2022/08/31 Mazda3 [クルマ]
2022/08/31 Mazda3
以前購入を考えたことがあるMazda3をディーラーからお借りしているのだが、このクルマ、やはりなかなかiいい。結構な距離を走らせてみたのだが、意外なほどどっしり感がある乗り味だ。まあお借りした車がディーゼルエンジンを積んでおり、当然のようにオートマ仕様であることも関係しているのだろう。ロープロファイルタイヤをはいているので乗り心地は必ずしも良くないが、ドイツ系のクルマっぽい雰囲気を感じる。F30ほどフロアの強度はないが、無理をしなければボディのしなりやわななきを感じることはほとんどない。スタイリッシュな外見のこのクルマ、巨人である私を軽々と飲み込み、天井にまだまだ余裕がある。定評がある椅子のつくりはなかなかの出来で、あまり工夫しなくてもいい感じのドライビングポジションを取ることができる。当然ハンドルはオフセットされることなく体の中央に位置していて気持ちがいい。アクセルはやはりMazdaの方程式に従ってオルガン式になっているが、私はこれが好きだ。まあ、Mazdaのクルマに慣れているということもあるのだろう。最初から操作に迷うことなく楽しく走ることができた。小さくはないFFのクルマなので小回りは効く方ではないが、街中を楽しく走ることができたので、クルマのポテンシャルを見極めてみることにした。つまり峠を流してみたのだ。
本当かどうかは知らないが、MazdaはBMWをお手本にすることが多いのだという。室内のつくりなどをしげしげと観察すると、確かに似ているように思われる部分がある。しかし他のメーカーの雰囲気を感じることもなきにしもあらずだ。手元にあるF30は、堅牢なシャシーを礎としたずっしりどっしりとした乗り味なのだが、高速での移動を前提として造られているので、スピードを乗せさせすればちゃんとひらひらするし、峠に行っても大柄な図体を振り回すのは必ずしも楽ではないが、きちんとクルクルしてくれる。さて、Mazda3はどうだろうか？まあF30は苦労して手に入れたMTで、Mazda3はお借りしたディーゼルオートマなので比べるべくもないのだが、鞭をくれてやればクルマとしての潜在的なポテンシャルが知れるであろうと考えた。
それで、お借りした車なので無理がかからない範囲で峠を”やってみた”のだが、私がお借りしたこの個体は、マニュアルモードで頻繁に変速して高回転を保ってずいぶん頑張ったのだが、全体の印象がどうにもこうにも“もっさり”としており、残念ながら峠を全く楽しめなかった。2リットル、もしくは1.5リットルのガソリンエンジンをフロントに積んだ、頭が軽いMazda3ならば印象が変わるのだろうか？そうだといいのだが。このクルマ、車庫入れをして気付いたのだが、ひょっとするとF30よりも大柄なのかもしれない。いつもの立体に入れてみたのだが、慣れないクルマでもあるし、パレットぎりぎりで前後左右に全く余裕がなく、ひやひやしながらどうにかこうにか駐車スペースに納めることができた。そうではあるのだが、同時に、Mazda3の秘められたポテンシャルの高さを見せてもらったような気もした。なによりデザインは大変結構だし、人を運ぶ機械としてもVWGolfに追いついたとは思えないが、全体の雰囲気はいいし、攻めなければFFの癖はあまり感じさせないし、ボディの剛性はそこそこ高いし、内装のセンスはいいし、仕上げは日本車らしくきれいだし。塗装なんかもなかなかいい感じだ。長距離を走っても疲れにくいし、全体として結構いい線言っているのではないだろうか。オプションの選び方によっては値段も必ずしも高くはない。少なくとも私はそう思う。クルマに関しては、現在の2台体制で人生の終わりまでやっていこうと考えているのだが、何かの機会にクルマを買い替えざるを得ないのであれば、NAのMazda3はその候補に入るだろう。その他の候補として、MazdaRoadster、SuzukiJimmy、VWGolf、VWPolo、BMW2、MercedesCなどを考えている。
以前購入を考えたことがあるMazda3をディーラーからお借りしているのだが、このクルマ、やはりなかなかiいい。結構な距離を走らせてみたのだが、意外なほどどっしり感がある乗り味だ。まあお借りした車がディーゼルエンジンを積んでおり、当然のようにオートマ仕様であることも関係しているのだろう。ロープロファイルタイヤをはいているので乗り心地は必ずしも良くないが、ドイツ系のクルマっぽい雰囲気を感じる。F30ほどフロアの強度はないが、無理をしなければボディのしなりやわななきを感じることはほとんどない。スタイリッシュな外見のこのクルマ、巨人である私を軽々と飲み込み、天井にまだまだ余裕がある。定評がある椅子のつくりはなかなかの出来で、あまり工夫しなくてもいい感じのドライビングポジションを取ることができる。当然ハンドルはオフセットされることなく体の中央に位置していて気持ちがいい。アクセルはやはりMazdaの方程式に従ってオルガン式になっているが、私はこれが好きだ。まあ、Mazdaのクルマに慣れているということもあるのだろう。最初から操作に迷うことなく楽しく走ることができた。小さくはないFFのクルマなので小回りは効く方ではないが、街中を楽しく走ることができたので、クルマのポテンシャルを見極めてみることにした。つまり峠を流してみたのだ。
本当かどうかは知らないが、MazdaはBMWをお手本にすることが多いのだという。室内のつくりなどをしげしげと観察すると、確かに似ているように思われる部分がある。しかし他のメーカーの雰囲気を感じることもなきにしもあらずだ。手元にあるF30は、堅牢なシャシーを礎としたずっしりどっしりとした乗り味なのだが、高速での移動を前提として造られているので、スピードを乗せさせすればちゃんとひらひらするし、峠に行っても大柄な図体を振り回すのは必ずしも楽ではないが、きちんとクルクルしてくれる。さて、Mazda3はどうだろうか？まあF30は苦労して手に入れたMTで、Mazda3はお借りしたディーゼルオートマなので比べるべくもないのだが、鞭をくれてやればクルマとしての潜在的なポテンシャルが知れるであろうと考えた。
それで、お借りした車なので無理がかからない範囲で峠を”やってみた”のだが、私がお借りしたこの個体は、マニュアルモードで頻繁に変速して高回転を保ってずいぶん頑張ったのだが、全体の印象がどうにもこうにも“もっさり”としており、残念ながら峠を全く楽しめなかった。2リットル、もしくは1.5リットルのガソリンエンジンをフロントに積んだ、頭が軽いMazda3ならば印象が変わるのだろうか？そうだといいのだが。このクルマ、車庫入れをして気付いたのだが、ひょっとするとF30よりも大柄なのかもしれない。いつもの立体に入れてみたのだが、慣れないクルマでもあるし、パレットぎりぎりで前後左右に全く余裕がなく、ひやひやしながらどうにかこうにか駐車スペースに納めることができた。そうではあるのだが、同時に、Mazda3の秘められたポテンシャルの高さを見せてもらったような気もした。なによりデザインは大変結構だし、人を運ぶ機械としてもVWGolfに追いついたとは思えないが、全体の雰囲気はいいし、攻めなければFFの癖はあまり感じさせないし、ボディの剛性はそこそこ高いし、内装のセンスはいいし、仕上げは日本車らしくきれいだし。塗装なんかもなかなかいい感じだ。長距離を走っても疲れにくいし、全体として結構いい線言っているのではないだろうか。オプションの選び方によっては値段も必ずしも高くはない。少なくとも私はそう思う。クルマに関しては、現在の2台体制で人生の終わりまでやっていこうと考えているのだが、何かの機会にクルマを買い替えざるを得ないのであれば、NAのMazda3はその候補に入るだろう。その他の候補として、MazdaRoadster、SuzukiJimmy、VWGolf、VWPolo、BMW2、MercedesCなどを考えている。
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