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2022/09/12   悪魔の恩寵 [雑文]

2022/09/12   悪魔の恩寵



私のような書字中毒者にとって、Amazon Unlimitedというのは麻薬のようなものだ。必ずしも読みたい本が手に入るわけではないが、月に1000円で読み切れない量の活字が手に入る、天国だ、というべきか、悪魔の恩寵だ、というべきか。しかし最近気が付いてしまったのだ、Kindle本の期間限定の廉価販売というものがあることを。実は思い立って石原慎太郎の本を一冊買ってみたのだが、どうもしっくりこなかったのでKindleのデータを買おうとWeb上を散策してみたところ、約200円で一冊のデータが手に入ることが分かった。慎太郎が最近亡くなったことと関係しているのだろう。これは素晴らしい。さっそく数冊買いこんで読み狂っているのだが、頑固おやじの話を聞いているようで大変面白い。私にとって読書に勝る幸せ(ほとんど)なし、実際読書することで酒量も減っている。

神田の古本屋で100円を投入して古本を買うのもいいものだが、本に血がついていたり、甚だしきは鼻毛が植えられているようなこともある、つまりリスキーだ。データを購入する際は、広いPCの画面とか、愛用しているAndroidで読むことができるので、安全安心、ママもこれならオッケーさ、というわけである。沢山データを購入してみると、私は、著者と出版社には大変失礼だが、昔出版された本の価値というのは数百円程度が望ましい、と思っているようだ。ということで、本日も読書にいそしむ私なのだった。起きていられなくなるまで読み続けてから眠ろうと思う。本日はなんとお酒ゼロだ。

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