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2023/07/23   楽器の値段が上がっている [音楽]

2023/07/23   楽器の値段が上がっている
いろいろあって、もう一本だけ手軽なお値段の楽器を、と考えていたのだが、どうもうまくいかない。手に入れるとペグが壊れていたり、新品なのに深い傷があったり。苦労していろいろと調べて、人と話したり相談したりして、時間を使ってこれなら、という楽器を購入した筈なのが結局手元には何も残っていない。神様がやめろと言っているのかもしれない。そうこうしているうちに楽器の値段がシャレにならないくらい上がってきた。F社の9万円の楽器が12万円に。B社の30万円の楽器が35万円に。また、私が好きな木であるアッシュの楽器は、もう今後なかなか手に入らないという。どういうこと?私の人生の喜びを奪わないでほしい。資源の枯渇は仕方がないが、物価のシャレにならない上昇は何とかしてほしい。給料は上がらないのに物価が上がって税金が上がって、、、わが愛する日本はいつからこんなことになっているんだろう。戦争のせい?政治のせい?



2023/08/03
いろいろなことがあって、いわゆるGo to guitar、持って歩くための楽器が必要になって、というかそれを言い訳にして楽器を買うことにしたのだが、最近の達郎のお言葉に従って”ご縁とご恩”を大切にしすることにして、私にしては珍しく値段には目をつぶって手軽な楽器を手に入れることに。Fujigenの担当者の方が素晴らしいサポートをしてくださったので、全く同じ楽器が最近突然3万エンほど値上がりしたことをものともせず、その方がしてくださったサービスに対して3万エンお支払いしよう、と考え、なんだか納得してしまったため、迅速に購入に踏み切った。国産でFujigen製。私はなぜかDyna製の楽器は複数手元に置いているので今回はどうしてもFujigenが欲しかった。数日で自宅に届くようお願いしたので、楽しみにしている。通販担当の方のお名前を憶えてしまうほどお世話になってしまったので、この楽器との付き合いは長くなるだろう。楽器には勝手にその方の名前を付けてしまうつもりだ。値段ではなくって人を買わせていただくと、楽器といい関係がつくれるような気がする。そういう買い方をした楽器は、売りに出すこともなくずっと手元に残るものだ。業界にはおかしな人も多いが、真剣に音楽に向き合っている人もたくさんおられるので、私個人としては結構楽天的にみなさまとお付き合いさせていただいている。



2023/08/某日
手に入れたその楽器が申し訳ないが気に入らず困っている。軽すぎるということ、ポリ仕上げの質感がいまいちであること、使われているパーツが厳選されているとは言えないこと、等々、文句の多い私ならではの感じかただ。人様にお世話になって手に入れた楽器なのに失礼じゃあないか。しかし気に入らないものは気に入らないので仕方がない。持ち運びのためのギグバックも吟味したはずなのだが失敗したようだ。クラギの世界にはSuper Light Caseという、韓国製と思われるの定番のケースがあるのだが、エレキの世界にはそういったDefact standard は確立されていない。その後見つけることができたStentor のSEC100というモデルを買えばよかったのだが、KyoritsuのBasicなモデルをポチってしまった。楽器もケースもものすごく使い込んで自分のものにしていくか、手を入れて質を上げていくか付き合い方を考えているのだが、おそらく前者でいくことになりそうだ。もう買い物はやめろと神様が言っているのだろう。今手元にあるお宝を大切に使っていくことにしよう、、、しかしそれが私にできるかどうか、、、。



2023/09/某日
弾いて弾いて引き倒した。弦のメッキがはがれて銅の色が出てくるくらい弾いた。そうしたらこの楽器が好きになった。しばらくこのヒトと付き合っていこうと思う。当面内臓に手を加えずに弾いていこうと考えている。しかしなんか納得いかないなあ。

2023/9/某日
購入時に張られていた09の弦をいつもの10に張り替えて、ネックを調整して、弦高を自分好みに合わせてみた。ビビらない程度に低く、指板のカーブに合わせて細かく調整した。いつもHigh Eの高さの調整に苦労するのだが、というのは、指が伝えてくる感触と、ゲージが示す数値がたいてい一致しないからなのだが、ともかく1時間ほど向き合って自分好みのセッティングが出せたような気がする。今後弾き込んでいくと、さらに弦が落ち着いてくるので、おそらくもう数回微調整をして完成になると思うのだが、まあ85点くらいまでは来ていると思う。ペグはいつものGotohがついているのだが、ロック機構が搭載されている一方で、回転の感触がBasicなものと比べてよくないような気がする、というか、まいていてはっきりと、いつものように気持ちよくない。やはり構造が単純なものの方がいいのではないだろか?さらに、Fujigen製品にしては珍しくナットの切込みが不十分で、とくに高音弦がナットと接するあたりでスムースに動かないため、チューニングとチョーキングの際に音程が安定しない。そういった問題はあるのだが、ロッド調整によってネックの木部とロッドの金属部がいい感じで協力して剛性感を出してくれて、下げきった弦高との相互作用もあって、全体としてまとまりのある生音となり、信頼できる、弾いていて楽しい楽器に仕上がった。ナットは何とかしないといけないけれど、できれば自分でナットファイルとかを使いたくないなあ。Fujigenの楽器には基本的には自分で手を入れたくないのだ、バランスを崩してしまうような気がするから。考えようによるけれども、世界一の楽器工場だからね、Fujigenは。フロントのPUを手持ちの Bardenにかえたいなあ、とか、VとT、それからジャックやコンデンサを、いつもの定番の物に代えたいなあとか、ブリッジをやはりGotohのオクターブが合うやつにしたいなあとか、いろいろとやりたいことがないわけではないのだが、しばらくはOriginalのまま弾いていこうと思う。弾き込めば愛着がわくはずだ。そうでないといけない。そうなってからいろいろやってみようかと考えている。少なくとも今のところは。

手許に複数の楽器をはべらせている私なのだが、一本に絞り込むとするならば、どれを選べばいいのだろう、と何度も考えてきたがいまだに答えが出せない。おそらくTeleか、Full Acoだろうと思われるのだが。多くのマニアが言うように、やっぱりStratが正解なのかもしれない。
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