SSブログ

Yamaha SA レストア① [音楽]

Yamaha SA レストア①



Day1 楽器を受け取る。大切に持って帰ったが、ハードケースの表面に張られたビニルレザーがベニヤからはがれつつあり、全体からかび臭いにおいが。椅子に乗せて持って帰ったのだが、クルマの内部は大丈夫だろうか?ウェットティシューで拭き上げてみたが、黒というか黄色というか、いつまでたっても汚れが取り切れない。表面が濡れてしまったので30分ほどで終了。乾くまで待つ。



Day2 前回の続きを。同じようにウェットティシューで拭き上げ。きれいになっているはずなのだが、なかなかきれいにならず、いつまでたってもティシューは汚れたままである。何が起こっているんだ?しかしカビのにおいは多少収まっているように思われる。いい加減表面が濡れてしまったので、疲れ果てて終了。カビが取り切れるということはないだろうな、と思われる。はがれたビニルレザーの貼り直しをしなくては。それから、仕上げにアルコールで除菌してみるつもりだ。時間がかかるし汚いし、つらい仕事だが前向きに楽しみたい。小西だったかのボンドをAmazonで買おうかな。あいつでビニルレザーを貼りなおしたい。待ちきれずケースを開けて楽器本体を見てみたが、状態は悪くない。しかし指板はなんだかドロドロしており、触るのもおぞましいくらいだ。この先が思いやられる。不潔嫌いの私にやれる仕事なのだろうか、、、。弦も緩められずに張りっぱだったようで、つまりオーナーの楽器に対する愛情はもう尽きていたということなのだろう。ケースのかたを付けたら、次はようやく楽器本体だ。弦を外してブリッジ、テイルスピース、ペグに取り掛かる予定だ。木部は少しゆっくりやったほうがよさそうだな。しかしこのギターケース、よくできているが臭いしべとつくし付き合いたくなくなってきた。数万円でよさそうなケースを見つけたので、あきらめてしまいたいのだが、これはレストアなんだ、価値がある古いものなんだと自分を鼓舞してもうしばらく頑張ろうと思う。最後までたどり着けるだろうか?


ペグの分解方法がわかった。Web上に先人の教えが乗っていたのだ。なんともありがたいことだ。ホットメルトでペグの裏の飾り蓋、金属カバーに木片を張り付ければ、飾り蓋が簡単に外れるというのだ。こいつを外すことさえできれば、内部のウオームギアの清掃と給脂ができる。日本製の精度が高い筐体なので、メンテを怠らなければおそらく長く使えるだろう。ペグを買い替えることも考えていたのだが、古い楽器なのでオリジナリティを大切にしてレストアに臨むこととしたい。内部のサーキットなんかも、できるだけオリジナルを生かしたいと考えている。こんなことをしていると、やはり楽器を一から育てたい気持ちが、、、、新しいのが欲しいなあ。臭いのや嫌だなあ、、、。やっぱりTokaiがいいかなあ?だめだなこれじゃあ。とにかくこの楽器は、レストアが目的なので、時間をかけて楽しみたい。なので、手持ちの楽器を数本売りに出してみた、、、。売れるかどうか。我ながら言動にまとまりがない。何とかしないとね。
タグ:Yamaha SA
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽