならなくてよかった。ほっとしてしばらく車を路肩につけて頭を冷やし、それからいつもの通勤路をゆっくりと走り始めたのだった。

最近、朝方に多いのだが、ご高齢の方が路上を、それも車に向かって歩いていることが珍しくない。これはシャレにならないのでやめてほしい。しかしが私にはいかんともしがたい。丁寧に避けて走るしかない。自転車も危ない。数日前も、幹線道路で高齢の男性が突然自転車で道路に飛び出して、私はそれを予測して車線を変えたので危ない目には合わなかったが、私のすぐ後ろのクルマが急ブレーキをかけてクラクションを鳴らしまくって怒っていた。しかしバックミラーの中の自転車じいじはにやにやと笑い、むしろ危険を楽しんでいるようにみえた。あのじいじはおそらくこういったことを繰り返しているのだろう、ああ恐ろしい。

私自身も気を付けないといけない。自分自身を常に戒めているのだが、年を取ると運動能力が低下するのは当然であり、仕方がないことだ。受け入れるしかない。しかし頭の中では昔通りに体が動くと信じ込んでいるようなところがあるので、ついつい結果的に危ない行動をとってしまうこともあるのだろう。朝方幹線道路をふらふらと左右に揺れながら自転車で走っているひとは、明らかに高齢の方々が多いのだが、こういった運動能力の低下と自己評価のずれとが関係しているのかな、と想像する。歳をとりつつある私としては、クルマをゆっくり走らせること、体調が悪いときはドライブしないこと、検診の結果を冷静に受け止めて、必要があれば治療をうけて健康を保つこと、などを心がけようと肝に銘じている。

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