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奈良の大仏さま: [雑文]

奈良の大仏さま:

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シャレにならないようないやなことが続く。こういう時は圧倒的な存在に会いに行って、小さな自分を客観視することが必要だ、というか自分はそうしている。40年ぶりに奈良まで足を運んで大仏様に会いに行った。南大門の金剛力士像は圧倒的で、大仏様はなんだかつるりとしていたが優しく私を迎え入れてくれた。心のさざ波が落ち着いたような気がして、日本人でよかったと思った。もうしばらくがんばれそうだ。

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徒然F30 2021/10-2 [クルマ]

徒然F30 2021/10-2


二輪のワークスライダーで、何度も大けがをしながら世界中を転戦した方とお話しする機会があった。エンジン付きの乗り物が大好きな私は、こういった方を無条件に尊敬してしまうため、何度かお会いするうちになんとなく仲良くしてもらえることが多い。ありがたいことだ。

先日その方が私に何のクルマに乗っているのか突然お訪ねになったため、素直に直列4気筒のBMWセダンに乗っているとお話しした。マニュアルシフトであることも伝えたのだが、彼はあまりいい顔をしない。やはりBMWなのに直列6気筒ではないことを怒られちゃうのかな?と思ったのだが、そうではなかった。彼が言うには、銀座にハイヤーを配送するような会社がBMWの上位機種を採用したところ、次々に車両に問題がおきて長持ちしなかったという。“やっぱり独車に乗るならメルセデスかポルシェでしょうかねえ”、と伺ってみたところ、彼は腕を組んで渋い顔をして首を横に振る。そしてまじめな顔をして、我々日本人が外車を新車で買うのなら、アメ車を選ぶべきだという。初期不良がなければ整備をしながら30万㌔くらいは普通に乗れると重ねておっしゃる。マジか?ためらいがちに伺ってみると、彼は今もアメ車を愛用しており、距離を重ねながら毎日楽しく愛車を“転がしている“とのこと。実際30万㌔以上走行距離を重ねているとおっしゃる。びっくりだ。

彼は国内の自動車会社と深い関係にあるため、最後のクルマはその会社のものを選ぶと言っておられたのだが、私から見るとそれは日本人としてたいへん正しい態度だと思われ、彼のことがますます好きになった。翻って専門家が長持ちしないと評価するBMWの主力車種の一つであるF30を愛用している私はどうしたらいいのだろう。私に迷いはなく、答えは簡単だ。今手元にあるクルマ、F30を最大限楽しく乗り回してあげればいいのだ。最近のBMWJapanの体制に多少なりとも問題があり、サポートに不安は感じるが、F30それ自体は結構いいクルマだ。私は自分のクルマにほぼ完全に満足している。なので、無理のない範囲で手元にいるF30を精一杯可愛がって、このクルマとの時間を最大限長く楽しみたい、と考えている。

タグ:F30
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