2023/12/02 Fujigen Telecaster Thinline その後⑥ [音楽]
2023/12/02 Fujigen Telecaster Thinline その後⑥
その後も本気でこの楽器を弾き倒している。いろいろ言いたいことはあるが、大変いい楽器で、実用性という点から評価すると、満点に近い。Fujigenの値上げ前の普通のテレは、今でも市場に流れており、8万エン台で手に入るはずなので、新しい廉価な楽器が欲しい方には是非お勧めしたい。私もあと一本欲しいくらいだ。しかしさすがにもうやめておこうと思う。
使い込んでいると、いろいろなことが気になる。ほとんどの場合フロントPUを使うのだが、Vを絞っていってもトレブリーな感じが色濃く残るので、手を加えることにした。Joe BardenのTwin BladeのPUは、Danny Gattonのために開発した極めてOriginalityの高いもので、TwinBladePUのOriginalであり、専門家の尊敬を集めているようだ。以前はJoe自身が会社を切りまわしていたはずだが、いまは丸ごと売却されてJBEという名前を名乗っている。Customer Serviceは大変Friendlyで体温が伝わるケアをしてくれるのだが、製品の外観が、なんというか、ちょっと雑な感じに仕上がってきているようなので、私の楽器の装着した10年以上前の製品と、おそらく音は違うのだろうと思われる。ともあれ、このPUは外見はともかく、音質的にはVintageよりなので、他のテレ用のハムバッキングPUと比べると、シングルに近い、というか、Originalに近い設定になっているようだ。もちろんノイズは全く乗らず、Dead Quietであるが。
ということなので、Vノブについている、ハイパスFilterを外すことにした。黄緑色のあまり色気のないCapacitorが使われているが、Fujigenのすることなので、音質的にも選び抜かれたものなのだろうと思われる。もしくは、Capをかえても音はたいして変わらないと割り切って、確信したうえで廉価なものを使っているのかもしれない。外見に反して値段が張るパーツである可能性も否定できないが、私が調べた範囲では、そういう可能性はなさそうだ。ということで、ハイパスFilterを外すことにする。何度もPG
を外すとネジ穴がバカになるので避けたい作業なのだが、注意深くねじ穴を探りながらやるのは慣れているし、まあまあスキルは高いと自負しているので何とかなるだろう。PU
を他の個体に移植することも考えて、配線を最短に切り詰める作業はしていないのだがどうしようか。ともかく、気力が充実している朝方に、作業することとしたい。弦を外して、楽器を磨いて、準備万端整えた。
結構大変だった。
こうなっていたんだけれど、、、
こうした。一部の配線を手持ちのものに代えて、ハイパスフィルターをはずす。結構狭いので作業がやりにくいことやりにくいこと、、、、。
外したパーツは、、、
こんな感じだ。お世辞にも高級パーツとは言えないが、きちんと仕事をしてくれていたようだ。ああ、オレのほうは体の節々が衰えているし、時間はないし、結構疲れてしまった。なさけない。しかし傷一つつけないでやり切ったので、まああたりまえなのだが、良しとしようか。
あ、そうだ。アースの引き回し話なのだが、今回はきちんとチェックした。弦アースはリアPUを通してきっちりと取れていたし、PGの裏のアルミ箔もBlace Switghの筐体をとおしてきちんとアースに落とされていた。この楽器はかなりきちんと作られている。正直びっくりだ。特に値上げ前の個体はお買い得と言っていいだろう。テレ好きな皆様には強くおすすめしたい。今後は、ナットの微調整をしたらとりあえず完成かな、、、。
その後も本気でこの楽器を弾き倒している。いろいろ言いたいことはあるが、大変いい楽器で、実用性という点から評価すると、満点に近い。Fujigenの値上げ前の普通のテレは、今でも市場に流れており、8万エン台で手に入るはずなので、新しい廉価な楽器が欲しい方には是非お勧めしたい。私もあと一本欲しいくらいだ。しかしさすがにもうやめておこうと思う。
使い込んでいると、いろいろなことが気になる。ほとんどの場合フロントPUを使うのだが、Vを絞っていってもトレブリーな感じが色濃く残るので、手を加えることにした。Joe BardenのTwin BladeのPUは、Danny Gattonのために開発した極めてOriginalityの高いもので、TwinBladePUのOriginalであり、専門家の尊敬を集めているようだ。以前はJoe自身が会社を切りまわしていたはずだが、いまは丸ごと売却されてJBEという名前を名乗っている。Customer Serviceは大変Friendlyで体温が伝わるケアをしてくれるのだが、製品の外観が、なんというか、ちょっと雑な感じに仕上がってきているようなので、私の楽器の装着した10年以上前の製品と、おそらく音は違うのだろうと思われる。ともあれ、このPUは外見はともかく、音質的にはVintageよりなので、他のテレ用のハムバッキングPUと比べると、シングルに近い、というか、Originalに近い設定になっているようだ。もちろんノイズは全く乗らず、Dead Quietであるが。
ということなので、Vノブについている、ハイパスFilterを外すことにした。黄緑色のあまり色気のないCapacitorが使われているが、Fujigenのすることなので、音質的にも選び抜かれたものなのだろうと思われる。もしくは、Capをかえても音はたいして変わらないと割り切って、確信したうえで廉価なものを使っているのかもしれない。外見に反して値段が張るパーツである可能性も否定できないが、私が調べた範囲では、そういう可能性はなさそうだ。ということで、ハイパスFilterを外すことにする。何度もPG
を外すとネジ穴がバカになるので避けたい作業なのだが、注意深くねじ穴を探りながらやるのは慣れているし、まあまあスキルは高いと自負しているので何とかなるだろう。PU
を他の個体に移植することも考えて、配線を最短に切り詰める作業はしていないのだがどうしようか。ともかく、気力が充実している朝方に、作業することとしたい。弦を外して、楽器を磨いて、準備万端整えた。
結構大変だった。
こうなっていたんだけれど、、、
こうした。一部の配線を手持ちのものに代えて、ハイパスフィルターをはずす。結構狭いので作業がやりにくいことやりにくいこと、、、、。
外したパーツは、、、
こんな感じだ。お世辞にも高級パーツとは言えないが、きちんと仕事をしてくれていたようだ。ああ、オレのほうは体の節々が衰えているし、時間はないし、結構疲れてしまった。なさけない。しかし傷一つつけないでやり切ったので、まああたりまえなのだが、良しとしようか。
あ、そうだ。アースの引き回し話なのだが、今回はきちんとチェックした。弦アースはリアPUを通してきっちりと取れていたし、PGの裏のアルミ箔もBlace Switghの筐体をとおしてきちんとアースに落とされていた。この楽器はかなりきちんと作られている。正直びっくりだ。特に値上げ前の個体はお買い得と言っていいだろう。テレ好きな皆様には強くおすすめしたい。今後は、ナットの微調整をしたらとりあえず完成かな、、、。
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