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徒然F30 2021/2-5 [クルマ]

徒然F30 2021/2-5


それでディーラーに戻って傷ついた我が愛車と対面したのが、鼻づらが醜くひしゃげてしまっている。悲しくてちょっと泣きそうになる。まるで別人のようだ。担当したメカがクルマを出そうとリバースに入れたつもりで前進してしまったんだろう。素人なのか?まずつぶれた鼻面を写真に収めた。工場長?はきちんとした見かけの人で人当たりはよく、型通り謝罪してくれた。何とか許そうと努力したのだ私は。しかし実際に誰がやったのかは語ろうとしない。失敗した本人が直接客に謝罪するべきなのではないか?礼を失しているように感じた(あとでわかったことだが、どうも日本の人ではなかったようだ)。むっとした。しかしそれでも切れることなくかなり頑張って彼の話を冷静に聞いた。大したことがないのできれいに直るとおっしゃる。たいしたことがない?ふざけるな。丁寧にここまで慣らしを続けてきた客になんだってそんなことが言えるんだろう。この人は人の気持ちがわからない、状況判断が甘いヒトなんだろうと確信。見かけはいいんだけれど内容はダメみたいだ。その後どうしてクルマをきちんと動かせないような素人に私のクルマを触らせたのか、と、確か問い詰めたように記憶しているのだがその時にも返答はなかった。やはり失礼なのではないか?失敗したときは誠心誠意謝罪したおすことが日本人の基本だろう?それで私はバンパーやボンネットなど、すべてのパーツを新しいものに代えるよう要求した。そうすることで落とし前をつけて何とか彼らを許してあげようとしたのだ。すると工場長?は、現場の判断とやり方でやらせてほしい、間違いなくきれいに直るからとの一点張りであった。このあたりで頭に来てしまい、頭に血が上って話がだんだん上の空になってきたところに“そんなことは上司が許さない”などという言葉が。それでもう私は内的に切れてしまった。若い頃のように暴れるわけにはいかないので、“素人のようなメカが私のクルマを触った”“謝罪してるようには聞こえない”“どこを向いて仕事をしているのか”“きちんと責任を取りなさい”と語気荒く言い募ってしまった。そしてついに、我ながら過激だったのだが、“客の新車を傷つけるディーラーなど聞いたことがない”“新しいクルマに代えるように”と怒鳴りつけてしまった。まあそこまでやってはくれないだろうが。本当に悲しかったし、ぬるい仕事をして謝罪もきっちりできないディーラーにはマジで腹が立った(悲しくなって文章が乱れてきたが)。しかし暴力をふるったり物を壊したりはもちろんしなかった。おやじだからね。それでもわらわらと人が集まってきて私をとり囲み、なんとかその場を収めようといろいろなことを言うのだが、結局自分たちのやりたいように直すことで納得しろと主張しているだけのように私の耳には響いた。目につく人の顔、机、いす、壁、叩いたり蹴ったりするのを何とか我慢して、声もできるだけ低くして、“何ができるかよく考えろ”と吐き捨てるように言って、鍵を机の上に叩き付けて椅子をけった。お茶とかコーヒーとかも出てきたがすべて断り、代車も当然のように断り、風が吹きすさぶ寒い道路を2時間ほど歩いて頭を冷やしながら帰宅した。あれで正しかったのだろうか。しかし2時間歩いても私の頭はまったく冷えなかった。“肝が煮えた”一日だった。ディーラーとは当然縁を切るつもりだった。

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久しぶりの楽器店めぐり [音楽]

久しぶりの楽器店めぐり

本日の収穫。一度は行ってみたいと思っていたフルアコ専門のWalkinという渋谷のお店に足を運んだ。通だけが通う秘密のお店という感じでなかなかいい雰囲気。清潔感は少なめだがまあJazzの店なのでいいだろう。今手元にある楽器よりすこし大きな国産の楽器をみせていただいたのだが、すごくよくできている。さすが寺田楽器の製品だ。しかし私見では全体的に強度が少し足らないので、持ち歩くときは気を遣う必要がありそうだった。値段を考えると望外の品質で、素晴らしい楽器だった。しかし購入するには至らず。

更に足を延ばして池袋のFujigenに。ここはあの有名な長野県のFujigenの直営店だ。なかなか見つからず何度も周囲を歩き回って何とかお店を見つけることができた。さすが直営店、店内はきちんと整理されており、清潔。試奏をさせていただいたのだが、なんと防音室がしつらえてあった。弾かせてもらったフルアコは手持ちの楽器と同じ16インチのものだったのだが、作りは完璧でとてもよくできている。ツアーにも耐えられそうなきっちりとした作りこみ。日本製ならではの品質だと思った。やっぱ日本はいい国だよ、ほんと。Fujigenの楽器であれば、店頭で直接選ばなくとも満足できるものが通販で手に入るのではないか?一回買ってみようと考えているのだ。しかしやはり購入するには至らず。トップが合板であることが気になってしまったので決断できなかった。そもそももう楽器は増やさない筈だったのにこれはもう病気というしかない。

楽器屋さんに足を運ぶことは絶えてなくなってしまったが、今日は久しぶりに見てみたいと思っていた楽器そのものを手に取って直接みることができて幸せだった。放置してしまった家族にもおいしいごはんを買って帰った。満足度の高い一日だった。

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