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2022_10_09   NS-2 [音楽]

2022_10_09   NS-2



手元の楽器でお気に入りのものがあるのだが、そいつは50年代モデルのストラトなので、PG裏の小さなアルミ板以外はノイズ対策がほとんど施されておらず、演奏していない時のハムが耳障りで、神経質な私としてはどうしても弾き続ける気になれない。しかしボディもネックも大変良くて来ていて、長時間弾いても手も肩も疲れないので なんとかこいつを自分のメインギターとして弾き続けられないかといろいろやってみたのだが、なかなかうまくいかない。PGを代えてアルミ箔を広げてみたり、アルミのPGに代えたこともあったのだが、期待したほどハムが減らなかった。そんなことを繰り返しているうちに木部のネジ穴が怪しくなってきた。今後はPGの開け閉めをするのは最小限にしないと。それでも内部のサーキットに小さな問題を発見したため、それを修正したところ多少はハムが減ったのだが私的には十分ではなく、仕方なくZoomのMulti StompでNGをかけて使っていたが、音の減衰が不自然で我慢できなくなりつつあった。それで楽器を買い足す前にBossのNS2を導入してみた。これまでこういった問題で苦労したことがないため、私はノイズゲートとかノイズサプレッサーなどにあまり造詣が深くない。できれば使いたくないと思っている。なので少なくとも自分でアセンブルした楽器は、弾いていないときはDead silentに仕上げてあった。そういえば、繰り返し購入した、今は亡きBill Lawrenceのシングルピックアップは静かでよかったなあ。ストラトらしい荒々しさは少な目で、オーディオのような整った音だったが、ハムとは完全に無縁であったため、B.L.のPUは大好きだった。B.L製のPUを使ったときはノイズの苦労はしたことが一度もなかったなあ、そういえば。遠い目になってしまう。いまはBillの奥さんが娘さんたちと一緒にPUを作っている筈だ。何度か電話で購入の相談に乗っていただいたが、いまでも元気にしておられるだろうか。もうずいぶん高齢になると思うのだが。

ともあれ、ペダル一つの追加で問題を解決できる可能性がないとは言えないので、やってみることにした。迷うことなく、“困ったときのBoss”を選んでみた。いろいろ面白そうなペダルはあるのだが、迷ったときは国内設計台湾製造のBossを選ぶのが一番安全だと経験的にわかっている。ぽちったNS2は翌日届いたため、早速件のストラトにつないで使ってみた。
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おお、これはいい。楽器の音質はアンプを通す限りにおいてほぼ全く変わらないし、注意深く設定しさえすれば音を長くのばしてもほとんど不自然さを感じさせない。やはり専用のペダルはいいものだ。MultiStompは使えるペダルであることは確かなのだが、特定の機能に高いレベルを求めるのはやはり無理があるのだろう。NS-2は外見に高級感はないが、性能的にはかなり使えるペダルだということがよくわかった。何時間かソロギターの練習をしてみたのだが、不自然な印象はまったくなく、ハムノイズの少ないギターに買い替えたかのような気分にさせてくれた。素晴らしい。しばらくこれでやってみようか。ギターの買い足しはやはりできるだけ避けたいからね。モダンなStratoが欲しいな、というGASに苦しんでいる私なのだった。今回は抑え込むことができるだろうか?
→今回はGAS制圧に成功できた。我ながらよく耐えたと思う。

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