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Kamakura 2018/4-3 [Kamakura]

Kamakura 2018/4-3


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<本日のルート>
釈迦堂切通  工事は進んでいないようだ、残念だ
逗子マリーナ やっぱり海はいいな いい雰囲気
六角の井   住宅街に突然歴史的な井戸
和賀江嶋   ここに置かれた石が欲しいがグッと我慢
住吉城址   どうしてこんな重要な歴史を持つ土地を埋め立て~開発したんだろう、
       残念だ これが本日のメインイベント
住吉隧道   いい味出している
内藤家墓地  すごい、いつ来てもただただ圧倒される お参りさせていただいた
光明寺    若いお坊さんが鐘をついておられた 高倉健さんのお墓にもお参り

タグ:鎌倉
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徒然FD2 2018/4-2 [クルマ]

徒然FD2 2018/4-2

何となくネットの世界をふらふらとしていたら、BMWのサイトが目についた。日本語のサイトは必要な情報を見つけにくいMazeのようなつくりになっている。何らかの隠された意図があるのか?まあそんなことはないだろうけれども。ともあれ、サイトを隅々まで眺めた私は気付いてしまったのだ。320iのMTを新車で買えることに。

BMWの3シリーズは言うまでもないことだがこのクラスのベンチマークであり、大人が4人しっかりと座れるオーソドックスなセダンで、いまだにFRという伝統的な駆動方式を採用している。320iはまさに私の希望を具現化したかのように、パワーが控えめに設定されたいかにも長持ちしそうなエンジンが積まれており(シリンダ数が少ないのは仕方がない)、エンジンパワーより足回りがはるかに勝っており、車幅もぎりぎり1800㍉に収まっている。さらにさらにビールとウインナーとポテトを食べまくって体格のよい(偏見です)ドイツ人たちを包みこむ余裕があるたっぷりとしたシートが備え付けられ、ヘッドクリアランスにだって余裕がある。おお、これだこれだ。これがオレの欲しい車そのものだ。ごめんよFD2、と考える間もなく、値段を完全に無視してこいつを買う気になってしまった。しかもなんと当家の山の神は、乗り心地さえ良ければすぐにでもFD2と置き換えて可、という。アンタの好きな絶滅危惧種のMTのクルマが無くなる前に買っておけ、などと信じられないほどありがたいコメントを添えて。

本当か?こんなに簡単にFD2を降りてしまっていいのだろうか?

しかし残念ながら、“好事魔多し”の例えにあるように、頑張っても解決できない問題が見つかってしまった。日本に入ってくる320iは、どうも南アフリカ製らしいのだ。全ての320iがそうなっているかどうかは調べ切れていないけれど。こいつは困った。私は頑固爺なので、Hondaのスーパーカブなら日本で作ってほしいし、BMWはドイツで、Jeepならアメリカで作った製品が欲しいと考えてしまう。偏見であることは重々承知の上であるし、生産国の方々には大変失礼な考え方だとは思っている。しかし自分に嘘はつけないではないか。やっぱりBMWはドイツ製のものを手に入れたい。できれば使っているパーツもできるだけ本国製のものを使って欲しいとまで思うのだ。Price tagにつけられたゼロの数によらず、自分的にはクルマにはストーリー性というか、“物語”が必要なのだ。


例えばToyotaなら、私から見ると2000GTや86、CrownなんかがToyotaのクルマ全体のイメージを良い方向に引き上げているように思うし、HondaでいえばF1挑戦の歴史とか、S2000、NSXやTypeRなどが、MazdaならやはりロータリーエンジンとかRoadsterなどが、そのメーカーのクルマが全体として漂わせるイメージを向上させているように思われる。さらに偏見爺であるところの私に言わせると、私の脳内イメージは個人的な想像力を燃料としてさらに広がり、三菱であればPajeroやランエボに加えてどうしてもゼロ戦のイメージを重ねてしまうし、Subaruなら同じようにLegacyと中島飛行機になるだろう。Suzukiの場合は、、、終わりがないのでこの辺でやめておくが、私が鈴木会長の長―い眉毛の熱狂的ファンである事だけは書いておきたい。

ちなみに私がFD2を買ったときは、以前にも書いたが、ゼロ戦をイメージしてクルマを探したものだった。Subaruの羊狼のような小さなインプレッサを買おうとして買いそびれ(売れないので作るのをやめたらしい)、ランエボを買おうと三菱のディーラーに足を運んだところ粗末に扱われて断念、独仏英のクルマ会社のディーラーを散々まわっても得るものが何もなく疲れ果て、Mazdaのロドスタは気に入ったものの私の巨体がキャビンに収まらず涙をのみ、Suzukiに足を運んだ際はディーラーの雰囲気がどうにも気に入らず試乗する気になれなかった(ディーラーの方々すみません)。Suzukiと関係が深いチューニングショップにまで足を運んだが、最終的な決断を下すには至らなかった。

最後に自分としては身近に感じているHondaでFD2に出会うことができてやっと幸せになれたわけだが、走ることだけにほとんど全てのコストが割かれており、ComfortとかPrestigeとかはほぼ完全に“シカト”という潔さに惚れ込み、勝手にゼロ戦を感じてシビレタものだ。自分だけのクルマ、走るためだけのクルマとして割り切ることができれば、当時としては最善の選択だったと思う。“自分が何を欲しいのか”、を明確にすることができれば、クルマ選びは単純明快、簡単なものになると思う。その後のディーラーとのお付き合いには苦労したが、それはまた別の話だ。

もう一つ、私は“もの”との付き合い方として、“その国のものがいい”と考え方を基本にしている。つまり、クラシックギターならスペイン製、エレキやアコギならアメリカ製、三味線なら日本製がいい、というやり方だ。この方法に則ってものを手に入れたり付き合ったりすると、長い目で見て気に入った“もの”が手に入り、結果として“もの”が長持ちする、という、“もの”とのいい付き合い方ができることが多いのだ。さらにさらに、“とっつきが悪くても、虚飾を排した基本的な“もの”を手に入れてじっくりと付き合う、というやり方を取ることも多い。

だからクルマを買うのであれば、その起源に近いドイツ製か、大量生産の先鞭をつけたアメリカ製がいいのではないか、そういった国で作られた、基本を押さえた地味なモデルを手に入れて、気長に付き合っていきたい、と考えてしまう。

話が長くなってしまったが、私的には、BMWのイメージはバイエルンの土地柄に直結しているので、やはり母国で作られたクルマでなければ意味がない、と結論付けるしかなく、結果として一度は降りてしまおうとまで考えたFD2への愛着がさらに深まったというわけだ。やはり自分にとってFD2を超えるクルマはなかなかないもんだ。うん。

タグ:FD2
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