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Mazda 2 [クルマ]

Mazda 2 (DJLFS)

必要に迫られて、Mazda2を購入した。地元で買いたかったのだが担当してくださった営業の方がたまたま苦手なタイプだったため、ちょっと足を延ばして違うディーラーで。クルマはとてもいい。病人の送り迎えに使う小回りの利くクルマを、ということで3ではなく結局2を選んだのだが、とてもいい買い物ができた。担当営業さんありがとう。あとは年季が入ったピットで、きちんと整備をしていただけるかどうかが問題だ。ちょっと不安だ。

まず第一に、小回りの利くいわゆる5ナンバーの車格であること、
ハッチバックであること
次に、6速マニュアルであること、
ガソリンエンジン、できればNAであること、
エンジンが2000㏄より小さいこと
今回に関しては、FFであること、
後ろの席に小柄な女性が二人、快適に乗れること、
椅子が背の高い男性まで使用を想定していること(Mazda2は190㌢まで対応)、
椅子が皮を使用していること、
スタイルがいいこと、
出来るだけ装備が単純でシンプルであること、

などを鑑みて、15MBというレースでの使用を想定したモデルを購入しようとしたのだが、試乗してみたところFFらしいちょっとちょこまかとした走りが気に入ってしまった。ディーゼルもディーラーの好意で試乗させていただいたのだが、こちらは走りに高級感は漂うものの、FFなのでただでさえ重いフロントにディーゼルエンジンを積み込んであり、走ってみると前が重すぎる。ガソリンモデルは非力だが、私はエンジンをけっこう回して乗るのでそれでいいのだ。こいつは10年くらいは付き合えそうだ、と判断し、ちょっと張り込んで上位モデルを買うことにした。しかし今回の年次改良で“全部入り”のようなトリムを買わざるを得なくなってしまった。Mazdaは本気でブランドを高級化させようとしているようだ。こいつを手に入れると愛するF30に乗る機会が減るかもしれないが、大きな問題さえ起きなければ、この2台で死ぬまでやっていけるような気もしている。Mazda3のように、世代が新しくなったクルマを買いたかったのはやまやまなのだが、気になっていたフォグ周りの造形とか、天井の消音材の厚みとか、自分的には的を得た改良のような気がしている。

全体から受ける印象はやや高級になっているが、バランスは年次改良前の方がいいように思う。まあ自分自身、バランスの悪い人間なのでこれでいいかな?

ころころとMajorな変更を繰り返さず、年次改良でクルマを作りこむやり方、
ドライバー中心のクルマ作り、とくにハンドルをオフセットさせないこと、
いたずらに新しい技術を盛り込まないこと、
人間の手でクルマを作っている雰囲気を出そうとしていること、

などなど、現状のMazdaは、わたしにとって大変好ましいクルマ会社に見える。
今後もこの調子で頑張っていただきたい。
ディーラーのピットがもう少し清潔だといいなあ、、、。
ただし整備士は全員ベテランで、長期間同じディーラーに努めている方々だというので、そこに期待している。


タグ:DJLFS mazda2
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Mazda 3 [クルマ]

Mazda 3

試乗したMazda3は結構印象的だった。何といってもドライバーズシートからの眺めが最高だったのだ。 正直言ってBMWのオーナーとして、細部が“BMWクリソツだな”、と、嫌な感じもしたのだが、無駄がなくシンプルな運転席周りは視覚的なノイズが少なく、運転に集中できるようにしつらえられている。そういえばFD2もそうだったっけなあ、、、。ああなつかしい。

現在の愛車であるF30はとてもよくできており、乗るたびにどんどん好きになるスバラシイクルマなのだが、運転席周りには様々な装飾やら照明やらがちりばめられており、Mazda3と比べてみるとゴチャゴチャした、と言ってもいいような雰囲気。3は日本車らしく、よく言えば繊細、悪く言えばチャチな作りであり、どこもかしこもがっしりと作りこまれたBMWとはクルマ作りに対する基本的な考え方が違うように思われるのだが、内外装のデザインそのものはシンプルで高品質、強い意志に基づいた一定の形式に基づいて作られており、ブレを感じさせない好ましいもの。

F30に乗っていてMazda3を思い出すなんて、、、、。Mazda3はマジで名車なのかもしれない。私のように買い足しや買い替えを考えている方は、Mazda3、お勧めです。私はMazda2を買ったけどね。

タグ:Mazda3
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徒然F30 2019/7-1 Fuyaoのガラス [クルマ]

徒然F30 2019/7-1 Fuyaoのガラス

工業製品の製造については国際的な分業が進んでおり、純粋な国産製品などというものはもはや存在しない、ということはわかっているつもりだ。かつての愛車であったHondaのFD2だって、内部の部品にはアジア製のものが結構沢山採用されていたっけ。だから国産車と言っても昔のように全てを国内の製造業が担っているわけではなく、日本の自動車会社がコンダクターのような立場で作ったクルマ、ということになるのだろう。しかし魂であるエンジンまで外国で作って、、、というクルマなど、個人的には国産車とは呼べないと感じてしまうのだが皆様はどうだろうか、さて。

BMWはそういった意味で、ドイツで設計~製造されているクルマなのだが、やはり採用されているパーツは世界中から集められているようだ。それらは全て、BMWがきっちりと吟味した良品であると信じたい。今朝方の通勤中、いつも通り機嫌よくドライブしていたのだが、何気なくサイドウインドウを見てみると、BMWの見慣れたプロペラロゴに加えて、なんだか怪しげなFuyaoというプリントがあるではないか。これはつまり中国や韓国あたりの漢字を使う国でウインドウガラスが製造されているということではないだろうか?正直ちょっと悲しくなってしまったのだが、まずは事実を知ることから始めるべきであろうと考えて調べてみた。するとすぐに答えが出た。

世界の自動車に使われるガラスの4割くらいは日系企業の手になるものなのだが、Fuyaoという中国の会社がどんどん存在感を増しており、世界中で使われる自動車用ガラスの2割程度がFuyaoで作られているというのだ。飛び石で割れたBMWのウインドウを何度も見たことがあり、どうもBMWのガラスは弱いようだという偏見を持っていたのだが、私のクルマのウインドウも中国で作られていたとは、、、。ガラスとしての品質は複数の工業規格を満たしているため問題ないものと思われるが、やっぱりちょっと悲しい。ドイツ製、もしくは日本製であればよかったのに、というのが正直な私の気持ちだ。だってクルマには“物語”が必要でしょう?そうでしょう?心が狭い私の愚かな偏見だと頭ではわかってはいる。同じものを先進国で作るとコストがかさむため、中国製のウィンドウが採用されたのだろう。現在の中国を発展途上国と呼ぶことは事実と照らし合わせるとどうなの?という議論の余地はここでは取り上げないこととしたい。ともあれ、国際化の波は既に我々庶民の生活の至る所に押し寄せており、個々人の好みでそれを避けることはもはや不可能なのだ、残念だ。

中華パーツを堂々と身にまとったF30なのではあるが、それでも私の寵愛は損なわれることなく、今日も機嫌よく職場に到着したのであった。

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Mazda 2 2019/7-1 [クルマ]

Mazda 2 2019/7-1

Mazda2が我が家にくるのを楽しみに待っている。
病人搬送用とはいってもクルマは楽しく買わないと。
本当に楽しく待っているのだ。

私は6フィートを超える大男であり、我が愛する日本で暮らすともろもろ差支えがある。背が高いと言っても西欧人の血が混じっているわけではないので、身長のほとんどは胴と首だと言ってもいいだろう。欧米の空港のトイレで西欧人と並んでも引けは取らないが、お尻の高さがずいぶん違う。ちょっと悲しい。ちなみに大事なところを彼らと現場で比べたことはない。一生遠慮しておきたいと強く願っている。さて。

若かりし頃、私は本気でミニが欲しかった。職場の先輩が乗ってみなさいといってキーを貸してくれた時はだから、本当に嬉しかった。喜び勇んで駐車場に赴き、赤茶色に輝くそのクルマに乗り込んだ私は、数秒後に悲しみのどん底に叩き込まれた。背中を伸ばしてクルマに乗れないのだ。たまたまそのクルマにはサンルーフがついていたので開けてみたところ、私の頭は天井を突き抜けて鼻の先まで外気に吹かれることになった。絶望して先輩にキーを返したことは今でも記憶に新しい。小さなコミューターが好きな私は、その後も懲りずに実用性を全く考えずにスズキのツインを買おうとしたり、トヨタのiQに食指を動かしたりもした。スバルのR1もかっこよかった。メルセデスのスマートだって見に行った。私はいつだって本気なのだ。しかしどのクルマも私の座高に拒絶されて結局手元に置くことにはならなかった。残念だ。

今回クルマを買わざるを得なくなって、自分の喜びはどぶに捨て、道具として信頼性が高いと思われるHondaのFitやToyotaのVitzなどをチェックしてみたのだが、実用性第一に考えられており、クルマとしての魅力が私にとっては乏しかった。しかしMazda2に乗ってみた瞬間に気づいてしまったのだ。これは私が長年欲していたが手に入らなかったクルマそのものではないだろうか、と。それで当初は最小限の装備のクルマを買い、必要が無くなったら誰かに譲ろうと考えていたのだが、その後考え方を大幅に変えることにして、自分にとって理想に近いパーソナルコミューターを、あまりお金のことは考えずに買ってみて、気に入ればしばらく一緒に暮らしてみることにしたのだ。もちろんF30と一緒にだ。おカネはかかるが、お酒を減らせばいいかな、やめちゃえばいいかな、などと考えている。

Mazda2は小さな小さな車だ。2+2のような造りで、後席にはあまりスペースが割かれておらず、見ようによってはパーソナルコミューターそのものといってもいいだろう。巨人である私の傍らに佇むMazda2はまるで小さな小動物のようであり、なんだかとっても愛着がわくのだ。まだ手元にないけれど。私の生活にMazda2が仲間入りする瞬間を、長い頸をさらに長くしてニコニコと待っている最近の私なのであった。

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