徒然F30 2021/2-3

徒然F30 2021/2-3

営業さんは甘いマスクの青年で、とても感じが良い。上品で、いかにもBMWの営業さんという感じの人だ。しかし残念ながら、私を担当してくれたフロントの方がどうにも好きになれなかった。おそらくメカを長くやった方で、BMWに強いプライドを持っておられるようで、“BMWはいいですよね”と何度も言っておられた。仕事にプライドを持つことは大変いい事なので、気持ちよくお話を伺っていた。しかし“大変だ大変だ”と多忙であることを客にひけらかすのはどうかと思った。また、この方はクルマのあつかいがぞんざいで、まるで自分のクルマのように客の車を扱う。短時間預けただけでも、シート、エアコン、ハンドルやその他の設定を自分に合わせて変えてしまい、車を納めるときに元に戻すつもりは全くないようだった。なのでクルマを受け取ると、数分かけて全ての設定をやり直す必要があった。これはおかしくないか？また、予約した時間に車が準備されておらず、水をかけて埃を流し、びしょびしょのまま車を渡されたこともあった。一番嫌だったのは、車のドアのハンドルに爪を立てて傷だらけにされたことだ。怒鳴りそうになったがこの時は我慢した。本当はあのとき怒鳴り散らすべきだったのだ。どうして我慢してしまったのだろう。仕方がないので営業さんに話をして、担当を外してほしい旨やんわりとお願いした。すると、タイミングよく“彼は異動になりました”とのことであった。当然だろうと思う。他の客からも苦情があったのではないか？どんな団体にもいろいろな人がいると思うのだが、客を雑に扱うと、結局自分に帰ってくるのではないか？個人的にはそうあるべきである、と信じている。